甘い婚約~王子様は婚約者を甘やかしたい~

モモ

文字の大きさ
78 / 117
初めてのデビュタントと隣国の王女様

アイリッシュとルーチェのデビュタント ④

しおりを挟む
デビュタント当日私はルー達が謁見の間に来るのを待っていた。 

ちゃんと今日ルーとファーストダンスを踊る事を公爵から許可を取り付けることが出来た。

本来謁見の間での挨拶に王太子であっても入ってはならない。

ではなぜ?私がそこにはいるかというと、それはもちろんルーの姿を見るためである。

ルーの晴れ姿を他の誰よりも早くみたいと言う思いとルーに渡したい物があったからだ。

ここの入室許可は母上を味方に付けて父上にお願いした。

父上は母上に弱いのでそこを狙ってお願いしたのだ。

トムには完全に呆れていたけどね。

「貴方と言い方は…」

そんなのわけで私は今謁見の間の柱に隠れながらルーの挨拶の順調を待っている。

バロッサ家の挨拶が終わったらこっそり姿を表すけどね。

バロッサ家が謁見の間に通されて今挨拶をしている。

ルーの純白のドレスはとても美しいまるで妖精のような美しさである。

私の中で初めて会った時のルーを思い出した。

あの時はとても幼く抱き締めてあげると潰れてしまうぐらいか弱い存在だったのに、今、目の前にいるルーは聡明な大人の女性に変化していっている。

まだ幼い笑顔が残りつつ今のルーは大人と子供の中間に立っていてそこもまた魅力的だった。

私がルーの姿に目を奪われいると

「ほら、アイリッシュ出で来て」

母上が私を呼んでいるに気付き私はルーの前に姿を表した

ルーは私の姿を1回見て顔を下に向いてしまった。

私の今日の服装に気づいてくれたかなぁ?

今日の正装は新しく新調したものだ。

色は濃紺しして刺繍糸はルーの髪色と同じ白銀にした。

もちろん今日だけのための正装だ。

私はルーにお祝いの言葉を発する。

「ルーとても素敵だよ
君をこのまま社交の場に出すのが勿体無いぐらいだよ」

本当にそう思ってしまうぐらい素敵だった。

「あ、あ、ありがとうございます」

ルーはお礼を言ったけどちゃんと意味分かっているのかなぁ?

私はクスッと笑ってしまったがちゃんと渡す物を渡さないとね。

「ルーに渡したい物があってね
この場に居ることの許可をもらったんだよ」

トムに箱を持って来てもらい箱を開けると中に入っているのは小さいサファイアが付いているネックレスが入っている。

私の髪色と同じ色ね。

箱から私は取り出しルーの首にネックレスをかけた。

今日は白の物意外の身につけはダメというルールがありルーはとても困惑していたけど

「特別に陛下に許可をもらったから身に付けね。
今日だけでなくていつもだよ」

と、私がいうとルーは顔を真っ赤にしているその姿が余りにも可愛らしく私はルーの髪にチュと口を落とした。

ルーは口をパクパクしてとても驚いている姿がまた可愛らしい。

「殿下その辺で止めて下さい」

公爵に声をかけられてルーは正気に戻ってしまった。

残念だよ。もっと可愛らしいルーを堪能したかったのに…

そのあとも父上と母上から止められたけどどね。

すると時間が押しているらしく従者が申し訳ないという態度で

「そろそろお時間…」

まだ次があるらしい。

私はルーにネックレスは見えないようにドレスの下に入れてもらうようにお願いしてその場を去る事にした。

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~

甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」 「全力でお断りします」 主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。 だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。 …それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で… 一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。 令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……

【完結】転生したら悪役継母でした

入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。 その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。 しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。 絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。 記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。 夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。 ◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆ *旧題:転生したら悪妻でした

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

もう長くは生きられないので好きに行動したら、大好きな公爵令息に溺愛されました

Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のユリアは、8歳の時に両親を亡くして以降、叔父に引き取られたものの、厄介者として虐げられて生きてきた。さらにこの世界では命を削る魔法と言われている、治癒魔法も長年強要され続けてきた。 そのせいで体はボロボロ、髪も真っ白になり、老婆の様な見た目になってしまったユリア。家の外にも出してもらえず、メイド以下の生活を強いられてきた。まさに、この世の地獄を味わっているユリアだが、“どんな時でも笑顔を忘れないで”という亡き母の言葉を胸に、どんなに辛くても笑顔を絶やすことはない。 そんな辛い生活の中、15歳になったユリアは貴族学院に入学する日を心待ちにしていた。なぜなら、昔自分を助けてくれた公爵令息、ブラックに会えるからだ。 「どうせもう私は長くは生きられない。それなら、ブラック様との思い出を作りたい」 そんな思いで、意気揚々と貴族学院の入学式に向かったユリア。そこで久しぶりに、ブラックとの再会を果たした。相変わらず自分に優しくしてくれるブラックに、ユリアはどんどん惹かれていく。 かつての友人達とも再開し、楽しい学院生活をスタートさせたかのように見えたのだが… ※虐げられてきたユリアが、幸せを掴むまでのお話しです。 ザ・王道シンデレラストーリーが書きたくて書いてみました。 よろしくお願いしますm(__)m

【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!

白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。 辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。 夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆  異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です) 《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆ 

公爵様のバッドエンドを回避したいだけだったのに、なぜか溺愛されています

六花心碧
恋愛
お気に入り小説の世界で名前すら出てこないモブキャラに転生してしまった! 『推しのバッドエンドを阻止したい』 そう思っただけなのに、悪女からは脅されるし、小説の展開はどんどん変わっていっちゃうし……。 推しキャラである公爵様の反逆を防いで、見事バッドエンドを回避できるのか……?! ゆるくて、甘くて、ふわっとした溺愛ストーリーです➴⡱ ◇2025.3 日間・週間1位いただきました!HOTランキングは最高3位いただきました!  皆様のおかげです、本当にありがとうございました(ˊᗜˋ*) (外部URLで登録していたものを改めて登録しました! ◇他サイト様でも公開中です)

短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜

美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

処理中です...