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幼児編
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「1、2、1、2」
「ぅ~」
「唸るな。これも大事なトレーニングなんだから」
なんで兄さんと手を繋いで歩く練習を?
しかも後ろから直人兄さんに腰支えられてるし。
転ぶことはないけど恥ずかしすぎる。
「なんかこうしてると昔を思い出すね。夏は歩き始めるの早かったけど柚はまだ掴まり立ちしかしてなくて2人でこうやって支えてたよね」
「懐かしいな」
全くもって懐かしくない。
そのあと僕がずっこけて翔兄さんのお腹(腹筋)におでこうったもん。
痛かった…。
「ぃ…」
なんか踏んだ。
「柚?」
「兄さん待って」
直人兄さんはその場にしゃがみ、僕を膝に乗せた。
「うわぁ…ブロック踏んだんだ。痛かったね」
「夏か?こんなところにブロック放っておいたのは」
「だろうね」
「すみません…私の片付けが間に合わず…」
「最近は柚につきっきりだったからね。仕方ないよ。…でも他の誰かを入れるのは柚が嫌がるし…」
当然。
「…まぁ夏に片付けやらせればいっか」
「だな」
…というか片付けはやるのが当たり前なんだよ?
僕の周りの人がおかしいんだよ?
「ぅ~」
「唸るな。これも大事なトレーニングなんだから」
なんで兄さんと手を繋いで歩く練習を?
しかも後ろから直人兄さんに腰支えられてるし。
転ぶことはないけど恥ずかしすぎる。
「なんかこうしてると昔を思い出すね。夏は歩き始めるの早かったけど柚はまだ掴まり立ちしかしてなくて2人でこうやって支えてたよね」
「懐かしいな」
全くもって懐かしくない。
そのあと僕がずっこけて翔兄さんのお腹(腹筋)におでこうったもん。
痛かった…。
「ぃ…」
なんか踏んだ。
「柚?」
「兄さん待って」
直人兄さんはその場にしゃがみ、僕を膝に乗せた。
「うわぁ…ブロック踏んだんだ。痛かったね」
「夏か?こんなところにブロック放っておいたのは」
「だろうね」
「すみません…私の片付けが間に合わず…」
「最近は柚につきっきりだったからね。仕方ないよ。…でも他の誰かを入れるのは柚が嫌がるし…」
当然。
「…まぁ夏に片付けやらせればいっか」
「だな」
…というか片付けはやるのが当たり前なんだよ?
僕の周りの人がおかしいんだよ?
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