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堕ちゆく歓び
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●●●
「んっふっはっ……んんっ!」
気持ち良い事を受け入れたジュノーは現在、レッドの上で腰を振っていた。既にレッドの指示を聞き入れる素直さも、それを実践できる柔軟さも併せ持っていたのだ。
(あはっ、こりゃあ化けたもんだねぇ)「あー良いよ良いよ。上手になってきた」
「んっ! ほんっとうっ?」
「うん、本当だよ。すっごく良い。これならあの二人もメロメロだね」
レッドの褒め言葉に表情を綻ばせ、二人の乱暴者にも好かれるだろうとの指摘に顔をしかめつつ、しかしながら腰の動きも止めずジュノーが口を開く。
「……あの人達、ふうっん……、乱暴だから嫌い」
「まぁまぁ、あいつらは女を知ったばかりだからさ。ジュノーちゃんに優しくした方がよっぽど気持ち良い思いができると分かれば、きっとお姫様のように扱ってくれるよ」
「……そうか、んっふ、なぁ……ああんっ。んねぇっ? そうっ、なってもっ、レッド君は抱いてっ、くれるっ?」
「勿論じゃないか。ってか、グラース君は良いのかぃ?」
レッドの言葉にジュノーは動きを止めた。グラースは元々付き合っていた男子で……しかしこれといった接触もなく、極めて健全なお付き合いであった。そんなグラースは生真面目で融通がきかず、それが故にクラスの不良共と揉め事を起こし、結果としてジュノーは無理無理純潔を散らされる羽目になったのだが……
「意地悪……こんな時にそういうこと言うなんて」
「御免御免w でも引きずってないというか、吹っ切った感じで安心したよ」
「だって……もう言い訳できないもん。あっ……」
拗ねるジュノーをレッドが優しく抱き寄せてキスをする。
「大体さぁ、ジュノーちゃんはあの朴念仁には勿体ないんだよねぇ」
(勿体ない? 私が?)
「じゃ、しらけさせちゃったお詫びにご奉仕させて頂きますねー」
「うん……っあん、んちゅっ」
レッドは足を肩に担いで股を大きく開かせると、腕をジュノーの頭の後ろに回してキスをしながら抽送を始めた。女性にはかなり苦しい体勢ながら、ジュノーは求められている感じがしていてお気に入りのようだった。レッドにしても、口、耳、うなじ、胸、乳首、そしてクリと多種多様な攻めができるため重宝していた。
(まぁ普通の女はこんな格好、苦しいって嫌がるもんだけどね)
レッドはそう思いながらも、激しすぎる酷い凌辱についで、全身をくまなく舐め尽くされるような視姦の中で性感帯を開発されたのが原因かな? とも考えていた。
「はぁっんっ、レッド、くぅんっ!」
レッドがクリを皮ごとクニクニ摘み、乳首を弄り始める。これは「今から本気でイクよ」の合図であった。つまり本気のストロークが始まるのだ。
「んっあっんっんっはぁんっ!」
パンパンパンパンとリズミカルに打ち付けられる腰。少し前までは、ジュノーはただ入れられるだけでも恐怖感や嫌悪感を抱いていたのに、今では嬉々として受け入れている。
(ああ……もう戻れない)「あっ……」
レッドが正常位の体勢に変えてジュノーの腰を掴むと、ジュノーは期待を膨らませる。これからレッドがイくまでの間、激しく腰を打ち付けられることを知っているのだ。それもジュノーが嫌がらないレベルで、である。
ずっずっ、ずちゅっずちゅ、ぱちゅぱちゅ、パンパンッ!
「んっんっ、ふっふっ、ふあぅん、あっあっ!」
レッドは体勢を変えたとき、直ぐにはトップスピードに持って行かない。ジュノーの反応を見ながら強めていくのだ。そういう点も、ジュノーには安心して身を任せられる要因なのだろう。ジュノーが嫌がらない範囲で最高速度に達した後は、乱暴に胸を揉みしだき、乳首を吸ったり甘噛みしたり、時折唇を吸っては腰を振りたくる。
(ああっ! 求められてる! モノにされちゃってる! 良いいいいいっっ!)
そして、何時の頃からか心待ちにしている瞬間が訪れるのだ。
ぎゅうっ!
(くるっ!)
ビクンッ! ビクッ! ビク! ビクビク……
(きたっ! ああっ! 染められてる……マーキングされてるっっ! ……イックぅうううっ!)
ジュノーは中出しされた感触を経て、自身も絶頂へと上り詰めるのだった。
「はぁっ、はぁっ、んっ……はぁんっ、ちゅ」
レッドは出し終えるとジュノーにキスを求める。気持ち良かったと言われなくても、それだけで十分伝わってくる気がした。事実、レッドはずっとジュノーの体をまさぐり続けているし、唇のみならず、頬やうなじにキスの雨を降らせている。やがてレッドのモノが萎んでずるりと抜けると、ジュノーは自然とレッドの分身をお掃除フェラで奉仕するのだった。今のジュノーはフェラに対する忌避感は既に無く、むしろ相手の喜ぶ様が見れるのが嬉しいらしく、嬉々としてしゃぶりつくのだった。
(ヒヒッ、ここまでおしゃぶり好きになるとはなぁ。もう一ラウンドしても良いけど、まぁ今日はここまでだな)
やがて二人の分泌物を綺麗に舐め取ったジュノーは、レッドにストップをかけられ、促されるまま彼の腕を枕にして、添い寝するのだった。
●●●
「ねえ、レッド君」
「んー?」
「ピアス君達の事、大丈夫かな……私怖い」
ジュノーはベッドの上でレッドの腕に抱かれながら、他の乱暴な不良達への不安を口にしていた。
「大丈夫大丈夫。何かあっても俺が何とかすっから」
「……ん」
ジュノーは少し頬を赤らめ、レッドの胸に頬を寄せる。
(思った以上に懐かれちゃったな。こうなったらあいつらには頑張ってもらうよりねぇなぁ)
レッドは少々計算が狂ったと苦笑するが、ピアスはジュノーに執着してる節があるし、ブルーは犯れれば何でも良さそうである。
(まぁ何とかなるわな)
自分の胸で甘えるジュノーを眺めながら、レッドは楽観的に考えを流していた。
~~◆◇◆◇◆~~
次の日、ピアス達が目を覚ますと、既に起きていたレッドが目の前で椅子に座っていた。
「あー? れっふぉ、ふぁああああぁふ。あー……」
「相変わらず朝が弱ぇなぁ」
「……ジュノーは何処行った!?」
思い出したかのように立ち上がり、慌てて辺りを見回すピアス。そんな様子に呆れながらレッドがなだめにかかる。
「慌てんなよ。ここにゃ逃げるところなんてありゃしねえんだから」
「ああ!? ……あー、まぁ、それもそうか」
たしなめられて反射的に食いかかるも、相手は何となく苦手にしているレッドであり、言ってることは至極当然のことであったのでおとなしく引き下がった。
「それにあの後、俺がさぁ、じ~っくり調教しといたからよぉ? 今はエロエロに従順だぜ?」
「……はぁ!? 調教って……はぁ!? ……まじか?」
「大マジも大マジだっての。まぁでも? だからっつって、乱暴にするんじゃねえぞ? 優し~くしてやりゃ応えてくれるんだからよ。大体お前等のあれはセックスじゃねえ。発情期で童貞丸出しのサルの交尾だ」
「~~っ! わぁってるよ!」
ピアスは自分のセックスをこきおろされて、不機嫌な様子で返す。
(分かってるって……ありゃ絶対嘘だな。あー、もう一人くらい手伝ってくれる奴がいりゃあなぁ。ピアスはただ乱暴なだけの馬鹿だし、ブルーは発情期をこじらせた阿呆猿だし……。まな板ショーでもやって誰か釣るか?)
使えない仲間に嘆息しながら、レッドは手下を増やす算段を始めるのだった。
やがてブルーも目覚めたが、早速ヤりたいとばかりにジュノーを探し始め、こちらは無言で頭をはたくレッドであった。
~~◆◇◆◇◆~~
三人もの男達の相手をさせられ、最後には自分から求めていたとしても、疲労困憊には違いなかったジュノーが目覚めたのは昼過ぎだった。
「こんな時間まで見逃された? それとも……?」
コンコン
「ど、どうぞ?」
ノックしてくる相手に心当たりが無かったため、困惑するジュノー。そもそもここはジュノーの部屋ではないからだ。
「あ、もう起きてたか。おはよう……おそよう?」
「今何時位なの? ……ですか?」
「何でそんな他人行儀なのさ? セックスしてる時はあんなにも甘えてたのに?」
「そ、それはっ! ……その(ゴニョゴニョ)」
「あいつらがさぁ、起きるなりジュノーちゃんを探し出すんだぜ? 笑っちゃうよな。逃げたのか!? って、普通逃げるよねー?」
ジュノーは頷いて良いものかどうかオロオロしながらもうなずいた。
「だからさ、あいつらにも教えてやってよ。ジュノーちゃんの良さってのをさ」
ジュノーはレッドに促され、恐る恐る部屋から出て来る。連れられていったのは、最初の凌辱が行われたホールの控え室だった。痛みや恐怖がフラッシュバックし、ジュノーは反射的にすくみ上がった。
「おい! ジュノー! 今からっ痛ってぇ!? 何しやがるレッド!」
「いきなり約束破ってんじゃねえよ。優しく、だろうが」
「知らねえよ!」
急に始まったピアスとレッドの口喧嘩に、ジュノーが怯んでいると、
「ね、ちゃんとお願いしたら色々させてくれたりしてくれるって本当!?」
ブルーが興奮しきった感じで詰め寄ってきた。ジュノーは思わず後ずさりながら、コクコクとうなずく。
「じゃ、じゃあさ! じゃあさ! ……ききき、キス、してくれる? あ、レッドに言われてしっかり歯磨きしました!」
「え、えっと(チラッ)はい……んむちゅっ、んぐ、むぐ……ぷあっ。どうでした、か?」
「………………」
「ぶ、ブルー、君?」
「何今の!?」
「きゃっ」
「すげかった! エロかった! きんもち良かったぁ!」
「そ、そうですか。良かったです……」
そのやりとりを、レッドはニヤニヤと、ピアスはポカンとした表情で見つめていた。
「ずりぃぞ! てめぇ!」
「んっふっはっ……んんっ!」
気持ち良い事を受け入れたジュノーは現在、レッドの上で腰を振っていた。既にレッドの指示を聞き入れる素直さも、それを実践できる柔軟さも併せ持っていたのだ。
(あはっ、こりゃあ化けたもんだねぇ)「あー良いよ良いよ。上手になってきた」
「んっ! ほんっとうっ?」
「うん、本当だよ。すっごく良い。これならあの二人もメロメロだね」
レッドの褒め言葉に表情を綻ばせ、二人の乱暴者にも好かれるだろうとの指摘に顔をしかめつつ、しかしながら腰の動きも止めずジュノーが口を開く。
「……あの人達、ふうっん……、乱暴だから嫌い」
「まぁまぁ、あいつらは女を知ったばかりだからさ。ジュノーちゃんに優しくした方がよっぽど気持ち良い思いができると分かれば、きっとお姫様のように扱ってくれるよ」
「……そうか、んっふ、なぁ……ああんっ。んねぇっ? そうっ、なってもっ、レッド君は抱いてっ、くれるっ?」
「勿論じゃないか。ってか、グラース君は良いのかぃ?」
レッドの言葉にジュノーは動きを止めた。グラースは元々付き合っていた男子で……しかしこれといった接触もなく、極めて健全なお付き合いであった。そんなグラースは生真面目で融通がきかず、それが故にクラスの不良共と揉め事を起こし、結果としてジュノーは無理無理純潔を散らされる羽目になったのだが……
「意地悪……こんな時にそういうこと言うなんて」
「御免御免w でも引きずってないというか、吹っ切った感じで安心したよ」
「だって……もう言い訳できないもん。あっ……」
拗ねるジュノーをレッドが優しく抱き寄せてキスをする。
「大体さぁ、ジュノーちゃんはあの朴念仁には勿体ないんだよねぇ」
(勿体ない? 私が?)
「じゃ、しらけさせちゃったお詫びにご奉仕させて頂きますねー」
「うん……っあん、んちゅっ」
レッドは足を肩に担いで股を大きく開かせると、腕をジュノーの頭の後ろに回してキスをしながら抽送を始めた。女性にはかなり苦しい体勢ながら、ジュノーは求められている感じがしていてお気に入りのようだった。レッドにしても、口、耳、うなじ、胸、乳首、そしてクリと多種多様な攻めができるため重宝していた。
(まぁ普通の女はこんな格好、苦しいって嫌がるもんだけどね)
レッドはそう思いながらも、激しすぎる酷い凌辱についで、全身をくまなく舐め尽くされるような視姦の中で性感帯を開発されたのが原因かな? とも考えていた。
「はぁっんっ、レッド、くぅんっ!」
レッドがクリを皮ごとクニクニ摘み、乳首を弄り始める。これは「今から本気でイクよ」の合図であった。つまり本気のストロークが始まるのだ。
「んっあっんっんっはぁんっ!」
パンパンパンパンとリズミカルに打ち付けられる腰。少し前までは、ジュノーはただ入れられるだけでも恐怖感や嫌悪感を抱いていたのに、今では嬉々として受け入れている。
(ああ……もう戻れない)「あっ……」
レッドが正常位の体勢に変えてジュノーの腰を掴むと、ジュノーは期待を膨らませる。これからレッドがイくまでの間、激しく腰を打ち付けられることを知っているのだ。それもジュノーが嫌がらないレベルで、である。
ずっずっ、ずちゅっずちゅ、ぱちゅぱちゅ、パンパンッ!
「んっんっ、ふっふっ、ふあぅん、あっあっ!」
レッドは体勢を変えたとき、直ぐにはトップスピードに持って行かない。ジュノーの反応を見ながら強めていくのだ。そういう点も、ジュノーには安心して身を任せられる要因なのだろう。ジュノーが嫌がらない範囲で最高速度に達した後は、乱暴に胸を揉みしだき、乳首を吸ったり甘噛みしたり、時折唇を吸っては腰を振りたくる。
(ああっ! 求められてる! モノにされちゃってる! 良いいいいいっっ!)
そして、何時の頃からか心待ちにしている瞬間が訪れるのだ。
ぎゅうっ!
(くるっ!)
ビクンッ! ビクッ! ビク! ビクビク……
(きたっ! ああっ! 染められてる……マーキングされてるっっ! ……イックぅうううっ!)
ジュノーは中出しされた感触を経て、自身も絶頂へと上り詰めるのだった。
「はぁっ、はぁっ、んっ……はぁんっ、ちゅ」
レッドは出し終えるとジュノーにキスを求める。気持ち良かったと言われなくても、それだけで十分伝わってくる気がした。事実、レッドはずっとジュノーの体をまさぐり続けているし、唇のみならず、頬やうなじにキスの雨を降らせている。やがてレッドのモノが萎んでずるりと抜けると、ジュノーは自然とレッドの分身をお掃除フェラで奉仕するのだった。今のジュノーはフェラに対する忌避感は既に無く、むしろ相手の喜ぶ様が見れるのが嬉しいらしく、嬉々としてしゃぶりつくのだった。
(ヒヒッ、ここまでおしゃぶり好きになるとはなぁ。もう一ラウンドしても良いけど、まぁ今日はここまでだな)
やがて二人の分泌物を綺麗に舐め取ったジュノーは、レッドにストップをかけられ、促されるまま彼の腕を枕にして、添い寝するのだった。
●●●
「ねえ、レッド君」
「んー?」
「ピアス君達の事、大丈夫かな……私怖い」
ジュノーはベッドの上でレッドの腕に抱かれながら、他の乱暴な不良達への不安を口にしていた。
「大丈夫大丈夫。何かあっても俺が何とかすっから」
「……ん」
ジュノーは少し頬を赤らめ、レッドの胸に頬を寄せる。
(思った以上に懐かれちゃったな。こうなったらあいつらには頑張ってもらうよりねぇなぁ)
レッドは少々計算が狂ったと苦笑するが、ピアスはジュノーに執着してる節があるし、ブルーは犯れれば何でも良さそうである。
(まぁ何とかなるわな)
自分の胸で甘えるジュノーを眺めながら、レッドは楽観的に考えを流していた。
~~◆◇◆◇◆~~
次の日、ピアス達が目を覚ますと、既に起きていたレッドが目の前で椅子に座っていた。
「あー? れっふぉ、ふぁああああぁふ。あー……」
「相変わらず朝が弱ぇなぁ」
「……ジュノーは何処行った!?」
思い出したかのように立ち上がり、慌てて辺りを見回すピアス。そんな様子に呆れながらレッドがなだめにかかる。
「慌てんなよ。ここにゃ逃げるところなんてありゃしねえんだから」
「ああ!? ……あー、まぁ、それもそうか」
たしなめられて反射的に食いかかるも、相手は何となく苦手にしているレッドであり、言ってることは至極当然のことであったのでおとなしく引き下がった。
「それにあの後、俺がさぁ、じ~っくり調教しといたからよぉ? 今はエロエロに従順だぜ?」
「……はぁ!? 調教って……はぁ!? ……まじか?」
「大マジも大マジだっての。まぁでも? だからっつって、乱暴にするんじゃねえぞ? 優し~くしてやりゃ応えてくれるんだからよ。大体お前等のあれはセックスじゃねえ。発情期で童貞丸出しのサルの交尾だ」
「~~っ! わぁってるよ!」
ピアスは自分のセックスをこきおろされて、不機嫌な様子で返す。
(分かってるって……ありゃ絶対嘘だな。あー、もう一人くらい手伝ってくれる奴がいりゃあなぁ。ピアスはただ乱暴なだけの馬鹿だし、ブルーは発情期をこじらせた阿呆猿だし……。まな板ショーでもやって誰か釣るか?)
使えない仲間に嘆息しながら、レッドは手下を増やす算段を始めるのだった。
やがてブルーも目覚めたが、早速ヤりたいとばかりにジュノーを探し始め、こちらは無言で頭をはたくレッドであった。
~~◆◇◆◇◆~~
三人もの男達の相手をさせられ、最後には自分から求めていたとしても、疲労困憊には違いなかったジュノーが目覚めたのは昼過ぎだった。
「こんな時間まで見逃された? それとも……?」
コンコン
「ど、どうぞ?」
ノックしてくる相手に心当たりが無かったため、困惑するジュノー。そもそもここはジュノーの部屋ではないからだ。
「あ、もう起きてたか。おはよう……おそよう?」
「今何時位なの? ……ですか?」
「何でそんな他人行儀なのさ? セックスしてる時はあんなにも甘えてたのに?」
「そ、それはっ! ……その(ゴニョゴニョ)」
「あいつらがさぁ、起きるなりジュノーちゃんを探し出すんだぜ? 笑っちゃうよな。逃げたのか!? って、普通逃げるよねー?」
ジュノーは頷いて良いものかどうかオロオロしながらもうなずいた。
「だからさ、あいつらにも教えてやってよ。ジュノーちゃんの良さってのをさ」
ジュノーはレッドに促され、恐る恐る部屋から出て来る。連れられていったのは、最初の凌辱が行われたホールの控え室だった。痛みや恐怖がフラッシュバックし、ジュノーは反射的にすくみ上がった。
「おい! ジュノー! 今からっ痛ってぇ!? 何しやがるレッド!」
「いきなり約束破ってんじゃねえよ。優しく、だろうが」
「知らねえよ!」
急に始まったピアスとレッドの口喧嘩に、ジュノーが怯んでいると、
「ね、ちゃんとお願いしたら色々させてくれたりしてくれるって本当!?」
ブルーが興奮しきった感じで詰め寄ってきた。ジュノーは思わず後ずさりながら、コクコクとうなずく。
「じゃ、じゃあさ! じゃあさ! ……ききき、キス、してくれる? あ、レッドに言われてしっかり歯磨きしました!」
「え、えっと(チラッ)はい……んむちゅっ、んぐ、むぐ……ぷあっ。どうでした、か?」
「………………」
「ぶ、ブルー、君?」
「何今の!?」
「きゃっ」
「すげかった! エロかった! きんもち良かったぁ!」
「そ、そうですか。良かったです……」
そのやりとりを、レッドはニヤニヤと、ピアスはポカンとした表情で見つめていた。
「ずりぃぞ! てめぇ!」
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