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第5章 新しい生活の始まり
2 【日々は慌ただしく】
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<<マサル視点>>
昨夜リズを抱いた。
身体を固くしながらも俺を必死に受け入れようとするリズを見ながら、俺は彼女を一生大事にすると改めて誓った。
そして疲れて眠りについた時、夢の中にマリス様が現れた。
「マサルさん、一昨日はありがとうね。
もう感謝しかないわ。
それでね、何かご褒美をあげたいんだけど、何が良い?」
「できれば、リズにもマリス様の加護を戴けたら嬉しいです。」
「リザベートちゃんも頑張ってくれているものね。
じゃあ、わたしの加護が付いたペンダントをあげるわね。
マサルさんの分は良いの?」
「そうですね。今のところは。」
「本当に欲が無いわね。
まだあと2つ転移の時の願いが残っているんだからね。
欲しくなったらいつでも言ってね。
じゃ。」
朝、目を覚ますと枕元にペンダントがあった。
リズの幸せそうな寝顔を見ながら、また睡魔に引き込まれていった。
「マサルさん。マサルさん。」
リズの声に俺は2度寝から目覚めた。
リズのはにかんだ笑顔がそこにあった。
俺は、マリス様から戴いたペンダントをリズの首に掛けてあげた。
「これは、マリス様の加護が付いたペンダントだ。
リズの日頃の行動にマリス様が応えて下さったんだ。
大事にしてね。」
丸に漢字で『神』って描かれたペンダントトップは、正直俺にはダサすぎだけど、この世界では漢字は無いから、リズ達には神聖な物に見えているのかもしれない。
涙を流しながら喜んでるリズを見て、吹き出しそうになったのは、墓場まで持って行く秘密になった。
アリスさんを呼ぶ紐を引っ張ると、アリスさんが来てくれた。
「お目覚めでしょうか?」
「うん、リズの支度を頼む。」
「かしこまりました。
リザベート様、あちらの部屋にお召し物をご用意しております。こちらにお越し下さいませ。」
リズとアリスが出て行くと、俺は部屋に用意されている湯浴み場所に行く。
お湯を用意してもらい、タライで行水するための場所だが、排水がしっかりしてそうだったので、土魔法で、シャワールームに改造した。
水は、水魔法を使って今作った給水タンクに入れた。
水魔法と風魔法を組み合わせて、水流を作り、ちょうど良い水圧に調整する。
あとは、火魔法で適温にすれば完了だ。
これは魔道具にして、屋敷のみんなに配っておこう。
シャワールームは全ての部屋には無理だから、共用にして男女2つあれば良いかな。
後でクリスさんに相談してみよう。
とにかくシャワーを浴びて食堂に向かう。
「マサル様、おはようございます。
こちらにどうぞ。
お疲れの時に、アルコールを大量に摂取されたとお聞きしましたので、軽めと通常の2種類をご用意致しました。
どちらになさいますか?」
「ありがとう、軽めでお願いします。」
「軽めの朝食は、ヨーグルトとサラダ、野菜スープにスクランブルエッグを用意させて頂きました。
パンはプレーンのロールパンをお出ししておりますので、バターかジャムをお付け下さいませ。」
「美味しいですね。
疲れた胃に優しいです。
もし良ければ、わたしの故郷の料理も作って頂きたいですね。
わたしが料理長にお教えしても大丈夫ですか?」
「是非お願い致します。
料理長も喜ぶでしょう。」
「マサルさん、お待たせしました。」
「リザベート様は、軽めと通常のどちらになさいますか?」
「じゃあ、マサルさんと同じものを。」
「承知致しました。すぐにご用意致します。」
リズと朝食を楽しんだ後は、カトウ運輸に、婚約と、自宅を持った報告をする予定だ。
特にこの2ヶ月間、みんなに頑張って貰った労いも必要だと思う。
「そうだ、クリスさんにもトランシーバーをお渡ししておきます。
このボタンを押して話すと俺、こちらのボタンはリズと繋がります。
もし何かあったら遠慮なく使って下さい。」
「ありがとうございます。
早速テストさせて頂きます。
(このボタンを押して)マサル様聞こえますか?」
「聞こえますよ。」
「これは素晴らしい。
どのくらいの距離まで大丈夫でしょうか?」
「確かめたことはありませんが、王城から、モーグル王国の王城まではクリアに聞こえました。」
「馬車で20日以上離れていますね。
素晴らしいです。」
「リズちゃん。今どこにいるの?」
「あっ、お義母様。おはようございます。
まだマサルさんの家にいます。」
「今日は、空いてたわね。
今から、結婚式のドレスを見に来ない?
ドレス屋が何処から聞いたのか、サンプルを持って屋敷に押し掛けているのよね。」
「今日はマサルさ…「じゃあ待っているわね。」」
「マサルさん、切られちゃった…ごめんなさいね。」
「しようがないさ。ユーリスタ様も嬉しくてたまらないんだろう。」
「リザベート様、門前に馬車が到着致しました。
ナーラ公爵家の紋章が入っています。」
アリスさんがユーリスタ様の迎えが来たことを知らせてくれた。
「マサルさん行ってきます。」
「気をつけてね。」
リズは名残り惜しそうに馬車に乗ると、馬車はナーラ公爵王都邸へと発車して行った。
「さてと、俺も行ってきます。」
クリスさんとアリスさんが見送る中、俺は空を駆けて上がっていった。
後ろを振り返ると、アリスさんが、腰を抜かしていた。
ごめんなさい。言うの忘れてた。
昨夜リズを抱いた。
身体を固くしながらも俺を必死に受け入れようとするリズを見ながら、俺は彼女を一生大事にすると改めて誓った。
そして疲れて眠りについた時、夢の中にマリス様が現れた。
「マサルさん、一昨日はありがとうね。
もう感謝しかないわ。
それでね、何かご褒美をあげたいんだけど、何が良い?」
「できれば、リズにもマリス様の加護を戴けたら嬉しいです。」
「リザベートちゃんも頑張ってくれているものね。
じゃあ、わたしの加護が付いたペンダントをあげるわね。
マサルさんの分は良いの?」
「そうですね。今のところは。」
「本当に欲が無いわね。
まだあと2つ転移の時の願いが残っているんだからね。
欲しくなったらいつでも言ってね。
じゃ。」
朝、目を覚ますと枕元にペンダントがあった。
リズの幸せそうな寝顔を見ながら、また睡魔に引き込まれていった。
「マサルさん。マサルさん。」
リズの声に俺は2度寝から目覚めた。
リズのはにかんだ笑顔がそこにあった。
俺は、マリス様から戴いたペンダントをリズの首に掛けてあげた。
「これは、マリス様の加護が付いたペンダントだ。
リズの日頃の行動にマリス様が応えて下さったんだ。
大事にしてね。」
丸に漢字で『神』って描かれたペンダントトップは、正直俺にはダサすぎだけど、この世界では漢字は無いから、リズ達には神聖な物に見えているのかもしれない。
涙を流しながら喜んでるリズを見て、吹き出しそうになったのは、墓場まで持って行く秘密になった。
アリスさんを呼ぶ紐を引っ張ると、アリスさんが来てくれた。
「お目覚めでしょうか?」
「うん、リズの支度を頼む。」
「かしこまりました。
リザベート様、あちらの部屋にお召し物をご用意しております。こちらにお越し下さいませ。」
リズとアリスが出て行くと、俺は部屋に用意されている湯浴み場所に行く。
お湯を用意してもらい、タライで行水するための場所だが、排水がしっかりしてそうだったので、土魔法で、シャワールームに改造した。
水は、水魔法を使って今作った給水タンクに入れた。
水魔法と風魔法を組み合わせて、水流を作り、ちょうど良い水圧に調整する。
あとは、火魔法で適温にすれば完了だ。
これは魔道具にして、屋敷のみんなに配っておこう。
シャワールームは全ての部屋には無理だから、共用にして男女2つあれば良いかな。
後でクリスさんに相談してみよう。
とにかくシャワーを浴びて食堂に向かう。
「マサル様、おはようございます。
こちらにどうぞ。
お疲れの時に、アルコールを大量に摂取されたとお聞きしましたので、軽めと通常の2種類をご用意致しました。
どちらになさいますか?」
「ありがとう、軽めでお願いします。」
「軽めの朝食は、ヨーグルトとサラダ、野菜スープにスクランブルエッグを用意させて頂きました。
パンはプレーンのロールパンをお出ししておりますので、バターかジャムをお付け下さいませ。」
「美味しいですね。
疲れた胃に優しいです。
もし良ければ、わたしの故郷の料理も作って頂きたいですね。
わたしが料理長にお教えしても大丈夫ですか?」
「是非お願い致します。
料理長も喜ぶでしょう。」
「マサルさん、お待たせしました。」
「リザベート様は、軽めと通常のどちらになさいますか?」
「じゃあ、マサルさんと同じものを。」
「承知致しました。すぐにご用意致します。」
リズと朝食を楽しんだ後は、カトウ運輸に、婚約と、自宅を持った報告をする予定だ。
特にこの2ヶ月間、みんなに頑張って貰った労いも必要だと思う。
「そうだ、クリスさんにもトランシーバーをお渡ししておきます。
このボタンを押して話すと俺、こちらのボタンはリズと繋がります。
もし何かあったら遠慮なく使って下さい。」
「ありがとうございます。
早速テストさせて頂きます。
(このボタンを押して)マサル様聞こえますか?」
「聞こえますよ。」
「これは素晴らしい。
どのくらいの距離まで大丈夫でしょうか?」
「確かめたことはありませんが、王城から、モーグル王国の王城まではクリアに聞こえました。」
「馬車で20日以上離れていますね。
素晴らしいです。」
「リズちゃん。今どこにいるの?」
「あっ、お義母様。おはようございます。
まだマサルさんの家にいます。」
「今日は、空いてたわね。
今から、結婚式のドレスを見に来ない?
ドレス屋が何処から聞いたのか、サンプルを持って屋敷に押し掛けているのよね。」
「今日はマサルさ…「じゃあ待っているわね。」」
「マサルさん、切られちゃった…ごめんなさいね。」
「しようがないさ。ユーリスタ様も嬉しくてたまらないんだろう。」
「リザベート様、門前に馬車が到着致しました。
ナーラ公爵家の紋章が入っています。」
アリスさんがユーリスタ様の迎えが来たことを知らせてくれた。
「マサルさん行ってきます。」
「気をつけてね。」
リズは名残り惜しそうに馬車に乗ると、馬車はナーラ公爵王都邸へと発車して行った。
「さてと、俺も行ってきます。」
クリスさんとアリスさんが見送る中、俺は空を駆けて上がっていった。
後ろを振り返ると、アリスさんが、腰を抜かしていた。
ごめんなさい。言うの忘れてた。
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