転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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えー

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爆睡した翌日……なぜかシュウは
私を見て赤面してた。ん?なんで???
なんか夢でタラコたべてたんだよね~。
朝食はたらこのおにぎりにしようかな!!!

なぜか、朝食のタラコおにぎり食べて吹いたシュウ……。どうしたの???


「シュウ……」


「シュウ……」

カリンもサイフォンもなぜか
シュウに同情の眼差しをむけている。私なんかした???


ん?手紙?????こんな所に???

手紙が鳥の形になって飛んで、ティアナの手の上で紙に戻る。
まぁこの世界の手紙は全てそうだけど……でもここ山頂なんだけど?誰?


ローゼリアの姫君へ

突然このような手紙を出してしまい申し訳なく思う。

先日姫君に会い、宿を後にしたと店主に聞き……喪失感に苛まれて筆を取った次第です。

お恥ずかしい話ですが、この国は倹約と伺ったと思います。それは今の陛下……父の考えです。
私は、貴族はお金を回すべき立場にあると思っているので、服も食事も平民にお金をまわすように…使っている所存です。その……王族だけ贅沢していると思われていると哀しいので……。
すみません……この手紙も貴女に
誤解で嫌われたくなく書いた自己満足です。

もしもう一度お話出来る機会を頂けましたら……

キリアル.ブラッド.キリオーン



「………………」


「誰から?」


「誰からだ?」
シュウ


「どうしたんです?」
サイフォン


「キリアル.ブラッド.キリオーンからの手紙」


「「「は?」」」


「うーーーん。どうするかな~」


「気になるのか?」


「気になるの?」


「気になるのですか??」

3人に凝視されてる。


「うーーん。少しね……」


「導きか?」

「導きかな?」

「導きですかね」


「すぐ導きに結びつけるのやめーーーい!!!」

ビクッ


「王子が平民にお金をまわすためにあの服、食事をしてまわしてるって」


「ふむ」

「へーー」

「本当にそうなのですか?」


「分かんないから気になるし、あの王子の評判知らないし」


「国に戻ったら陛下に聞いてみたらどうだ?」


「そうね、それが一番かも」


とりあえず手紙を空間にしまう。返事は帰国してからにしよう……どんな人となりなのか分からないしね。

「さ、お風呂入って寝よっ」


「うん!!」


「じゃ、ティアナ、カリンおやすみ」


「二人共おやすみなさい」


「シュウ、サイフォンおやすみ」


「おやすみ~」


パタン



「あーーーなんか疲れた」


「疲れたよね~」

サクサク体を洗い、温泉に入る。

チャポン



「んーーーーー」


「ティア手紙読んでから眉間にシワが出来てるよ~」


「え!?嘘っ」

「本当」


「気をつける………」

あーーー。


「何を気にしてるの?」

チャポン


「んーー、顔はタイプ」


「うん」


「性格もあのままなら嫌いじゃないかも?」


「うん」


「でもなんかが引っ掛かるんだよね~」
ティアナ

「なんかかぁ……」
カリン

「そう……なの」
ティアナ

二面性がありそうな……

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