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第三章 日本近海超決戦

第三十三話 マリアナ近海海戦④超最新鋭艦登場⁉

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第二駆逐隊は、駆逐艦『雨風あまかぜ』、『晴風はれかぜ』、『台風』、『竜巻』の追撃駆逐艦二隻、新型特Ⅳ型駆逐艦二隻から構成される、海軍有数の精鋭駆逐隊である。そして、重雷装超甲巡洋艦『せいよう』も....

「私たち、第六及び第三艦隊はこれより、第二駆逐隊及び、『せいよう』の援護を開始する!全門発射用意!撃ち~方はじめ!」

ダン!ダン!


「面~舵!魚雷乱射よ~い!撃てっ!」

「てぇー!」

バシャーン



「くそ!どうして撃沈...って、魚雷⁉ジャップの野郎...」

ドカーン!

亜米利加はまたしても、突撃艦隊により、戦艦二、駆逐12、空母2護衛空母2、重巡六、軽巡9を食われることになった。

アメリカ艦隊旗艦『アリゾナ』

「どうして、ジャップの艦隊が...まぁいい。敵もほとんどが魚雷を打ち尽くしたようだからな。敵の巡洋艦では我らの戦艦隊そして、『アリゾナ』の装甲は抜けん」

ここまでの被害を負った亜米利加であるが、もう、負けないと自信がついていた。なぜなら、イギリスの超大型戦艦プリンス・オブ・ウェールズⅡ級二番艦レパルスⅡ(六万トン級超大型戦艦)が、マレー沖の無念を晴らそうと、進化して、マリアナ近海に現れたのだ。

「くそ!イギリスの援軍が到着するとは」

「大丈夫ですよ」

「え?」

「まぁ、見てていればわかります。とにかく、今は逃げますよ。今の戦力じゃ、大和よりつよい、艦に勝てるわけがありません」

角田は今が分からないまま、せいよう艦長のいうことを聴いていた。

「日本艦隊、180度に舵を取りました!逃げる気です」

「ほう、七万トン級戦艦に恐れをなしたか。追撃するぞ!」


日本艦???『???』
「敵艦隊、追撃を開始しました!」

「ほう。新型艦に葬られろ。対艦噴進弾発射用意!一番から三十五番開け!...てぇー!」

「てぇー!」(空雷長)

プシューンプシューンプシューン





「レーダーに謎の高速接近物!よけられません!」

「?」

ダーン!ダン!ダン!ゴゴゴゴゴ!

「うぅ。何が起きた」

「分かりません!ただ、言えるのは、

「なんだと?どうい..う、こ..と.だ?」

「謎の攻撃により、機関室、弾薬庫、艦首、スクリューに命中。唯一稼働可能なのは、レーダーのみです」

「次発来ます!命中まで残り70!」

「艦長!ご判断を!」

「そ.うい..んり..か..ん....
くそ!先の衝撃で、うまく、話せない。乗員を死なせるわけには、いかん。声を出せ!声を出せ!声を出せ!
「総員離艦!」
う。レパルスⅡ艦長はここで、意識を失った。

こうして、イギリスの技術の結晶、戦艦『レパルスⅡ』は日本の新型艦に、何が起きたかもわからず葬られたのだ。
ちなみに、戦艦レパルスⅡを撃沈したのは、
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