転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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召喚魔法

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まわりは自然と錬金の時と同じグループに別れたようだ。
ガラガラガラ

「さ、授業をはじめる。グループになっているか?」
錬金学の先生と同じ先生だった。

「なっているようだな。では召喚魔法陣を書いた紙を配る。1人一枚だ。破らないようにくばるように。」

ティアナの前にも配られた。
へぇ~こういう魔法陣なのね。

「全員に配られたか?」

「はーい」

「では、私が初めに見本を見せるからその次に続くように。」

「我が求めし者よ、我の前に姿をあらわせ。キーアンロック」

ん?キーアンロックって、英語????
なんで英語???
転生者が作った召喚魔法なのかな…

先生の召喚魔法の紙から光が降り注いで
その中からサルの様な魔獣が出てきた。

「なんじをウキと名付ける」
ぱぁぁぁ
先生の手首に模様が浮かんで消えた。
ウキの方にも模様が浮かんで消えた。

あれ…首輪とブレスレットの石は???
もしかして…わたしだけのチート仕様だったりして……。

「これでやり方はわかっただろ?ではやってみろ」

あちらこちらで、召喚魔法の光が降り注いぐ。

「今回は最後にするわ、この前の錬金は私が一番だったし」

「「「はーい」」」

「じゃ、一番はカリンどうぞ」

カリンが召喚魔法をすると黄色の光が降り注いだ後にちょこんと小さなリスの様な魔獣?があらわれた。
「なんじ、チャコットと名付ける」
ぱぁぁぁ先生と同じで紋章みたいなのが光り消えた。
「わぁー可愛い~♡カリンぽいね~」

「魔獣のチャコリーだな」
なるほど、だからチャコットなのか。

「次はパンくん」

同じ様に召喚魔法をするとパンくんは、
ワシみたいな獣魔で、名前はドルにしてた。

イオは、白鳥みたいな獣魔だった。
名前はティララ…。
なんか…その名前…。
「ティアナみたいな獣魔がいいって思いながら召喚したらスワニーナだった」

「確かにその白くて綺麗な感じ」

「その大きくて綺麗な瞳はティアぽいわね」

「……………。さて私も召喚するわ」

「我が求めし者よ、我の前に姿をあらわせ、キーアンロック」

ぱぁぁぁぁ
え!?また虹色?!なんで?!
ボフン…

え………これって…。
ポン
「やほ、ティア聖獣と遊んでたらティアに召喚されたみたいでさ(笑)」

「ええ!!!!この子シトリンとトパーズが話してた聖獣なの?!」

ポン
「うん、そうにゃんよ」

「早く契約してと言ってるぞ」

「え、ええ…じゃぁ、スピネル」
ぱぁぁぁ
クリスタルの首に銀の首輪と空色の石が
ティアナのブレスレットのトパーズの色の隣に赤い石がついた。
「ティアもう一匹いるにゃんよ」
「よく首元の上をみてみて。」

「え?!」
モゾモゾモゾモゾ。ピョコ

!!!!?桃色のインコみたいな小鳥ちゃんが出てきた。
「ティアと契約したいっていってるにゃん」

「いいの??」
小鳥ちゃんは首をうんうんと頷いてる用な仕草をした。

「んー、じゃぁ、体は桃色だけど、瞳が
黄緑だから、貴女の名前はペリドット」
ぱぁぁぁ、ペリドットの首元に小さな銀の首輪と空色の石。ティアナのブレスレットの
スピネルの石の隣にペリドットの石がついた。

「「「…………………。」」」
三人は口をあけたまま固まってる…。
そう…、最初に出てきたのは聖獣らしく、
真っ白で瞳は赤いフェンリルだったのだ。
それと、桃色の小さな小鳥。

この小鳥ちゃんなんの種類だろう…。
鑑定

ペリドット
ティアナの契約獣
聖獣の雛
大きくなるとフェニックスになる。
涙には癒やしの力が
成長すると火魔法が使える。

ええええええええ。
まさか…聖獣…。

「あの…ローゼリアさん…。」
ハッ!一人の世界にも入ってた…。
「はい、先生。。」

「ローゼリアさんが契約した契約獣は…
フェンリルですよね???」

「ええ…そうですね…」
なんか先生がめちゃくちゃ目をキラキラさせてる…。
「あの…あの!!!!触ってもいいですか!!!」

「え?」キョトン…

「私…フェンリルに出会った事が残念ながらなくて…。フェンリルに憧れていたのです…。」
そ、そんなに…
「スピネルに聞いてみますね」

「スピネル、先生に触らせてあげてもいいかしら?」

「少しなら許すぞ」

ホッ…これでだめだったら…言いづらかったから助かった…。

「少しならいいそうです」ニコッ

「わあぁぁ、ありがとうございます!」
ナデナデ ナデナデ
先生…嬉しそう。

「ふわふわでした。ありがとうございました!!」

「ふふっ、先生嬉しそうですね」

「ええ、とても!!!そちらの小鳥ちゃんも初めてみた種類ですね。うーん実に興味深い。」

トパーズはスピネルの毛の中にまた戻って寝てるみたいだ。暖かそうで気持ちよさそう。

「では、各自後で学園に契約獣申請を行うように。忘れないでくださいね」

「「「はーい」」」

まわりをみるとみんなそれぞれ契約獣が出来てすごく賑やかになっていた。
「わぁ~色んな獣魔がいるんだね~。初めてみる獣魔が沢山いる!!」

「いやいや、ティアの獣魔がダントツ珍しいけどな」苦笑い

「赤い瞳のフェンリルなんて初めてみたわ。まぁ、図鑑でしかそもそも見たことなかったけれど」

「私はその小鳥ちゃんが気になります!!めちゃくちゃ可愛いです」

「「「ティアは本当規格外だよな」」」

「それは…褒めてるのかしら…」

「「「もちろん!!!」」」

なんだか…複雑だわ(笑)

「ティアといると色々あるから飽きなさそうだよな」

「うんうん」

「そう思います」

もーーー!!みんなして!!

「ちょっと!!私はトラブルメーカーじゃないんだからね!!」

「さ、次は薬草学だな」
「薬草を採取するのですよね?」

「錬金学の授業でも使うから覚えたいね」

「話をわざとかえたでしょ!!」

もぉぉぉ~!!ティアナはほっぺたを膨らます。
そのほっぺたをイオがツンと押す。

「スワニーナよりも、カリンの獣魔のほうが近かったな(笑)」

「確かにね~」

「黙っているとスワニーナのほうが似てますけどね」
「…………………。」むぅ~。。。ちょっと涙目

「やばい、からかいすぎた」

「いじりすぎましたね。つい…。」

「ティア~ごめんごめん可愛くてつい…冗談よ?」

「………。もう今日みんなにお昼だすのやめようかな~一人でたべちゃうもんね」プイ

「「「!!!!!!!!」」」

「ティア様、大変申し訳ありませんでした!」

「ティアナ様!!ごめんなさい!!」

「ティア様!天使様!!まことに申し訳ございませんでした!!」

「あははははは(笑)うそうそ、みんなで食べよう(笑)」

「「「ありがとう!!」」」

ご飯はみんなで食べたほうが美味しいものね♪まぁ、さっきのは冗談のお返しだったんだけど(笑)テヘペロ
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