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一章
女の子の部屋でドキドキゲーム時間《タイム》2
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「悠くん。なにかあったの?」
休む時間に、俺にそう話しかけてきたのは、クラスメイトの葵だった。
そんな葵に、俺はどこかひねくれたように言う。
「俺なんかに話しかけてくるなんて、お前暇なのか?てか、友達いないのかよ」
「......いや、まあ、それもあるけどさ!クラスでの唯一の知りあいが悠くんだけだし、ちょっとした悠くんの噂を耳にはさんだから!」
噂?なんだそれ。俺、噂になるようなことしたか?
と、身に覚えのないことを言われ、俺はなんだろうという疑問を感じる。
「今日......学校来るときに、なんかとってもかわいい女の子と一緒に登校して来たって、噂になってたけど?」
なんのことだ?ということが、顔にでも出てたのか、葵はそう教えてくれる。
というか、なんでそれが俺だってわかったんだよ!
いや、同じクラスのやつが言ったのか。
「いや、それは、その、昨日いろいろあって............」
「しかも、二人っきりで登校してたって聞いたけど?」
「いや、その、別に仲がいいわけではないです、はい」
「本当に?」
「ええ、はい。俺と葵みたいな感じです、はい」
「仲いいってことじゃん!」
おや、俺の記憶だと、葵とそんなに仲がよかったという記憶がないんですが?
いや、まあ、小学生の頃の記憶なわけだし、しっかりとは覚えてないけども。覚えてないけども!
あんまり話してた記憶はないんですが?
「いや、その、仲がよかったという記憶がないんですけども......」
てか、今さらだけど、なんで俺は敬語で話してるんだ?
いや、別に葵が怖いだとか、その勢いに押されたとか、そういうわけでは、決してない。
「えっ?そう?私は悠くんとの思い出を、ちゃんと覚えてるよ?」
思い出といえるほどのものがあるのか、という俺の疑問を葵に言ったらだいぶヤバいことになりそうなので、なんとか抑える。
「えっ?もしかして、本当に覚えてないの?」
「ご、ごめん。その......全然覚えない......」
俺がそう言うと、葵はどこか残念そうな顔をする。
けど、すぐに笑顔で、
「そっか!」
と、そう言った。
自分の感情を無理やり抑え込むかのように。
「でも、ありがとう」
「えっと、なにが?」
「どうせ気づいてたんだろ?葵と話してたら、気が紛れた気がするよ」
と、そんな俺の言葉に、少し驚いた反応を見せると、次の瞬間には嬉しそうな顔をしていた。
「そっか......。気づかれちゃってたか。でも、それならよかったよ。なんか、疲れてたみたいだから」
まあ、葵と話したおかげで、他の意味で疲れた気がするけど、まあ、それはどこかに投げておくとしよう。
俺は、そんな嬉しそうな葵の顔を見て、不覚にもドキリとしてしまった。
今の俺には、そんな時間はないというのに。
「それで、お前は友達を作らないのか?お前みたいなやつだったら、すぐに、友達の一人や二人、できると思うんだけどな」
「えっ?そうかな?私、その、そういうのって、苦手だから......」
葵がそんなことを言うと、タイミングを見計らってたかのようにチャイムが鳴った。
そして、葵はそそくさと、自分の席に向かってしまった。
肉体的にも、精神手にも疲れた俺は、響鬼と昇降口へと向かっていた。もちろん、帰るために。
「悠。なんだか今日は、お疲れ気味のようだけど、どうしたんだい?もしかして、赤里さんとそこまで──」
「ちがうわ!いや、ちがわないけど、ちがうわ!」
と、響鬼がおかしな方向へと考え出したので、思わず俺は否定する。
「いや、昨日いろいろあったんだよ!昨日赤里とファミレスに行った──」
俺が昨日のことを話そうとしてると、
ブルルル//ブルルル//............
と、電話が鳴り出した。
なんでこんなタイミングで!と思いながらも、響鬼に「ごめん」と言って、渋々電話に出る。
「はい、もしもし」
『言ったら、わかるわよね?』
その電話は、赤里からだった。ピンポイントだなぁ~、とか思いながらも、赤里の圧に押され、
「え、あっ、はい」
と、肯定の返事をする。
すると、電話はそこで切れた。
「悠、もう電話は済んだかい?」
「えっ?ああ、悪いな。それじゃ、行こう」
そして、俺と響鬼はまた歩き出す。
「それで悠、誰からの電話だったんだい?」
「うん?えっと、赤里さんから......」
「なるほど。そういうことなんだね、悠。だから、さっきから申し訳なさそうな顔をしてたんだね」
「いや、ちがうけど?」
「いや、いいんだ悠。たとえ先に卒業しようとも、僕は君の友達だ。そんなことで僕は友達をやめたりなんてしない。だから、安心してくれていいよ。それじゃ、僕は先に帰らせてもらうとしよう」
俺の否定の言葉を一切聞かず、そんなことを言い出す。
そして、本当に行ってしまった。
いや、マジでそういう関係じゃないんだってば!
響鬼のことを思ってとか、そういうことじゃないんだよ!
と、叫ぼうと思ったが、ここからじゃどうせもう届かないだろうということに、気づいてやめる。
「はあ~」
俺は思わず、大きなため息をついてしまった。
「なに、ため息なんてついてるのよ」
と、だれかが俺に声を掛けてきた。
振り向くと、そこにはなんの変哲もない、赤里がいた。赤い髪をツインテールに纏めた、背がかなり低い、かわいい女の子が。
「もう、なにボサッとしてるのよ!早く帰るわよ?」
俺がそんなことを思ってると、赤里は早く帰ろうと言ってきた。
その赤里の言葉で、今の俺が何をしようと思ってたのかを思い出す。
てか、響鬼にはあれだけ説明したというのに、なんであいつは勘違いしたままなんだ。
とりあえず、心の中だけにでも言っておこう。
俺は、ロリコンじゃないって言ってるだろ!
そもそも、俺に彼女なんていないんだよ!
と、そんな言いわけのようなことを思ってると、
「ねぇねぇ......」
「ヒャッ......!」
耳元から囁くようにそんなことを言われたせいで、俺はびっくりしてそんな声をだしてしまう。
恥ずかしさから、顔を赤くさせながら振り向くと、
「私もご一緒させてもらって、いいですか?」
そこには、俺のクラスメイトの葵が居た。
休む時間に、俺にそう話しかけてきたのは、クラスメイトの葵だった。
そんな葵に、俺はどこかひねくれたように言う。
「俺なんかに話しかけてくるなんて、お前暇なのか?てか、友達いないのかよ」
「......いや、まあ、それもあるけどさ!クラスでの唯一の知りあいが悠くんだけだし、ちょっとした悠くんの噂を耳にはさんだから!」
噂?なんだそれ。俺、噂になるようなことしたか?
と、身に覚えのないことを言われ、俺はなんだろうという疑問を感じる。
「今日......学校来るときに、なんかとってもかわいい女の子と一緒に登校して来たって、噂になってたけど?」
なんのことだ?ということが、顔にでも出てたのか、葵はそう教えてくれる。
というか、なんでそれが俺だってわかったんだよ!
いや、同じクラスのやつが言ったのか。
「いや、それは、その、昨日いろいろあって............」
「しかも、二人っきりで登校してたって聞いたけど?」
「いや、その、別に仲がいいわけではないです、はい」
「本当に?」
「ええ、はい。俺と葵みたいな感じです、はい」
「仲いいってことじゃん!」
おや、俺の記憶だと、葵とそんなに仲がよかったという記憶がないんですが?
いや、まあ、小学生の頃の記憶なわけだし、しっかりとは覚えてないけども。覚えてないけども!
あんまり話してた記憶はないんですが?
「いや、その、仲がよかったという記憶がないんですけども......」
てか、今さらだけど、なんで俺は敬語で話してるんだ?
いや、別に葵が怖いだとか、その勢いに押されたとか、そういうわけでは、決してない。
「えっ?そう?私は悠くんとの思い出を、ちゃんと覚えてるよ?」
思い出といえるほどのものがあるのか、という俺の疑問を葵に言ったらだいぶヤバいことになりそうなので、なんとか抑える。
「えっ?もしかして、本当に覚えてないの?」
「ご、ごめん。その......全然覚えない......」
俺がそう言うと、葵はどこか残念そうな顔をする。
けど、すぐに笑顔で、
「そっか!」
と、そう言った。
自分の感情を無理やり抑え込むかのように。
「でも、ありがとう」
「えっと、なにが?」
「どうせ気づいてたんだろ?葵と話してたら、気が紛れた気がするよ」
と、そんな俺の言葉に、少し驚いた反応を見せると、次の瞬間には嬉しそうな顔をしていた。
「そっか......。気づかれちゃってたか。でも、それならよかったよ。なんか、疲れてたみたいだから」
まあ、葵と話したおかげで、他の意味で疲れた気がするけど、まあ、それはどこかに投げておくとしよう。
俺は、そんな嬉しそうな葵の顔を見て、不覚にもドキリとしてしまった。
今の俺には、そんな時間はないというのに。
「それで、お前は友達を作らないのか?お前みたいなやつだったら、すぐに、友達の一人や二人、できると思うんだけどな」
「えっ?そうかな?私、その、そういうのって、苦手だから......」
葵がそんなことを言うと、タイミングを見計らってたかのようにチャイムが鳴った。
そして、葵はそそくさと、自分の席に向かってしまった。
肉体的にも、精神手にも疲れた俺は、響鬼と昇降口へと向かっていた。もちろん、帰るために。
「悠。なんだか今日は、お疲れ気味のようだけど、どうしたんだい?もしかして、赤里さんとそこまで──」
「ちがうわ!いや、ちがわないけど、ちがうわ!」
と、響鬼がおかしな方向へと考え出したので、思わず俺は否定する。
「いや、昨日いろいろあったんだよ!昨日赤里とファミレスに行った──」
俺が昨日のことを話そうとしてると、
ブルルル//ブルルル//............
と、電話が鳴り出した。
なんでこんなタイミングで!と思いながらも、響鬼に「ごめん」と言って、渋々電話に出る。
「はい、もしもし」
『言ったら、わかるわよね?』
その電話は、赤里からだった。ピンポイントだなぁ~、とか思いながらも、赤里の圧に押され、
「え、あっ、はい」
と、肯定の返事をする。
すると、電話はそこで切れた。
「悠、もう電話は済んだかい?」
「えっ?ああ、悪いな。それじゃ、行こう」
そして、俺と響鬼はまた歩き出す。
「それで悠、誰からの電話だったんだい?」
「うん?えっと、赤里さんから......」
「なるほど。そういうことなんだね、悠。だから、さっきから申し訳なさそうな顔をしてたんだね」
「いや、ちがうけど?」
「いや、いいんだ悠。たとえ先に卒業しようとも、僕は君の友達だ。そんなことで僕は友達をやめたりなんてしない。だから、安心してくれていいよ。それじゃ、僕は先に帰らせてもらうとしよう」
俺の否定の言葉を一切聞かず、そんなことを言い出す。
そして、本当に行ってしまった。
いや、マジでそういう関係じゃないんだってば!
響鬼のことを思ってとか、そういうことじゃないんだよ!
と、叫ぼうと思ったが、ここからじゃどうせもう届かないだろうということに、気づいてやめる。
「はあ~」
俺は思わず、大きなため息をついてしまった。
「なに、ため息なんてついてるのよ」
と、だれかが俺に声を掛けてきた。
振り向くと、そこにはなんの変哲もない、赤里がいた。赤い髪をツインテールに纏めた、背がかなり低い、かわいい女の子が。
「もう、なにボサッとしてるのよ!早く帰るわよ?」
俺がそんなことを思ってると、赤里は早く帰ろうと言ってきた。
その赤里の言葉で、今の俺が何をしようと思ってたのかを思い出す。
てか、響鬼にはあれだけ説明したというのに、なんであいつは勘違いしたままなんだ。
とりあえず、心の中だけにでも言っておこう。
俺は、ロリコンじゃないって言ってるだろ!
そもそも、俺に彼女なんていないんだよ!
と、そんな言いわけのようなことを思ってると、
「ねぇねぇ......」
「ヒャッ......!」
耳元から囁くようにそんなことを言われたせいで、俺はびっくりしてそんな声をだしてしまう。
恥ずかしさから、顔を赤くさせながら振り向くと、
「私もご一緒させてもらって、いいですか?」
そこには、俺のクラスメイトの葵が居た。
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