異世界転移。理性と本能と暴虐と

むげんかい

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変わりゆくジュノー

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 手足を解放されてからも、中に剛直を突っ込まれたまま、ジュノーはゆるゆると攻められ続けた。そして決してイかされず、目の前に手を伸ばせば掴めそうな位置にあるはずの、快楽の極みにたどり着けずにいる。
 
「ほらほら……はいストップー」
 
「もう……いやっ!」
 
「お願いしてみたら良いのに?」
 
「だって! また出すつもりでしょ!」
 
「うん、出すよ?」
 
「!?」
 
「今更中に出さなくなったからといって、何か変わるの?」
 
「そ、それは……」
 
「あ、冷えてきたね。じゃ、もっかいー」
 
「い、やぁっんっ」
 
 レッドの言う『冷えてきた』とは、快楽の波のことである。彼曰く、完全に冷えてしまってもダメらしい。
 
(く、狂っちゃう)
 
 ジュノーは限界だった。縋り付いて嘆願して、果ててしまいたい。そんなジュノーの弱音を読み取ったのか、レッドはジュノーを横向きに寝かせていた体勢から抱き起こして対面座位の状態でキュッと抱き付くと、耳元でそっと囁いた。
 
「自分で動いて良いよ」
 
 と。ただし、
 
「あんまり動かれちゃうと出ちゃうかも知れないから気をつけてね」
 
 と、付け加えるのだった。
 
(じ、自分で……?)
 
 レッドに任せれば、いたずらに焦らされるだけで、きっとイかせてもらえない。でも自分で動けたなら? このレッドという少年に、嫌というほど自分の気持ち良い場所を掘り起こされてしまった。自分で動けるなら、業腹だが彼の体を使わせて貰えたなら? いとも容易くイけるのではないか? いやしかし……。
 
「あれ? 乗り気じゃない? んじゃ……」
 
「待って! やる! やります!」
 
「……くれぐれも俺をイかせないよう気をつけてねぇ」
 
 言われなくとも! と、ジュノーは鼻息を荒くする。
 
(ヒヒッ、気負ってんねぇ。大丈夫、かなー?)
 
 楽しげに、しかしレッドは結末を予測してる風でもあった。対するジュノーは、転がり込んできたチャンスを目の前にして、少々冷静さを失っていた。対面座位の体勢は、初心者の彼女にしてみると、自分の良いように動くのは少々難しい。どうすれば動き易くなるかを必死に考えて、出した結論は……自分からレッドを押し倒す、であった。レッドも抵抗せずに、いや、むしろ面白そうにジュノーの動向を観察している。
 
「で? そこから?」
 
「黙ってて!」
 
 自分の良い場所はもう知ってる。後は腰を動かして、レッドの一物を擦り当てるだけだ。
 
「んっ……はぁ……」
 
 ゆるゆると腰を動かすジュノー。すでに痛みや恐怖は消えていて、されるよりは緩やかではあるが、確かに自分で快感を得ることが出来ている。……しかし、
 
(これじゃイけない……)
 
 緩やかすぎる快感は、あの上り詰めるような体を突き抜ける甘さが感じられない。
 
「ハイダメー。ジュノーちゃん、冷えて来ちゃったでしょ」
 
 そう言うとレッドはジュノーを押し倒すと、一気に性感帯を刺激してイク寸前まで追い詰めた。
 
「んあああああっっ……あああぁぁぁ……」
 
「そんな悲しそうな顔しないで。だって中に出されたくないんでしょ?」
 
 指摘されたジュノーは目を逸らす。レッドはジュノーの中からゆっくり刺激しないよう自分のモノを引き抜くと、寝そべったままのジュノーの目の前に突き出して提案する。
 
「代わりに……口でしてくれても良いんだよ?」
 
「……」
 
 ジュノーは逡巡した後、手を伸ばして……
 
「気持ち良くなって下さい、って言って欲しいなぁ?」
 
「なっ!?」
 
「駄目ならイクのもお預けだね」
 
「(くっ……)気持ち良く、なって、ください」
 
「んじゃはいどーぞ」
 
 ジュノーは改めて突き出されたモノをまじまじと見る。こんなグロテスクなモノで、今まで中をかき回され続けたのだと思うと、痛みは消えたにしても怖くなってくる。恐る恐るそっと触れてみると、レッドの体温を感じる。形を確かめるようにさわさわ触っていると、
 
「く・ち」
 
 レッドに催促されてしまい、仕方なくジュノーはモノを口に入れ……
 
「はいそのまま。慣れてないジュノーちゃんは歯を立てちゃうと思うので、触れるかどうか位に口を開け、主に唇をすぼめて前後に動かし、舌でチロチロと舐めて下さいねー」
 
 どこか小馬鹿にした口調で、レッドがやり方を指示する。ジュノーが素直に言われた通りに刺激を与え始めると、レッドもゆるゆるとジュノーの性感帯を刺激し始めるのだった。
 
「このビラビラや内壁が棒の部分。クリは先っぽのプニプニに対応してるんだよ」
 
(ああっ! じれったい!)
 
 レッドが何か説明をしているものの、ジュノーには聞いている余裕がない。それより早くイかせて欲しい、それだけだった。
 
「聞いてるー? ジュノーちゃんが触って欲しい所を刺激してくれたら、対応してる所を刺激してあげるって話なんだけど?」
 
「!?」
 
「あっ、ちょっ!? 激しいな!」
 
 レッドの意図を理解した途端、ジュノーは一物にむしゃぶりついた。それに対応してレッドの愛撫も激しさを増す。
 
「んっ!? んん~ん、ふんむっ! んっふー!」
 
「あ痛っ!? こら! 歯を立てるなって! ……ジュノーちゃんがイったら、噛み切られそうだね。だから先にイかせてよ」
 
 レッドの提案にジュノーは渋々同意する。細かい指示を聞きつつ丁寧に刺激を与え、そして……
 
「そろそろイクよ。出したら出し終わるまでそのままね。あーイックッ」
 
 ビュクビュクと放出される精液の生臭さに、ジュノーは顔をしかめる。
 
「っふー。ビクビクが終わりかけたら、中に残ってるのを吸い出して、舌で先っぽを刺激してね。おうっ! ……そうそう、上手」
 
 ジュノーはまだ? と言いたげな表情でレッドを睨む。
 
「最後まで有難うね。気持ち良かったよー。……口開けてー? うはっ、我ながら結構出したなぁ。じゃあ……飲んで?」
 
「!?」
 
 無理無理と表情を曇らせるジュノーだったが、
 
「飲んでくれたら嬉しくってすっごいサービスしちゃうかも?」
 
 ……ゴクリ
 
「もっかい口開けてー? んふふ、綺麗に飲みきったねー。有難う、嬉しいよー」
 
 と、レッドが抱き付いてきた。不思議な気持ちが湧き上がるものの、次の瞬間には後ろ向きに転がされ、股間、胸、耳、首筋といった、今まで発掘されてきた全ての性感帯を一斉に刺激しはじめる。そうなると、消えかけていた肉欲にも灯がともり……、
 
「くっ……あ――――っ!」
 
 すぐに達してしまうジュノーだった。
 
(すご……良……ん?)
 
 余韻に浸ろうとするジュノーだったが、レッドの手は止まらない。それどころか既に復活したらしいペニスを手に、ジュノーの中へと割り入って来るのだった。
 
「ふあぁん! だ、だめぇへぇ」
 
 そして振り出しに戻るのだった。
 
 ~~◆◇◆◇◆~~
 
「はぁっ!? あんっ! ふぅ……んんん、んっんっんっ、あっ、あんっ、ふぅんっ……」
 
 レッドはまたもジュノーを焦らしまくる。そして肉欲が冷め始めた頃、クイッと一突きし、次いでおもむろにそしてリズミカルに腰を突き上げ始めた。
 
(ああっ、こ、これ……これが欲しかっ……)
 
「はい終了ー」
 
(!?)
 
 恍惚の表情から一転、この世の終わりのような表情でレッドを見つめるジュノー。
 
「今度は自分でも頑張るんでしょう?」
 
 レッドはニヤニヤしながらジュノーを追い詰める。先程はフェラで済ませてあげるとの言葉に飛びついた。男のモノの扱いにもある程度慣れたつもりだった。しかし、実際は自分のことすら気持ち良くできない。ジュノーは混乱して視線を泳がせる。
 
「ジュノーちゃんはダメだなぁ。せっかく今お手本をやって見せてあげたのにー」
 
「!?」
 
 そうだ、今のは気持ちよくなる方法のお手本だった。そう考えれば自分で何とかできる気がしてきた。
 
「んっ……ふうっ、んっ! ……んっんっんっ、ふっふっふっ、ふあっ、あっあっあっ!」
 
 先程のお手本にならって動き始めるジュノーだったが、次第にお手本より激しい動きへと変わっていく。豊かな胸の動きも、ゆさゆさからブルンブルンへと変わっていく。
 
「ねぇ? ジュノーちゃん。ここで俺が無理矢理に動きを止めたらどうなるかなぁ?」
 
「!? いやっ!」
 
「だってさぁ? 彼氏じゃない男の上で腰振ってるんだよ? 良いの? 彼氏のモノさえ知らないのに」
 
「………………」
 
 ジュノーは答えられず、それでも腰の動きは止まらない。
 
「……んんっ! あっ! はっ! ああ……もう……」
 
「しかしジュノーちゃんってば激しいねぇ。俺もうイっちゃいそう」
 
「!?」
 
「動き止めてくれないと出ちゃうかなー」
 
「……んっふっんっ」
 
「出しちゃうよー? 良いのー?」
 
「んんんんんっ」
 
 ジュノーは唇を引き結んで、目を逸らす。
 
「出して、って言ってくれたら……激しく動いてあげるよ?」
 
「!? あっやっ……いや」
 
 ジュノーは流石に拒否の言葉を口にするが、体を起こしたレッドがジュノーの耳元で囁く。
 
「全部受け入れちゃえば気持ち良さしか残らないよ?」
 
「!? はっ、あはんっ……出して」
 
「んー? 何てー?」
 
「出してっ!」
 
「ちゃんと言ってくれないとー分かんないなー? 誰の何処に誰の何をかなー?」
 
「私の中に! レッド君の精液を出して! 気持ち良くして下さい!」
 
「良くできました。言い方は次回の課題だね」
 
 ジュノーは思った。ああ、自分から堕ちてしまったと。レッドは満面に笑みを湛え、対面座位のまま密着すると、クリも擦りたてながら器用に腰を振りだした。
 
「くああああぁんっっ!!」
 
 前回イかされた時とは比べものにならない急激な快感の膨らみように、ジュノーはすぐにもイってしまいそうになる。心から、堕ちて良かったと、ジュノーは思うのだった。
 
「あっ! あっ! あっ! あっ! あ――――――っ!」
 
「ふぅうっ!」
 
 やがてジュノーが激しく絶頂を迎えると、間を置かずしてレッドが腰を目一杯引き寄せ、ジュノーの豊満な胸にうずめ、レッドの剛直がビクビクと震えて精液を放出させたのだった。
 
(……私、自分から受け入れちゃったのね)
 
 ジュノーは中出しをあれほど嫌がっていたというのに、今の自分が余り嫌だと感じていない事に驚いていた。そんなジュノーの胸に顔をうずめていたレッドが、顔を上げてジュノーの耳元に口を寄せる。
 
「ジュノーちゃんの体、とっても良かったよ」
 
 と言い、頬に軽くキスを落とすのだった。
 
(良かった……? 私の体が?)
 
 ジュノーは良かったと言われ、何故か嬉しい気持ちもある自分が理解できないでいた。

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