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一章
女の子と食事はデートというのだろうか?3
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これが表と裏ということなのかとそう思う。
「えっ...?ああ、うん」
「ああ、あんたもいつも通りにしゃべりなさいよ?それと、私がワニを食べたことがあるってこと、他の誰にも言わないでちょうだい」
小さいのに(どことは言ってない)態度は大きいのかよ。
「なんで?」
「そういうイメージがつくから。もし言ったら、あんたが私にしたこと、してないことをしたって言うわよ?」
いや、俺は何もしてないわ!と、そう思うのだが、言われると俺がしたことになりそうなので、「わかった」と、そう答えた。
そんなときに、ふとカラスのことを思いだす。
そして、ワニを食べたことがあるという話......。
「ここに来る途中でカラスをうっとりした目で見てたけど、それってもしかして──」
「うん?あんたの想像通りよ。そう、私はカラスが食べたくてみてたのよ」
俺の話を途中で遮り、彼女はそう言った。
てか、まじか、つまりそういうことだろう。
「それじゃ、他にも食べてみたいのと食べたことのある変なものがあるってことか?」
「変とは失礼ね!食材に謝りなさい!まあ、そういうことよ。ここまで話したんだから、絶対に秘密にしなさい!墓場までもっていくつもりで、よ?」
俺は入学して2日で、面倒ごとに巻き込まれたのだった。
て、どんな地雷だよ!想定外過ぎるわ!
「それで、他にどんなものを食べたことがあるんだ?」
「そうね。初めて食べたのはウサギだったわ。そのときにお父さんに言われたのよ。『食べたこともないものの味がわかるのか?』てね。それで、それから食べれるものの味が気になるようになってね。他には、カエル、イナゴ、クマとかかしらね。そして、今はカラスが食べてみたいのよ。そこら中飛んでるのを見てたら、どんな味がするのか気になっちゃったのよね」
いや、そんな理由で食べたいなんて普通は思わねぇよ!
それと、お前のお父さんさんの言葉が俺の心に刺さるんですよね......。
「あっ、そうそう。あと、人肉なんかも食べてみたいわ。どんな味がするのかとても興味があるのよ」
こいつ、少しサイコパスな気がするんだが?可愛かったら何をしても許されるわけじゃないんだからな!
てか、俺いつか殺されて食べられるんじゃないか?
「ああ、安心してちょうだい。もちろん、まだ食べたことはないから。それと、あんたのことはちょっとしか食べたいと思ってないわ」
そうじゃなきゃ困るし、それが普通なんだよ!
食べたことがあるとか言い出したら110番だわ!
てか、ちょっとでも俺を食べようと思ったのかよ!
「それじゃ、食べ終わったわけだし、俺はそろそろ帰るわ」
怖いからな。そう言って立ち上がりかけると、
「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
そう言われた。そして、俺の鞄を自分のところに持っていき、中身をあさりだす。
「おい、なんなんだよ!」
けど、彼女は答えることなく、しばらく俺の鞄をあさり「よし、ある」と呟くと、俺にやっと返してくれる。
まあ、取り返してもよかったんだけどな。
下手すると、俺は通報されかねない(小さい子を襲おうとするヤバいやつとして)わけだから、こうして静かに見守ってただけだ。他に理由はない。
「今、私に失礼なこと思ったでしょ?というか、幼稚園児を~とかそんな感じで思ったでしょ?」
いや、そこまで具体的には思ってない。
そう、そこまで具体的には。
てか、どんだけ勘が鋭いんだよ......。地獄耳ならぬ地獄勘かよ。
これからは気をつけなくては。
「そ、それで、なんなんだよ」
俺は、彼女の質問に一切答えず、あからさまに話を変える。
「予想外のことがあったから少し寄りたい所ができたのよ。だから、あんたも付き合ってくれる?」
俺が付き合う理由がどこにあるんだよ!
と、思っていると、
「それと、ここの代金払ってくれる?財布、家に忘れちゃったのよね」
そういうことか!
てか、それなら普通に諦めてくれよ~!
そして、俺は仕方なく彼女に付き合うことにするのだった。
「明日、ちゃんと返せよ」
「わかってるわよ!ちゃんと明日返すわ。今から寄る予定の店の分も合わせてね。だから、安心しなさい!払いたくなくてあんたを殺そうとかちょっぴりしか考えなかったわ!」
それをちょっぴりでも考えたお前が俺には怖いよ!
俺は仕方なく、ファミレスでの代金を代わりに支払った。
こいつが明日返すというので、そういうことになったのだ。
そして、彼女はふと足を止める。
そこは、商店街とかにはよくあるカメラとかマイクとか、そういった電子機器を扱ってるお店だった。
「ここなら、ありそうね」
彼女はそう呟くと店に入っていく。
俺も彼女の後ろをついていくように、その店に入る。
彼女は目当てのものでも見つけたのか、「あっ!」と声を漏らすと、俺の右腕を掴んでレジに向かう。
まあ、財布を忘れたわけだし、俺がいないと買えないからな。
「で、何を買ったんだ?」
俺はちょうどいいからと、あのあと目覚まし時計を買った。
そして、今は駅に向かって大通りを歩いている。
そんなときに、俺はこの気まずい空間に耐えきれずそう訊いたのだった。
「明日から使う予定のものよ」
彼女に何を買ったのかということをあきらかにはぐらかされる。
『それならどうせ明日わかるということだ』というわけだし、そのときでいいかと思う。
その結果、結局気まずい空間は続いた。
時間も割といい感じだったため、俺は妹に早めに連絡をしていた。遅れるとうるさいからな。
そして、ふと俺は空を見上げる。空は綺麗な赤色に染まっていた。
「そういえば、あんたも電車通学だったわよね?」
そう俺に声をかけ、続いていた沈黙を破ったのは赤里だった。
俺はそんな質問に、あのときのことを思い出す。
そのせいであのときの恥ずかしさから、顔が赤く染まっていくのがわかる。
けど、それは彼女も同じだったようで、顔をそらしていた。
そして、ちょっとの沈黙の後、
「その、どこで降りるの?」
彼女はまだ恥ずかしさが残っているのか、よそよそしく俺にそう訊いた。
「3つ隣りだよ。下り方面?」
「え、ええ、同じ方面のようね。私は2つ隣りなのよ。それで、あんたに一つだけお願いしたいことがあるんだけど......その、聞いてくれる?」
そのとき、上目遣いに頼んできた彼女のあまりの可愛さに、不覚にもドキリとしてしまった。
勘違いがないように言っておくが、俺はロリコンではない!
「えっ...?ああ、うん」
「ああ、あんたもいつも通りにしゃべりなさいよ?それと、私がワニを食べたことがあるってこと、他の誰にも言わないでちょうだい」
小さいのに(どことは言ってない)態度は大きいのかよ。
「なんで?」
「そういうイメージがつくから。もし言ったら、あんたが私にしたこと、してないことをしたって言うわよ?」
いや、俺は何もしてないわ!と、そう思うのだが、言われると俺がしたことになりそうなので、「わかった」と、そう答えた。
そんなときに、ふとカラスのことを思いだす。
そして、ワニを食べたことがあるという話......。
「ここに来る途中でカラスをうっとりした目で見てたけど、それってもしかして──」
「うん?あんたの想像通りよ。そう、私はカラスが食べたくてみてたのよ」
俺の話を途中で遮り、彼女はそう言った。
てか、まじか、つまりそういうことだろう。
「それじゃ、他にも食べてみたいのと食べたことのある変なものがあるってことか?」
「変とは失礼ね!食材に謝りなさい!まあ、そういうことよ。ここまで話したんだから、絶対に秘密にしなさい!墓場までもっていくつもりで、よ?」
俺は入学して2日で、面倒ごとに巻き込まれたのだった。
て、どんな地雷だよ!想定外過ぎるわ!
「それで、他にどんなものを食べたことがあるんだ?」
「そうね。初めて食べたのはウサギだったわ。そのときにお父さんに言われたのよ。『食べたこともないものの味がわかるのか?』てね。それで、それから食べれるものの味が気になるようになってね。他には、カエル、イナゴ、クマとかかしらね。そして、今はカラスが食べてみたいのよ。そこら中飛んでるのを見てたら、どんな味がするのか気になっちゃったのよね」
いや、そんな理由で食べたいなんて普通は思わねぇよ!
それと、お前のお父さんさんの言葉が俺の心に刺さるんですよね......。
「あっ、そうそう。あと、人肉なんかも食べてみたいわ。どんな味がするのかとても興味があるのよ」
こいつ、少しサイコパスな気がするんだが?可愛かったら何をしても許されるわけじゃないんだからな!
てか、俺いつか殺されて食べられるんじゃないか?
「ああ、安心してちょうだい。もちろん、まだ食べたことはないから。それと、あんたのことはちょっとしか食べたいと思ってないわ」
そうじゃなきゃ困るし、それが普通なんだよ!
食べたことがあるとか言い出したら110番だわ!
てか、ちょっとでも俺を食べようと思ったのかよ!
「それじゃ、食べ終わったわけだし、俺はそろそろ帰るわ」
怖いからな。そう言って立ち上がりかけると、
「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
そう言われた。そして、俺の鞄を自分のところに持っていき、中身をあさりだす。
「おい、なんなんだよ!」
けど、彼女は答えることなく、しばらく俺の鞄をあさり「よし、ある」と呟くと、俺にやっと返してくれる。
まあ、取り返してもよかったんだけどな。
下手すると、俺は通報されかねない(小さい子を襲おうとするヤバいやつとして)わけだから、こうして静かに見守ってただけだ。他に理由はない。
「今、私に失礼なこと思ったでしょ?というか、幼稚園児を~とかそんな感じで思ったでしょ?」
いや、そこまで具体的には思ってない。
そう、そこまで具体的には。
てか、どんだけ勘が鋭いんだよ......。地獄耳ならぬ地獄勘かよ。
これからは気をつけなくては。
「そ、それで、なんなんだよ」
俺は、彼女の質問に一切答えず、あからさまに話を変える。
「予想外のことがあったから少し寄りたい所ができたのよ。だから、あんたも付き合ってくれる?」
俺が付き合う理由がどこにあるんだよ!
と、思っていると、
「それと、ここの代金払ってくれる?財布、家に忘れちゃったのよね」
そういうことか!
てか、それなら普通に諦めてくれよ~!
そして、俺は仕方なく彼女に付き合うことにするのだった。
「明日、ちゃんと返せよ」
「わかってるわよ!ちゃんと明日返すわ。今から寄る予定の店の分も合わせてね。だから、安心しなさい!払いたくなくてあんたを殺そうとかちょっぴりしか考えなかったわ!」
それをちょっぴりでも考えたお前が俺には怖いよ!
俺は仕方なく、ファミレスでの代金を代わりに支払った。
こいつが明日返すというので、そういうことになったのだ。
そして、彼女はふと足を止める。
そこは、商店街とかにはよくあるカメラとかマイクとか、そういった電子機器を扱ってるお店だった。
「ここなら、ありそうね」
彼女はそう呟くと店に入っていく。
俺も彼女の後ろをついていくように、その店に入る。
彼女は目当てのものでも見つけたのか、「あっ!」と声を漏らすと、俺の右腕を掴んでレジに向かう。
まあ、財布を忘れたわけだし、俺がいないと買えないからな。
「で、何を買ったんだ?」
俺はちょうどいいからと、あのあと目覚まし時計を買った。
そして、今は駅に向かって大通りを歩いている。
そんなときに、俺はこの気まずい空間に耐えきれずそう訊いたのだった。
「明日から使う予定のものよ」
彼女に何を買ったのかということをあきらかにはぐらかされる。
『それならどうせ明日わかるということだ』というわけだし、そのときでいいかと思う。
その結果、結局気まずい空間は続いた。
時間も割といい感じだったため、俺は妹に早めに連絡をしていた。遅れるとうるさいからな。
そして、ふと俺は空を見上げる。空は綺麗な赤色に染まっていた。
「そういえば、あんたも電車通学だったわよね?」
そう俺に声をかけ、続いていた沈黙を破ったのは赤里だった。
俺はそんな質問に、あのときのことを思い出す。
そのせいであのときの恥ずかしさから、顔が赤く染まっていくのがわかる。
けど、それは彼女も同じだったようで、顔をそらしていた。
そして、ちょっとの沈黙の後、
「その、どこで降りるの?」
彼女はまだ恥ずかしさが残っているのか、よそよそしく俺にそう訊いた。
「3つ隣りだよ。下り方面?」
「え、ええ、同じ方面のようね。私は2つ隣りなのよ。それで、あんたに一つだけお願いしたいことがあるんだけど......その、聞いてくれる?」
そのとき、上目遣いに頼んできた彼女のあまりの可愛さに、不覚にもドキリとしてしまった。
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