普通の学生だった〜番外編｡「吸血鬼」

お泊まり会 1

柚琉視点

｢ままぁこれももってくー｣
｢あらにゃんちゃんはもう入れたわよ？｣
｢ちがうの!!このこはくろくんなの!!｣
｢…くろくん？｣
｢奥様､鼻にぶちがあるのがくろくん様です｣
｢…柚の名付けはよく分からないわね…｣
ママのカバンに僕のにゃんちゃんやくろくんがどんどん入っていく。
えへへ。
惟くんのおうちでお泊まり会するの!!
朝いっぱい早起きできるようになったからね!!
ママが惟くんのママと約束してくれたの!!
とーっても楽しみ!!
でもねでもね､ママがにぃにやパパには内緒っていうの。
なんでかなぁ？
｢夜寝る前までは私達もお供致しますので｣
｢お風呂に入る時やお着替えに補助が必要でしょうから｣
｢あら､惟くんのママが手伝ってくれるそうよ？｣
｢いえ!!｣
｢さすがに惟様のお母様もお風呂後のお手入れまでは出来ないかと思いますので!!｣
｢｢私達も行きます!!｣｣
わぁい!!
僕はメイドさんにぎゅーってした。
｢みんなでおとまりかい…たのしみ!!｣
｢柚？パパ達には内緒よ？｣
｢うん!!ないしょーなの!!｣
パパが飴あげるから内緒の話して？って言ったけど僕ちゃんとイヤイヤってした!!
ママと約束したもん!!
にぃに達もお菓子くれたりお出かけ連れてってくれたりぬいいっぱいくれた!!
でも約束なの!!
ないしょーなのよ!!


















遅れてすみません

ちょっと今までと描き方変えてみました