俺TUEEEがしたい男の転生無双！〜自重？何それ美味しいの？〜

第三章 王都編

屋敷

屋敷



続々と貴族たちが帰っていき、残るはデザイア家一行と陛下になった。

「お父様お母様また会いにいきます。元気にしていてください。」

「ああ、何か困ったことがあったらいうんだぞ？」

「はい！」

「それじゃ、また今度な。」

お父様とお母様は出ていってしまった。

「アル君とクロノ殿、今日は王城に泊まっていきなさい。アル君はメアの部屋に行ってあげてね。」

「「ありがとうございます！」」

俺は陛下たちと別れたあと風呂に入って急いでメアの部屋に向かった。

「メア！今日一緒に寝よう！」

「わっ！アル様！なんでここに？」

「陛下がメアの部屋に泊まっていきなだって！！」

「本当？やった！明日のこと話そーよ！」

「うん！」

メアと２時間程明日の予定について話した後王城でご飯を食べた。今まで食べた異世界料理の中で1番美味しかった。明日の予定は、クロノさんを護衛として連れていき王都でメアと買い物をする予定だ。そのあとそのまま屋敷に向かうという予定になっている。
そのあと、もう眠かったので寝た。



「アル様！起きて！時間なくなっちゃうよ！」

翌朝メアに起こされて１日が始まった。
朝食を食べ、着替えたあと歩いて王城を出た。

「ねーねー、こっちの服とこっちの服どっちがいいと思う？」

「メアにはこっちのが似合ってるよ！」

「えへへ、私もそう思ってた！おばさんこの服ちょーだい！」

その後も服屋や宝石屋を回ったあと昼食をとり屋敷に着いた。

「うわー！でっけー！！」

「ね！大きいね！早く入ってみようよ！」

「うん！」

勢いつけて屋敷に入ると玄関で執事やメイドがいた。

「アルベルト様とメア様でよろしいでしょうか？」

「はい！僕がこの屋敷の持ち主のアルベルトです。アルと呼んでください！」

「私はアル様の婚約者のメアです！メアとお呼びください！」

「それにしてもボロボロだな。よし！
生活魔法　修復リペア　清掃クリーン！」

すると、壊れていた場所が修復し、屋敷全体が新品のごとく綺麗になった。

「お見事です。私は執事のプラムと申します。よろしくお願いします。」

「メイド長のアリサです。よろしくお願いします。」

「「プラム、アリサよろしくお願いします。」」

「アル様、部屋割りはどうなさいましょうか。」

「僕とメアは一緒の部屋で1番大きな部屋をお願い！それ以外は好きに割り振ってよ！あと家具とかも任せるから！今日から夕飯もお願い。はいこれ。」

そう言って俺は金貨４０枚が入った袋を渡した。

「「かしこまりました。」」