僕とネコと君

薗畑知宙は幼少期から親の仕事の関係で、転校ばかり繰り返していた。同じ場所に長く居座ることがないため、心から親友と呼べる人がいなかった。高校2年の春、新しい場所に引っ越してきた知宙は今まで通り、少し浮いた存在で、クラスメイトともあまり話すことがなかった。そんなある日、知宙は雨の中で泣く子猫を見つけ、子猫の前で傘もささずにうずくまっていたら、同じクラスの不良に声をかけられた。

子猫が紡いだ1本の縁。今ゆっくりと2人の運命が動き出す。

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