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第一部
26.守護の結界
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ルキウスは理由なく人を殺めたり無体な事をせぬのかもしれぬが、それは貴族に対してのみなのだろうな。
奴隷を物のように扱っているしな……。
勿論、私の事も物のように扱ってくるし……はぁ、まあ貴族と、平民や奴隷の扱いが違うくとも仕方がないのは理解は出来る。
ルイーザも元は平民だしな。
私はそう溜息を吐きながら、踏まれているルキウスの足の下から這い出した。
「はあ。人を殺める事が悪い事だとは言わぬ。現に私だとて、過去大勢の者を殺した。マルクスの前に立ちはだかる者を容赦なくだ。故に、何が悪で何が正義だと問うつもりなどない。だが、息をするように暴力を振るうな」
「なんの話だ?」
「だから、私への暴力を改めろと言っているのだ!」
突然の私の言葉にルキウスは訝しげに私を睨んだので、私は私をもっと労り、大切にしろと叫んでやった。
「ぐっ」
「己に与えられた責務を全うせぬ者が、己の立場を主張出来ると思うな、愚か者」
叫び終わると共にルキウスに背中を蹴られて、よろけてしまった私はルキウスを力一杯睨んでやったが、ルキウスは冷たい目をしたまま、気にも留めていないようだ。
「…………今日は失敗したが、普段は真面目に正妃教育を受けているつもりだ。失敗ばかりを指摘するのではなく、そういった普段の頑張りにも目を向けなければ、育つものも育たぬぞ。私は褒められて伸びるタイプだ」
「何だ? 優しくされたいのか?」
「ちょっ、ちょっと待て! 何故そうなる!?」
優しくされたいのかと聞きながら、何故私を壁際に追い詰め、腰を抱くのだ。此奴の頭の中は色事しかないのか?
何故、優しくのイコールが性行為なのだ。理解ができぬ。此奴の頭の中はどうなっているのだ?
「やりたいのだろう?」
「違う! 日常から優しくしろと言っているのだ! そのような一時的な優しさなどいらぬ!」
私が憤慨すると、ルキウスが何やら考え始めたので、私はこの隙に研究部屋へと逃げようとすると、腕を掴まれ阻まれてしまった。
「正妃教育において、全てにおいて良い評価を取れ。然すれば、1日くらいならば優しく接してやっても構わぬ」
「……………」
「返事は?」
「そのような大変な苦労をして、何故1日限定なのだ? おかしいだろう! ずっと優しくしろ!」
私が溜息を吐いて、椅子に腰掛けると、ルキウスがくだらぬと言ったので、私は更にムッとした。
「くだらなくなどない」
「優しくして欲しければ、私に服従を誓え」
「……心地よく優しく愛してやるとかいうやつか? はんっ、そんな事は信じられぬ」
私が鼻で笑うと、ルキウスに鼻を痛いくらいに摘まれ、私はジタバタと暴れ、申し訳ありませんでしたと謝らされた。
「私は己の手の内に入って来ぬ者に情けをかけてやる程、慈悲深くはない」
其方に慈悲がないのは、もう知っている……。
私は心の中で頷きながら、ふと思った疑問をつい口にしてしまった。
「ルキウス……其方……、まさか寂しいのか?」
支配者というものは孤独なものだが、ルキウスは特に孤独だろう。誰も信じず、誰にも弱味を見せられぬのだから……。
このように自室にいる時でさえ、心から寛いでいるのを見た事はない。常にピリピリした雰囲気を持ち、常に警戒を怠っていない。それでは、心は荒む一方だろうな。
マルクスにはルチアや私たち仲間がいた。私たちの前では皇帝の顔ではなく、1人の人間に戻っていたように思う。
ルキウスには、それが出来ないのだろうな……。誰も信用出来ないのだから……。
「はっ、くだらぬ事を」
「ルキウス、真面目に答えろ。もしも、私が其方にとって信用出来る者になれば、私たちは何かが変わる事が出来るのか? 其方は、私に暴力を震わず、お互い信頼し、寄り添う事が出来るのか?」
「さあな」
ふむ。どうすればルキウスのひねくれた性格を多少マシに出来るだろうか……どうすれば安心を与えられるだろうか……。
私が張った結界は外からの物理攻撃なら防げるが、中にいる場合は物理攻撃を防いではくれぬ。攻撃魔法なら弾くが……まあ、対魔法使い用というやつだ。
何の為かというと、念の為だ。私以外に魔法を扱える者が、万が一私が不在の時に来ても、皆を守れるようにと考えた結果だ。
まさか……中で本来身内である同じ皇族から命を脅かされる事が起こる事を想定していなかった。
外から来る者に関しては、悪意や敵意を持ち攻撃するつもりで入ってこようとした場合、弾かれる仕様だが、元々中にいる者については無意味だ。
私は愚かだ……陰謀や裏切りは中からこそ、起きるのに……。
だが、現在の城の主はルキウスかもしれぬが、あの時点ではそうではなかった。そう思うと……どちらにしても防げなかったのだろうな……。
「ルキウス……、結界を張り直すか……」
「なんだと?」
「まあ、厳密に言えば、今の結界を解く事は出来ぬので、上から足らぬものを補い構築し直すという形にはなるのだが……、それでも少しはマシだろう?」
現皇帝が眠っているせいか、結界はルキウスを現在の城の主と認識している。これに、物理攻撃を弾くものを足し構築し直せば……。
「其方のような愚か者に、そのような事が出来るのか?」
「む? 失礼な事を言うな。この結界を張ったのは元々私だぞ」
「だが、解く事が出来なくなっているのだろう? それなのに構築し直す事が出来るのか?」
「…………………」
ん? 出来る……出来るよな……?
だが……ルキウスの言う事は尤もだ。解けぬものを構築し直す事が出来るのだろうか……?
「ルドヴィカ?」
「ちょっ、ちょっと待て!」
試しにやってみよう。えーっと、守護の魔法陣と物理攻撃を感知した場合、それを弾く魔法陣。あとは……私は思いつく限りの魔法陣を組み合わせ、城の中に己の魔力を張り巡らせ、魔法陣を描き、始動させた。
「っ!」
その瞬間、物凄い反発が起きた。バチバチとした青い炎が散りながら、魔法陣と元々の結界が反発してしまった。
私がそれを必死で抑えようとしても、本来魔法を弾く結界であるせいか、抑えきれず、私はかつて己で張った結界に弾かれ、吹き飛ばされてしまった。
「かはっ! ぐぅっ」
壁まで弾き飛ばされ、私は吐血してしまった。己の体に結界からの攻撃を身を以て受けたせいか、中からボロボロな気がする。
私はかつての私に及ばないのか……。何故だ……同等の力を持ちながら、何故私は己を超えられないのだ……。
「ルドヴィカ……ひとつ思ったのだが……。城に張らなくとも個人には結界を張れないのか?」
「………………張れる」
私は己を回復しながら、ルキウスの提案に一瞬固まってしまった。何故それに気付かなかったのだろうか……。ルキウス自体に結界を張ってしまえば、暗殺などから守る事が出来るではないか。そうすれば、少しは心を落ち着かせ気が休まるのでは?
「よし! 早速、ルキウスに結界を張ろう! 張れば、其方をどんな攻撃からも守れる。そうすれば、其方は少しでも気を休める事が出来るか? 少しはゆっくり眠れるか?」
「……ルドヴィカは以前より劣化しているようなので、なんとも言えぬが……無事に張ることが出来れば、少しは楽にはなるかもしれぬな」
劣化? 今、劣化していると言ったか?
でも、否定は出来ぬ……以前の己に勝てぬのだからな……。何故だろうか? 腕が錆び付いたのか?
私はルキウスを見た。取り敢えず、ルキウスにちゃんと守護の結界を張る事が出来れば、私が劣化していない証明になるのでは?
「ふむ。劣化しているかどうかは、結界で証明してやろう!」
そして、私はルキウスに幾重もの魔法陣を重ね、結界を張った。簡単に説明すると、ルキウスに悪意を持って攻撃してきた場合、その者が代わりに八つ裂きになる仕様だ。
だが、悪意を持っていない場合は作動しないので、訓練などは出来ると言う優れものだ。
「ふふん、どうだ? 流石だろう。全然、劣化などしていないではないか」
「ふむ。其方にしては良くやった方だが、其方自身ももう私に攻撃が出来なくなったな」
「え? あ!」
ルキウスの嫌味な笑みに私は己がやらかした事の重大さに気付いてしまった。私は本当に浅慮だな。
だが、ルキウスの過去を知り、ルキウスの孤独を知れば、どうにかしてやりたくなったのだ。もう……マルクスの顔をしているから……だけではないのかもしれぬ……。何だか分からぬが、異様に気になるのだ……。
はぁ。底抜けに愚かだな、私は。
私は処理しきれぬ感情に息を吐き、目を瞑った後、ゆっくりと目を開け、ルキウスをジッと見つめた。
「……別にルキウスがムカつく事をしなければ、私だとて剣で斬りかかったりなどしない……。わ、私は……ルキウス、其方に歩み寄ると決めたのだ! 其方を変えてみせる! 信用し、頼る者がいる事の心地よさを教えてやる!」
まあ、ルキウスの結界を張ったのは今の私なので、最悪回収は可能だ。だが、そんな事はしたくない。
最終的に殺し合いをしなければならない関係でいたくはない。いつかは分り合いたいとは思っているのだ、ルキウス。
奴隷を物のように扱っているしな……。
勿論、私の事も物のように扱ってくるし……はぁ、まあ貴族と、平民や奴隷の扱いが違うくとも仕方がないのは理解は出来る。
ルイーザも元は平民だしな。
私はそう溜息を吐きながら、踏まれているルキウスの足の下から這い出した。
「はあ。人を殺める事が悪い事だとは言わぬ。現に私だとて、過去大勢の者を殺した。マルクスの前に立ちはだかる者を容赦なくだ。故に、何が悪で何が正義だと問うつもりなどない。だが、息をするように暴力を振るうな」
「なんの話だ?」
「だから、私への暴力を改めろと言っているのだ!」
突然の私の言葉にルキウスは訝しげに私を睨んだので、私は私をもっと労り、大切にしろと叫んでやった。
「ぐっ」
「己に与えられた責務を全うせぬ者が、己の立場を主張出来ると思うな、愚か者」
叫び終わると共にルキウスに背中を蹴られて、よろけてしまった私はルキウスを力一杯睨んでやったが、ルキウスは冷たい目をしたまま、気にも留めていないようだ。
「…………今日は失敗したが、普段は真面目に正妃教育を受けているつもりだ。失敗ばかりを指摘するのではなく、そういった普段の頑張りにも目を向けなければ、育つものも育たぬぞ。私は褒められて伸びるタイプだ」
「何だ? 優しくされたいのか?」
「ちょっ、ちょっと待て! 何故そうなる!?」
優しくされたいのかと聞きながら、何故私を壁際に追い詰め、腰を抱くのだ。此奴の頭の中は色事しかないのか?
何故、優しくのイコールが性行為なのだ。理解ができぬ。此奴の頭の中はどうなっているのだ?
「やりたいのだろう?」
「違う! 日常から優しくしろと言っているのだ! そのような一時的な優しさなどいらぬ!」
私が憤慨すると、ルキウスが何やら考え始めたので、私はこの隙に研究部屋へと逃げようとすると、腕を掴まれ阻まれてしまった。
「正妃教育において、全てにおいて良い評価を取れ。然すれば、1日くらいならば優しく接してやっても構わぬ」
「……………」
「返事は?」
「そのような大変な苦労をして、何故1日限定なのだ? おかしいだろう! ずっと優しくしろ!」
私が溜息を吐いて、椅子に腰掛けると、ルキウスがくだらぬと言ったので、私は更にムッとした。
「くだらなくなどない」
「優しくして欲しければ、私に服従を誓え」
「……心地よく優しく愛してやるとかいうやつか? はんっ、そんな事は信じられぬ」
私が鼻で笑うと、ルキウスに鼻を痛いくらいに摘まれ、私はジタバタと暴れ、申し訳ありませんでしたと謝らされた。
「私は己の手の内に入って来ぬ者に情けをかけてやる程、慈悲深くはない」
其方に慈悲がないのは、もう知っている……。
私は心の中で頷きながら、ふと思った疑問をつい口にしてしまった。
「ルキウス……其方……、まさか寂しいのか?」
支配者というものは孤独なものだが、ルキウスは特に孤独だろう。誰も信じず、誰にも弱味を見せられぬのだから……。
このように自室にいる時でさえ、心から寛いでいるのを見た事はない。常にピリピリした雰囲気を持ち、常に警戒を怠っていない。それでは、心は荒む一方だろうな。
マルクスにはルチアや私たち仲間がいた。私たちの前では皇帝の顔ではなく、1人の人間に戻っていたように思う。
ルキウスには、それが出来ないのだろうな……。誰も信用出来ないのだから……。
「はっ、くだらぬ事を」
「ルキウス、真面目に答えろ。もしも、私が其方にとって信用出来る者になれば、私たちは何かが変わる事が出来るのか? 其方は、私に暴力を震わず、お互い信頼し、寄り添う事が出来るのか?」
「さあな」
ふむ。どうすればルキウスのひねくれた性格を多少マシに出来るだろうか……どうすれば安心を与えられるだろうか……。
私が張った結界は外からの物理攻撃なら防げるが、中にいる場合は物理攻撃を防いではくれぬ。攻撃魔法なら弾くが……まあ、対魔法使い用というやつだ。
何の為かというと、念の為だ。私以外に魔法を扱える者が、万が一私が不在の時に来ても、皆を守れるようにと考えた結果だ。
まさか……中で本来身内である同じ皇族から命を脅かされる事が起こる事を想定していなかった。
外から来る者に関しては、悪意や敵意を持ち攻撃するつもりで入ってこようとした場合、弾かれる仕様だが、元々中にいる者については無意味だ。
私は愚かだ……陰謀や裏切りは中からこそ、起きるのに……。
だが、現在の城の主はルキウスかもしれぬが、あの時点ではそうではなかった。そう思うと……どちらにしても防げなかったのだろうな……。
「ルキウス……、結界を張り直すか……」
「なんだと?」
「まあ、厳密に言えば、今の結界を解く事は出来ぬので、上から足らぬものを補い構築し直すという形にはなるのだが……、それでも少しはマシだろう?」
現皇帝が眠っているせいか、結界はルキウスを現在の城の主と認識している。これに、物理攻撃を弾くものを足し構築し直せば……。
「其方のような愚か者に、そのような事が出来るのか?」
「む? 失礼な事を言うな。この結界を張ったのは元々私だぞ」
「だが、解く事が出来なくなっているのだろう? それなのに構築し直す事が出来るのか?」
「…………………」
ん? 出来る……出来るよな……?
だが……ルキウスの言う事は尤もだ。解けぬものを構築し直す事が出来るのだろうか……?
「ルドヴィカ?」
「ちょっ、ちょっと待て!」
試しにやってみよう。えーっと、守護の魔法陣と物理攻撃を感知した場合、それを弾く魔法陣。あとは……私は思いつく限りの魔法陣を組み合わせ、城の中に己の魔力を張り巡らせ、魔法陣を描き、始動させた。
「っ!」
その瞬間、物凄い反発が起きた。バチバチとした青い炎が散りながら、魔法陣と元々の結界が反発してしまった。
私がそれを必死で抑えようとしても、本来魔法を弾く結界であるせいか、抑えきれず、私はかつて己で張った結界に弾かれ、吹き飛ばされてしまった。
「かはっ! ぐぅっ」
壁まで弾き飛ばされ、私は吐血してしまった。己の体に結界からの攻撃を身を以て受けたせいか、中からボロボロな気がする。
私はかつての私に及ばないのか……。何故だ……同等の力を持ちながら、何故私は己を超えられないのだ……。
「ルドヴィカ……ひとつ思ったのだが……。城に張らなくとも個人には結界を張れないのか?」
「………………張れる」
私は己を回復しながら、ルキウスの提案に一瞬固まってしまった。何故それに気付かなかったのだろうか……。ルキウス自体に結界を張ってしまえば、暗殺などから守る事が出来るではないか。そうすれば、少しは心を落ち着かせ気が休まるのでは?
「よし! 早速、ルキウスに結界を張ろう! 張れば、其方をどんな攻撃からも守れる。そうすれば、其方は少しでも気を休める事が出来るか? 少しはゆっくり眠れるか?」
「……ルドヴィカは以前より劣化しているようなので、なんとも言えぬが……無事に張ることが出来れば、少しは楽にはなるかもしれぬな」
劣化? 今、劣化していると言ったか?
でも、否定は出来ぬ……以前の己に勝てぬのだからな……。何故だろうか? 腕が錆び付いたのか?
私はルキウスを見た。取り敢えず、ルキウスにちゃんと守護の結界を張る事が出来れば、私が劣化していない証明になるのでは?
「ふむ。劣化しているかどうかは、結界で証明してやろう!」
そして、私はルキウスに幾重もの魔法陣を重ね、結界を張った。簡単に説明すると、ルキウスに悪意を持って攻撃してきた場合、その者が代わりに八つ裂きになる仕様だ。
だが、悪意を持っていない場合は作動しないので、訓練などは出来ると言う優れものだ。
「ふふん、どうだ? 流石だろう。全然、劣化などしていないではないか」
「ふむ。其方にしては良くやった方だが、其方自身ももう私に攻撃が出来なくなったな」
「え? あ!」
ルキウスの嫌味な笑みに私は己がやらかした事の重大さに気付いてしまった。私は本当に浅慮だな。
だが、ルキウスの過去を知り、ルキウスの孤独を知れば、どうにかしてやりたくなったのだ。もう……マルクスの顔をしているから……だけではないのかもしれぬ……。何だか分からぬが、異様に気になるのだ……。
はぁ。底抜けに愚かだな、私は。
私は処理しきれぬ感情に息を吐き、目を瞑った後、ゆっくりと目を開け、ルキウスをジッと見つめた。
「……別にルキウスがムカつく事をしなければ、私だとて剣で斬りかかったりなどしない……。わ、私は……ルキウス、其方に歩み寄ると決めたのだ! 其方を変えてみせる! 信用し、頼る者がいる事の心地よさを教えてやる!」
まあ、ルキウスの結界を張ったのは今の私なので、最悪回収は可能だ。だが、そんな事はしたくない。
最終的に殺し合いをしなければならない関係でいたくはない。いつかは分り合いたいとは思っているのだ、ルキウス。
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