【R18】『廻円のヴィルヘルム』~半人半魔のあまあま淫乱お姉さんを嫁にして、ブサメンコミュ障な童貞貴族は人生逆転です!~

八雲水経・陰

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EP7_⑨ <♡>

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ファサッ……たぷっ……💕

「…………っ///」

 指先を喪服の背に這わせると、脱ごうとする意思よりも先にファスナーが下がった。
 いとも容易く剥がされた喪服の上着は糸の切れた人形のように中空をはためきながら崩れ落ち、セレアの足元に折り重なる。

 その瞬間、窮屈な黒衣に押し込められていた双子の巨峰が堰を切ったようにまろび出て、揺蕩いながら零れ落ちた。
 葬儀という場に似つかわしくない色香を存分に解放するかのように胸元のシルエットが大きく膨らみ、セレアティナという女性の見え方を全く違った物にする。

(お義父様に……見られ……てる…………///)

 興奮や色欲を感じさせない極めて神妙な視線が、セレアの胸に注がれる。
 あまりにも真剣かつ誠実な視線を前にすると、彼女は逆に恥ずかしくなった。

 領主の視界で露わになったのはKカップの乳房を包み隠し、保護し、その色香を封印した真紅の拘束具ブラジャーだ。
 そのデザインは無骨ではなく優美であり、まるでを飾り立てるのように、内に秘めた神聖な威光を引き立てている。

「良いセンスだ。」

「これはヴィルく……、貴方様のご子息に頂いた物です……。」

「そうか……アイツも、だいぶ趣が分かって来たようだ。 少し安心したよ。」

 可憐なのに淫靡で、上品なのに卑猥。
 セレアが持ち合わせた二面性が、その細部に至るまで再現され、彼女の体に調和している。そんなデザイン。

 魔族を含む現生人類は、衣類を纏って初めて完成される生き物だ。それは外見的な面でも、機能的な面でも言える事。
 女体を美しく彩りながらも、繊細な秘部を堅実に保護する。ブラジャーに求められる二つの側面を見事にクリアしたソレを見て、領主はどこか感慨深そうな顔をした。

「急いで用意してもらった喪服だが……やはりキツかったか。 窮屈な思いをさせたね、申し訳ない。」

「慣れてますので……大丈夫です……///」

 あまりにも豊満すぎるセレアの女体は、当然ながら不便な点も多い。
 乳房や臀部などの抜群なプロポーションに隠れて忘れがちだが、彼女は身長も182cmある。
 しかも、ただの長身ではない。淫魔特有の理想体型ワガママボディは人間の女性とは明らかに異質で、脂肪や筋肉の着き方が微妙に違うのだ。

「殆ど合っていましたので、お気になさらないでください……。」

「そうか……。」

 領主としても、それを見越した服を取り寄せたつもりだった。
 しかし、彼女の体は彼の予想を遥かに超えた夢幻を伴っており、現実的な予測では測り切れない程であった。

「私は、この城に住む皆が快適に過ごせる事を願っているつもりだ。 勿論、セレア殿も例外ではない。
 服に限らず足りない物や欲しい物があるなら、いつでも言って欲しい。 出来る限りの範囲ではあるが、応えさせてもらうよ。」

「お心遣い感謝いたします……。」

 両手を腹の前で組み合わせて、セレアは大きく腰を折った。
 葬儀の貞淑な空気を読む為に髪留めを解かれた短髪が、サラリと前面に垂れて艶めかしい色香を漂わせる。

(お義父様……目を見てくれてる……なんて紳士なのかしら……。)

 深く深く、心の底から平伏するような会釈を終えたセレアが視線を上げると、領主と完全に目が合う。
 見ているのは目であり、胸でも尻でもない。セレアの体ではなく、彼女の心に目を向けて対話をしている。

 セレアには、その事実が嬉しくて堪らなかった。
 そして同時に、それは自分を恥じる心にも繋がってしまう。

(お義父様に比べて……私は……。)

 あまりにも真摯な領主の目線が辛くなり、それを避けるように視線を落とすと、嫌でも自分の体が目に入る。

 足元が全く見えないほど、大きく膨らんだ胸部。その真ん中に、少しだけ際立った隆起が2つ。
 ブラの上からでも分かってしまうほど淫らに反り立ったセレアの乳首は、背徳の中で発情する彼女のあさましき様を露わにしていた。

「下も……脱げるかね?」

「…………はい///」

 消え入りそうなほどか弱い声を絞り出し、首をコクンと縦に振り、指先を腰に差し向ける。
 頬は真っ赤に染まり、頭の中は真っピンク。何も考えられないほど掻き乱された魂は、領主の要求に対する絶対服従を受け入れる。

「ご覧……ください……///」

 逃げる事を許さない領主の態度に強いられて、ユラユラと腰を揺らしながらスカートを脱いでいく。
 溢れ出す羞恥心と心臓の鼓動に圧された手つきは緩慢で、それが逆に男心を唆る。本人にその気は無かったが、意図せずに遊女の所作ストリッパーを演じてしまった。

(あぁ……/// 私……また下品な仕草を……///)

 身に染み付いた娼婦としての態度を領主に見られた。
 些細な事ではあるが、領主の眼は相手の全てを見逃さない。そんな男の前で淫らなさがを晒してしまった事が、恥ずかしくて仕方がなかった。

 ――だが同時に、そんな痴態を見られる事を嬉しく思う自分もいた。

(こんな事……思っては……いけないのに……。)

 自分でも信じられないし、自分でも軽蔑する。
 だが、そこにあるのは、どうしようもないほど否定し難い現実である。

(気持ち……良い……///)

 セレアティナは今、確かな快楽を感じている。
 それはセックスや入浴で得られる物とは全く別の、より高度かつ複雑な快楽であった。

(ごめんなさい……ヴィル君……。)

 闇夜の元に晒される、浅ましく淫らな女体。
 形式上とは言え、夫である男から贈られた愛の証。そんな下着姿を、彼よりも先に義父に見られた。

 許せないのは自身の不埒な心である。
 辱めを受けて、感じてしまっている。身に染み付いた視姦の悦びは、抗えずに股を濡らしていた。

 背筋をなぞり、膣の最奥を擦り上げるようなゾクゾクとした実感が、セレアの心を責め立てる。
 生真面目な領主の視線に捉えられているだけなのに、まるで見えない手によって揉みしだかれ、撫で摩られているような感覚が秘所を弄る。

わたくし……こんな感覚……知らなくて……。)

 きっと混乱しているのだろう。
 興奮とヴィルに対する罪悪感に満たされた脳内で再生される心の声は、いつの間にか貞淑な貴族令嬢の口調へと変貌している。

 セレアが男の前で服を脱いだ回数など、もはや測定が出来ないほど多いのだ。
 しかしながら、今この場所で溺れさせられる快楽は、これまでに味わってきた物とは全く違う刺激だった。

 普段の客を「背伸びして高級料理店に来た一般人」や「舌は肥えているが、所詮アマチュアなブルジョワジー」に喩えるなら、今の領主は最高級のワインを見定めるソムリエだ。

(…………っ///)

 そんな男の全視線が、セレアの股ぐらに注がれる。

 今朝、ヴィルに贈られたばかりの真紅のTバック。
 発情で愛液のシミを作り、濡れそぼって透けた生地の隙間から陰唇の輪郭が浮き出て、勃ち上がったクリトリスの陰影もクッキリと見えている。

 至って真剣な眼差しで下着姿を見つめ、口を堅く閉ざしたまま観察する領主。
 おおよそ異性の、それも絶世の美女と持て囃されるの女体を見ているとは思えない、神妙な顔つきだ。

(そんなに……見ないでください……///)

 ヴィルヘルム1世は女を知り、人を知り、人の奥にある「心」を深く理解している。
 熟達したソムリエならば、匂いだけでも味が分かるのだ。そんな人間が目と舌でワインを吟味すれば、もはやそこに蓄えた神秘など暴かれる為に有るも同然。

(心まで……丸裸に……なってしまいます……///)

 普段の相手には隠し通せる心の秘所デリケートゾーンにも、領主は何食わぬ顔で入り込む。
 乱雑に扉を破るのでも、躊躇しながら慎重に踏み入るのでもない。大胆不敵かつ華麗な足取りを以って侵入し、油断し切った女の唇を奪う。あっという間に丸裸にされ、組み伏せられ、身も心も犯されてしまう。

 そうやって、セレア本人ですら知らない心の奥底を、抗う事も許されずに弄ばれるのだ――。

(あぁ……なんてイジワルな方なのかしら……。)

 ネットリと糸を引くような快感とは全く違う、どこか素っ気ない軽やかな快楽。
 立ち去る様に追い縋って、ひざまづきたくなる。素っ気ないからこそ、逆に惹かれてしまうのだ。

(こんなに弄ばれたら……私……///)

 心臓の鼓動は加速した。
 だらしなく蜜を漏らす膣口は、ヒクヒクと震えている。下腹部に秘めた赤子の宮も、はしたないほどにキュンキュンと喚いている。

 優秀な雄の子を孕みたいと言う雌の本能が、セレアの体を狂わせる。
 精神と肉体がそれぞれ独立して存在し、一皮剥けば浅ましい獣に過ぎないような。一瞬にして極限まで到達した繁殖欲は、そんな錯覚を彼女に与えていた。

「どう……でしょうか……?」

「と言うと?」

「か、感想……とか……///」

 本人は至って真面目なのだろうが、見られる側としては少し気まずくなる。

(私ばかり心を見られて……こんなの……不公平ですわ……///)

 羞恥と困惑に苛まれ昂った心と身体。
 まだ薄布を纏っているのに、その保護を以ってしても防ぎ切れない領主の視線が彼女の体を火照らせる。
 もしも下着を脱がされ、柔肌の全てを晒されてしまったら――そんな想像をするだけで、更なる情欲が彼女を苛むのだ。

 その羞恥を、領主にも感じてほしかった。
 論評を下せるほどにジックリと、自分の身体を吟味してほしい。そうすればきっと、という隙を見せてくれる筈。

 あられもない姿を見られる羞恥心ゆえか、異性を自分に夢中にさせたいと願う淫魔の本能ゆえか、それとも純粋な気持ちで領主の心を知りたいと願っているのか。
 どれが自分の本心なのかも分からぬまま、セレアは領主に論評を問うた。

「…………後ろを向いてもらっても?」

「っ!……はい///」

 背中を向けるように頼む領主。
 その穏やかな調子に背叛して、セレアは背筋をビクンッ💕と震わせながら過敏に反応した。

(殿方に……背中を向けるなんて……///)

 領主としてみれば何気なく放った言葉。
 その言葉が持つ意味を、セレアは自分でも不思議なほど深刻に捉えてしまう。

 ほんの数分前までなら、なんとも思わなかった行為。
 覆い被さって組み伏せられ、雌として征服されてしまう。そんな卑猥な妄想に、今は恐怖と期待が入り混じった感情を持ってしまう。
 普段から接する客、これまでに体を重ねた者たち。そのどれとも合致しない未知の感覚が、セレアの心を生娘の時代に遡行させていた。

「どう……でしょうか……///」

「…………なるほど。」

 刃物のような視線が背後から注がれ、後ろに向けて大きく膨らんだ美しい桃尻を針山にする。
 前面に向けて注がれる視線とは全く違う、いつ襲われるのか分からない無防備さ。その渦中に身を晒している事がマゾヒスティックな快楽を齎して、どうしようもなく欲情する。

(お尻……お義父様に……見られて……///)

 健康な子を産み、育むための女体。純粋な人間の女性と比べると、歪なほど男に媚びたセレアの臀部。

(あぁ……すごく怖いのに……とっても……火照ってしまうわ……。)

 領主の視線が、自分のに注がれている。
 獰猛に爆ぜる魔力に反して不気味なほど淡白な雰囲気が、怯えを伴った興奮をセレアに感受させていた。

(お願いします……もっと見てください……これが今の私なのです……。)

 自分を見て、知ってほしい。
 30年の月日を掛けて熟成させた体と心を、どのように調理して食べるのか。それを考えてほしかった。
 領主から見た自分は、果たしてどれほどのポテンシャルを秘めた女なのかをで見定めてほしいと、セレアは思わされてしまった。

 だが、そんな彼女の想いとは裏腹に、やはり領主の態度は淡白なままである。

「うむ……よく似合っている。……小恥ずかしい話だが、アイツのセンスは私に似てるかもしれん。」

 領主はどこか、感想に困っているようだった。
 自分で脱がせておきながら、その下着姿を見定めるのには遠慮している。

「そうですか……。」

 聞きたいのは、そんな事ではない。
 確かにヴィルに贈られた下着は、セレアの色香を限界まで掻き立てる物だが、その感想は既に聞いている。

(イジワルな方ですわ……もっと褒めてくれても良いではありませんか……。)

 セレアには分かっていた、領主の視線が自分の体に対してもっと深い洞察を持っていると。
 全てを見通すような眼で睨まれ、視姦される悦び。蔑まれても、欲情されても構わない。領主に関心を持たれるなら、どんな感情でも構わないと思った。

 ――だが、現実は違う。

(動揺もしてくださらないのね……。)

 興奮も、侮蔑も、何も感じない。セレアを観察する領主の視線は、至って淡白な物であった。

(でも……良いです……。)

 だが、これで終わりではない。
 切なそうな微笑を浮かべると同時に、さらなる渇望が煮え滾る。

(これで満足されては……困りますもの……///)

 怒りでも落胆でもなく、悦びを覚えている。
 焦らされる事が嬉しくて、さらに先を望んでしまう。

(どうしましょう……この先を望まれたら……。)

 止めどない色香を溢れさせる下着姿を見てなお、動じない領主。
 それがもし、宝箱から漏れ出る光では満足できず、その全てを簒奪して蹂躙せねば気が済まない意志の現れだったなら。セレアには彼を拒む術が無い。

わたくし……きっと断れません……///)

 肉体も精神も、既に領主の支配下に置かれている。
 この城に入った時点で、既に自分が牝奴隷オンナに堕とされていたと錯覚させられる。それほどまでに領主の覇気は圧倒的であった。

 セレアはもう、受動的な期待を抱いてはいない。
 「穢されることを望む本能」が疼き出し、子宮の脈動が止まらない。貞淑な乙女が一生を掛けても辿り着かない衝動に、その身は支配されている。

(どうか……お許しください領主様……。
 その偉大な視線だけでも……私めは身籠ってしまいます……///)

 視姦の悦びに打ち震えるカラダの中で、「あまりにも卑猥な欲求」が急速に膨らんでいく。
 領主の視線は、セレアの魂を快楽の苗床とするのに十分過ぎるほどオーラに満ちていた。その苗床で彼女の精神を蝕みながら育まれるのは、仄暗い欲求の根塊。

 今この瞬間において、セレアはかつて無いほど強く「売女」としての精神性を孕んでしまった――。

「下着も……脱ぎますか?」

 羞恥と緊張の裏に、期待の色を隠してセレアは問う。

「良いのかね?」

「お義父様が望むのであれば……ブラも……パンティーも……脱がせて頂きます……。」

「…………そうか。
 なら……全て脱いでくれるかね、セレア殿。」

「……っ/// それは……つまり……?」

 微塵も動じる事なく、淡白な口調で言い放つ。
 その真意に、より一歩踏み込んだセレアに対して、領主は答える。

「君のを見せてほしい。」

「ッ"!💕……ぁ……っ///
 ぁ……は、はい……仰せの通りに……。」

 下腹部が、ヒクンと鋭く痙攣した。
 子宮から脳に伝播する快楽の電流が、セレアの心を瞬く間に染め上げていく。

(軽く……イッ……///)

 久しく忘れていた、男に身体を差し出す事への恐怖と期待。
 服を剥ぎ取られ、無防備な裸身を弄ばれる事の意味を改めて思い出し、生娘のように新鮮な感覚が呼び覚まされる。

(求められてる……私のカラダを……見たいって……。)

 セレアティナの裸体を拝みたいと願う男は、星の数ほどいるだろう。
 町を歩けば、行き交う男は皆その豊満な谷間に目を釘付けにされる。ジョギングを行なう時など、見物の為に人が群がるほどである。

(ごめんなさいヴィル君……これは……違うの……///)

 ヴィルヘルムを裏切るとか、そんな意図は全く無い。
 ただただ、牝としての本能の疼きが領主を求め、その衝動に逆らえないのだ。

 異性に裸を見られるなど、もはやでしかないと思っていたのに。領主を前にすると、それが非日常であった頃を思い出してしまう。

 たしかに、幼少期の思い出には、忘れ難い苦痛と不安もある。
 それから逃れる為に形成した自分が、淫乱娼婦セレア第二の人生であった。

 彼女としても、その結果に一切の悔いは無い。
 もしも、王族少女セレア元の人生のままで生き続けていたら、いつか必ず自分は壊れていただろう。
 ソレは家族のように慕った女性との交友で培った、の姿なのだ。

 だが、セックスをとして認識し、と理解していた頃の自分を思い出すのも、それはそれで大切な事のように思えた。

(ヴィルくんも凄かった……けど……お義父様はに居る……。)

 昨晩、ヴィルヘルムの剛直を見て、それを膣に収めた時。セレアは確かに、彼のモノを次元が違うと悟った。
 先刻、ヴィルヘルムのスピーチを見て、脳ではなく胸の奥に受け止めた時。セレアは確かに、彼の未来がだと悟った。

 だが、セレアがヴィルに感じたの全てを持ち、その他のあらゆる面で彼を凌駕する怪物が、この館にはもう1人居た――。

 眼球から溢れ出す無限のオーラと、歩んで来た人生の重みを感じさせる足取り。
 その全身が、セレアの知るを超過している。いまだ出会った事の無い、別世界の人間。

 彼女が抱く感情はまさに、異星人との遭遇コンタクトを望むにも似ていた。
 だがそれは結局のところ、客観視しなくても分かるほど、明白な裏切りに他ならない――。

(あっ💕 あっ💕 あっ💕)

 ――快楽の苗床から、何かが這い出して来る。

 暗闇の中、赤黒い触手に四肢を繋がれ、前後の穴と口と耳を塞がれた心の中のセレア。
 外周を触手に纏わりつかれ、時折り搾り上げるように締め付けられる美しいバスト。その頂点でピンと張り詰めた桃色の乳首からは、うっすらと白い筋が滴っている。
 
(支配されて……犯され続けて……無理やり孕まされちゃう……///)

 嗅覚・触覚・味覚、そこから与えられる以外の全てを遮断された彼女に許された事は、暴力的なまでに激しい絶頂を享受するのみ。
 まるまると膨らんだ彼女の孕み腹は蠢き立ち、子宮口を超えて胎内にまで侵入していた触手が勢いよく引き抜かれ、溜め込んだ破水と白濁が堰を切って溢れ出す。

(ダメなのに……想像だけで……感じちゃう……///)

 ヴィルに対する想いを裏切る、背徳の快楽。
 そのドス黒い養分を吸って、丸々と太った赤ん坊が産声を上げながら這い出してきた。
 生まれ落ちたのは、触手と淫魔のハーフ。
 ぐちゅぐちゅとイヤらしい音を立てながらセレアの膣口をこじ開ける、魔性の子。

 四肢を繋がれたまま、出産アクメの快楽にビクビクと震える母親。
 その太腿を伝ってよじ登り、たぷたぷと揺蕩う爆乳にしゃぶりつき、といまだ満ち足りないを含んだ甘い色香を漂わせながら緩んだ蛇口のように滴り落ちる母乳を貪って、成長していき――。

カチッ……たぷんっ……💕

「ん"ぁ"っ💕…………っ///」

 ――ブラジャーのホックが外れる音が、セレアを快楽の夢幻から引き揚げた。
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