【R18】『廻円のヴィルヘルム』~半人半魔のあまあま淫乱お姉さんを嫁にして、ブサメンコミュ障な童貞貴族は人生逆転です!~

八雲水経・陰

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EP7_⑧

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「ぁ……ぁ……あの……どうして……服を……脱……。」

「君を。……服を、脱いでくれないか。」

「――ッ!」

 聞き間違いでも、勘違いでもなかった。
 領主ヴィルヘルム1世は、明確にセレアの脱衣を望んでいる。――より正確に言えば、彼女のを望んでいた。

 その声色は疑問形ではなく、の意思を含んだ物だった。
 しかし、その強気な態度とは裏腹に、領主の顔は緊張で強張っている。先刻の保安官が彼女を襲った時とは違い、期待や興奮の色は微塵も感じられない。

(お義父……様? いきなり……どう……なさったの……?)

 あまりにも唐突な義父の願いに困惑し、恐怖すら覚えているセレア。

 2回目の口調は、1回目よりも丁寧だ。
 その意志に情欲の色が滲む事もなく、かといって淡白な調子でもない。明確な意思と切実な感情が籠った物。
 まるで何かにあせらされ、幾ばくの猶予も無いかのように。セレアを取り囲む壁のような威圧感は、切羽詰まった老翁の震えを感じさせている。

(私に……何を求めて……いらっしゃるの……?)

 声を上げる事も、真意を問う事も許されない。
 そんな、圧倒的なまでの制圧力を以って、義父は自分に何を求めようというのか。

 そもそも何故、自分はこの城に呼ばれたのか。
 領主の慰み者オモチャとして彼を悦ばせるなら分かりやすい。だが、彼の真意は明らかに違う。
 契約書の文面を見た時に感じた「有無を言わせない強制力」と、実際に感じた「クラリアス城の雰囲気」は、全く異なっている。

 領主は快楽の為に女性を嬲るような男ではないし、クラリアス城の者たちも一部を除いては温和な雰囲気だ。
 それも全て、領主のカリスマが為すところ。だからこそ、殺人事件が起きたばかりだと言うのに、こんなにも心が落ち着いている。

 この城に居る限り――否、ヴィルヘルム1世の庇護下にある限り、何の心配も要らない。そう思えて仕方がない。

 だからこそ分からない。
 何が領主を駆り立て、莫大な借金を負わせてまで自分を呼び付けるまでに至ったのか。全く見当が付かないのだ。

(私……どうなってしまうの……?)

 自分を見つめる領主の視線が、その形を変えていた。

 先程まで帯びていたとしての優しい雰囲気が、に染まったような。
 家族――否、領地の安全と平和を保障する為なら手段を選ばず、強引な手段も辞さない。殺人すらも躊躇わないと思わせられる、漆黒の覚悟。

(あの龍と……同じ……。)
 
 領主の全身から迸る獰猛な波動は、心像世界で見た龍と同じであった。
 その燃え滾るような奔流を、剥き出しにされた無防備な女体に浴びれば。体だけでなく、心までもが焼き尽くされてしまうような。そんな予感がする。

 領主がたたえる漆黒の覚悟は、それ即ちセレアの灰燼かいじんを喰らってでも目的を通す意志である。
 心を壊し、体を壊し、セレアの全てを貪り尽くして糧にする。肉も骨も、魂すらも喰らい尽くして、全てを征服する覚悟。

(そんな事……されたら……。)

 極端すぎる考えだが、有り得なくはない。
 今の領主であればその程度の事はすると、長年の勘で理解できるのだ。

(私……壊されて……。)

 その末に待っているのは、一つの死。
 今までの自分とは違う色に染められて、心の奥を掻き回される。住む世界が変わったかのような錯覚を覚えるほど、人格の中枢を捻じ曲げられる体験。

 ――その変貌を齎すのは苦痛か快楽か、それとも別の刺激なのか。

 いくらマゾっ気の強いセレアと言えども、堪え切れない衝撃はある。
 魔族の血を引き、強力な体術と魔法を使えるとは言え、その心身には相応の脆弱性も帯びている。
 自分より強い相手に虐げられ、強引に組み伏せられれば、生殺与奪を奪われたまま許しを乞う他に道は無いのだ。

(あぁ……これ……と同じだ……。)

 掻き乱された心の内で、ふと思い出すのは10歳の自分だった。
 身長は170㎝もあり発育も良かったが、今よりも遥かに細くて童顔だった頃の自分。そこには、思い出したくない記憶も多かった。

 ある日、いつものように友人と遊んで帰宅すると、何の予兆も無く家がもぬけの殻になっていた。
 パニックになって町に飛び出し、泣きながら両親を探した日。いくら探しても見当たらない両親を一緒に探してくれるが居て、言われるがままに路地裏に着いて行くと、薬を嗅がされ昏睡した。

 次に目を覚ますと舞台ステージの上で、両手足を縛られたまま服を脱がされた。
 四方八方に備わったスポットライトに狙われて、不気味な仮面を付けた紳士淑女ゲスどもおぞましい視線に晒される。そんな記憶。

 オークションの目玉商品メインディッシュは『処女の淫魔』ではなく『淫魔の処女』だった。
 身請け先は娼館に決まっており、最初の客を決めるのがオークションの主題。

 この時、奴隷として直接的に身体を取引されなかった事を喜ぶべきか。
 それとも、純潔という尊厳に値段を付けられ、同意なく取引に掲げられた事を屈辱に思うべきかは、意見が分かれるだろう。

 だが幼いセレアにとって、そんな事など些末な問題。
 これから何をされるのかも分からないまま不気味な視線に晒される事が恐ろしくて、他には何も考えられなかった。

(昨日までの自分が……分からなくなる感覚……。)

 人生で最も恐ろしい体験だったオークションが終わると、待っていたのは

 何も分からないまま小児性愛者ロリコンの貴族に犯され、破瓜の恐怖と違法な媚薬の快楽に溺れて泣き叫び、としての自分アイデンティティを破壊された。

 数日前まで汚れを知らず、本を読み、同年代の子供と遊ぶ事が楽しみであった少女の心。
 その純粋な器に性行為セックス快楽よろこびを注ぎ込み、溺れさせ、純朴な少女時代を永遠の過去へと捨て去られた感触。

(犯されて……汚されて……。)

 歳の割には成熟した局部を、あまりにも大き過ぎる剛直に貫かれた。
 歳の割には成熟した胸部を、自分より遥かに年上の男に撫で摩られ、訳も分からぬまま吸いねぶられた。

 更にタチが悪い事に、客の男はセレアに「幼女の淫魔」ではなく「タイプ2の母性のある淫魔」を求めていた。
 無論、何も知らない幼女を汚す事に快感を覚えるのも、筆舌に尽くしがたい愚劣な行為なのは間違いない。
 だがそれ以上に、困惑と恐怖で震える幼女に対して母性を求め、俗に言う「赤ちゃんプレイ」を強要するのも酷な話だ。

 ――不運な事に、外見年齢が中途半端に大人びていた事が、かえって男の欲情を煽り、増長させてしまったのだろう。

 「セレアまま~♪」などと呟く男の事が不気味で、縮こまって怯えていると怒鳴られた。
 タイプ2の淫魔と言えば、その包容力バブみこそが最大の魅力である。それを求める客にとって、涙目になって怯えるだけの少女は、どうしようもなく期待外れだった。

 だからと言って、それが齢10歳の幼女を傷付けて良い理由にはならない。
 相手の要求に応えようと、慣れない手つきを震わせながら奉仕する少女と、それにダメ出しを続ける男。これでは、どちらが大人か分からないほどであった。

(…………。)

 今でも時折り夢に見るほど嫌な記憶が、鮮明にフラッシュバックしたセレア。俯いたまま絶句した彼女は、頭の中でも沈黙した。

 外見がいくら成熟しても、その内面は遥かに少女であったのに。
 知りたくもない快楽を教えられ、抗う事も許されぬまま大人オンナにされた。
 改造とすら表せるほど苛烈な調教で淫らに作り変えられていく自身の身体に、セレアは恐怖したのだ。

 同年代の誰よりも背が高く、足が早く、頭が良く、「可愛い」と言われる事が多かった。
 男子の視線が顔の次に胸や尻に向かっていくのに気付いても、それが「自分の可愛さ」なのだと純朴な心で思っていた。

(自分が分からなくなるような……衝撃……。)

 それまで「人より発育が良い事」を誇りに思っていたが、その身体が意味する事が即ち「異性を欲情させる」のだと思い知った時、彼女は見えている世界が変わったのだ。
 誰よりも高く背が伸びて、誰よりも早く月経が来た。気が付けば発展途上なは豊満なへと変わっており、より一層の丸みを帯びた臀部も少女の物ではなかった。

 急速に大人になっていく自分の身体と、そこに向けられる邪悪な感情が恐ろしくて、セレアの心はいつも壊れる寸前であった。
 思春期の少女が抱えるには、あまりにもむごい悩み。それを打ち明けられるべき父母は彼女の元から去っており、周りの大人は調だけ。

 彼女にとってソレは、クーデターによって魔界の王国を追われ、よりも、遥かに鮮烈で恐ろしい記憶。
 ただ漠然とした死の恐怖よりも、ネットリと滴る粘液のような毒が身をおかし、ひたし、溺れさせようと水底に引き摺り込まれる方が、よっぽど怖くて辛かった。



 だがしかし、そんな悍ましい日々も、いつまでも続いた訳ではない――。



(でも、悪い事ばかりじゃ無かった……。)

 娼館での軟禁まがいの生活を数ヶ月続けた後。
 男が怖くなり、人間が嫌いになり、やがては世界を憎むほどにセレアは歪まされてしまった。

 だが今となっては、それが「良い思い出」と思えるのも事実。
 もう2度と戻りたくはないが、それでも思い出としての価値はある。そう思えたのも、全ては一人の女性のおかげ。

(あの頃を耐えれたから……に会えたんだもの……。)

 毎晩のようにリストカットしては、死ぬのが怖くて踏み止まる。
 死にたいほどに絶望していても、その本心では救いを求めていたのだろう。

 ――そんな彼女の祈りが、やっと届いた。

 彼女を救ったのは、他でもない先輩娼婦。
 血のように赤い眼と、スイレンのような淡いピンクを伴った白い髪が映える、貴族のような女性であった。

 優しくて、温かくて、甘い。
 どこまでも陽気で、世話好きで、よく笑う人。
 客の前で下品に振る舞う事はあっても、その真髄では女性としての品格を忘れない。

 そんな彼女の気品と母性が、壊れそうなセレアの心を守り、彼女の心を育て上げた。
 一人の女性としてのセレアを成熟させたのは父母ではなく、彼女を見守る周囲の人間の心であった。

 その女性と出会い、別れるまでが2年。
 大人から見れば、たった2年だ。だが、一人の少女にとなる覚悟を決めさせるには、十分過ぎる年月だった。

 心の強さが体に追い付いて、ついに彼女はへと到達した――。

 もう男を怖いと思う事は無くなったし、生きている事を辛く思わなくなった。
 自分の事が好きになれたし、何よりも「ここに居て良いんだ。」という確信が持てた。
 塞ぎ込んでいた時は見えなかった、周りの人の優しさにも気付けた。
 八百屋の店主に挨拶すれば、快く野菜をくれると分かった。近所の老婆に挨拶すれば、夕食を食べさせてくれると知った。

 オルゼは不衛生で、治安も悪く、ネオンの光が眩しくて夜も満足に眠れない。
 けれどセレアは、そんな地獄のような町を故郷だと思えた。そこに秘められた温かい人情を知れただけでも、世界の見え方は以前と全く違った。

 かつて自分が救われたように、今度は自分が救いたい。そう思って、孤児の援助と後輩の世話を焼いた。
 教育について知りたくて、小中高の教員と保育士の資格を。性病や皮膚炎に苦しむ友人を救いたくて、看護師の免許を取った。



 そうして彼女の人生は、新たな世界フェイズに移行した。
 怯えるだけの自分から、他の誰かを思いやれる自分に変わる。その扉を開くのは、自分だけでは無理だった――。



(お義父様は……どちらなの……?)

 20年の過去を遡り、長いようで短い人生の旅路を辿ったセレアの意識が現在へと引き戻される。

 目の前に立ち、荘厳な視線をコチラに向ける領主。
 その正体はか、それともか。今の自分を壊した先に、何かを与えてくれるのか。

(もしかして……わたくしは今……何か……大きな節目にいるのでは……?)

 が開かれようとしている自分の状況を、セレアはやっと悟った。
 
 今また、一つの人生が終わろうとしている。
 バイオレット家の令嬢でも、世界に絶望した幼女でも、風俗街の女王でもない、第四の人生。
 この城に来て領主と出会い、自分はまたする。運命の彼方に向けて加速した砂時計の中で、自分は何を知るのか。領主は何を教えるのか。

(お義父様は……きっと……。)

 きっと、乱暴な事はされない。
 10000の男と交わって来た夜の経験と、それよりも遥かに豊富な人生の経験が、セレアに確信させる。
 これまでに出会った紳士の誰よりも完成された風格と覇気は、夜伽に際しても決して裏切られる事のないような信頼を感じさせた。

 ――そう自覚した瞬間、彼女の警戒心と理性は炉心融解メルトダウンを起こした。

(あ……ダメ……。)

 体が言う事を聞かなくなる。
 肉体から引き剥がされた理性だけが虚空を舞い、勝手に動く自らの体を俯瞰するような錯覚に陥る。
 同時に、先刻までガクガクと揺れていた腰に力が入り、驚くほど真っ直ぐに立ち上がれるようになった。

 それはまるで、領主に裸を見せる事を受け入れた体が、自らの意思で脱衣ストリップする事を望んでいるようだった――。

「ぁ……はぁ……んっ……はぁ……。」
(ヴィル君が……居る……のに……。)

 トロンとした瞳からは光が失われ、心臓の鼓動は加速し、体温が上昇する。
 肺から絞り出される吐息は、純潔を汚される乙女が奏でるような、か細く弱々しい喘ぎに変わっていた。

 心の中の葛藤が、一粒の水滴を垂らした湖面のように波紋を描くが、それも長くは続かない。
 ヴィルヘルム2世に向けられた母性愛が、1世から感じられる情愛の気配に圧されていくのを感じる。

(逆らえない……逆らいたくない……。)

 両手両足を容易く組み伏せられ、上から押さえ付けられるように。強大な力を持った男の獰猛な覇気がセレアの身体に纏わり付き、心身の支配権を奪っていく。
 最初は抵抗しようと思ったのに、次第にへと塗り潰されていく。最初は恐怖を覚えたのに、段々とに裏返っていく。

 これから強姦レイプされようとしているのに、訳も分からずにソレを期待しているような。
 そんな浅ましく矛盾した淫売の思考が、乙女の脳内に残された貞淑な領域を侵犯していた。

(あっ、ダメっ……また……眼が光っ……!)

 領主の眼球が鋭い閃光を放つ。
 光線と化して中空を裂いた魔力の渦が、セレアの瞳に飛び込んで、脳を犯す。

「ぁ"……っ💕」

 脳に直接淫紋を刻まれるような、子宮を内側から発情させられる熱い衝動が全身を駆け巡る。
 力だけでなく、技巧テクニックも備わっている。受け止める前から分かり切っている快楽の予感が、セレアの体を侵していく。

トックン💕トックン💕

「ぁ"💕 ぁ"……ぁっ💕 ぁあ"~💕」
(ぉ"っ、お腹ぁ"っ……壊っ、れぇ"……。)

 心臓の鼓動に重なるように、下腹部の疼きが拍動を打って加速する。
 赤子を身籠っている訳でもないのに、何故こんなにも脈を打つのか。その理由はシンプルで、子宮に溜め込んだ魔力が暴走を起こし、力の渦が彼女の腹部を起点にして全身を循環しているのだ。

 それ即ち、身体がパニックを起こしているという事。
 こうなってしまっては、もう彼女に出来る事など何も無い。

 自らの雌を曝け出し、雄に生殺与奪を差し出す。そして、出来るだけ丁寧に扱われる事を祈りながら、寵愛を期待して弄ばれる事しか出来ない。
 何をされても受け入れて、相手を悦ばせる為だけの女になる。娼婦としては自然だが、1人の女性としてはこれ以上無いほど屈辱的な態度を強制される感覚。

 だが、それすらも領主の前では、心地よく思えてしまう自分が居た――。

(んっ…………///)

 未知への好奇心が、快楽となって体を襲う。
 これから訪れる運命が、自分を何者にしようというのか。それが気になって仕方がない。

 暗く閉ざされた寝室には、どこまでも強大な力を持つ男と、強大な力によって捩じ伏せられる事を望む女だけが居る。
 自分より遥かに強い者に全てを晒し、見透かされ、導いてほしい。その為なら、裸を見られても構わないと思えるほどの衝動。

 ――否、もはやその情動は「裸を見てほしい」という域にまで押し上げられ、彼女の魂を染めていた。

 心では否定しても、本能がそれを望んでいる。
 魂の呼び声が運命の糸を引き、セレアティナをへといざなっていた。

(ごめん……なさい……ヴィル君……。)

 心の中に湧き出したお気に入りの子ヴィルヘルム2世に対する罪悪感を噛み締めながらも、その視線は背徳を誘う紳士ヴィルヘルム1世の方へと向けられる。
 ヴィルの事は好きだし、確かな将来性も感じられる。これからの時間を共に過ごしたいと思えるだけの情愛も、しっかりと持ち合わせているつもりだ。

(今……だけ……は……。)

 だが、これとそれとはベクトルが違う。
 傍から見れば言い訳としか思われないのだろうが、確かに何かが違うのだ。

 今この瞬間だけは、領主に身を委ねていたい。
 そうすれば自分が望む何かを与えてくれるような気がして、性愛とも違うが彼女の心を掴んで離さない。

わたくしを……お義父様……に…………。)

 両指を背部のファスナーに向けて伸ばしながら、淑女はこれから起こる全ての事を受諾する。
 自分は今から、剥き出しにされた淫らな女体カラダを、余す事なく食べられてしまうのだと――。
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