転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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喧嘩に勝ったトロロ

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「で?なんで喧嘩したの?」


「「…………」」


クスクス「二人でさティアナ姫の夏用の水着を作ってたんだけど」


水着?

「ふむふむ」


「どっちがティアナ姫に似合うかみたいな競争してて」


「ふむふむ」


「俺が響介に一票で海がシオンに一票で。納得いかないって喧嘩になったわけ」


「…………は?くだらなっ…」



「「!?」」


「そんなの人それぞれ好みも違うんだから競争することがちょっと……両方とも素晴らしいデザインで良かったねでいいじゃん」



「「…………」」



「男ってどうしてそう競争好きなのかしら~無駄よね」


「「!?」」


「相変わらず辛辣……」苦笑




「さ、果物と野菜収穫したしカリンとお昼たべてこよっと!皆またね~気の済むまで喧嘩してね~」


「ティア!今日のお昼どうする?」


「長芋あるし、山かけにする」


「あのトロトロしたやつ!?」


「うん」


「あれ大好き!!!!!」

キャッキャ キャッキャ


「おーい、ティア俺も山かけ食べるー」


「オッケー、響介とシオンは仲直りしてからきなよー」


「俺も食べる!!」



「あれ?海どこにいたの?」


「そこの影でさくらんぼ食べてた」苦笑


「そーなんだ、お昼食べよう」
苦笑


「やったぁー」


皆でワイワイティアナのツリーハウスに消えた。
あとに残された二名の男………。

「「…………」」


「俺達喧嘩してたっけ?」
響介


「してない……よな?」
シオン


「だよな!!マグロの山かけ食べに行こうぜ!!」
響介


「おう!!山かけ!!」
シオン



「「おーい、ティア!!仲直りしたから入れてくれ~」」


ん?


「はーい」

パッ

パッ


「用意してあるからどうぞ」

目の前のテーブルに手を付けていないマグロ山かけ定食らしき物が2膳置いてある。


「「ありがとう!!!」」



「んーー、美味しい~」
カリン

「美味しいよね~」
ティアナ


「マグロの山かけは神!」



「ねー、ラサムはマサーロ兄様の誕生日プレゼント何にしたの?」


「俺は剣を磨く研磨紙とポーション20本にした」

なるほど~実用的な物かぁ

マサーロ兄様にはリュックタイプのマジックバッグだから騎士団でも使えるようなウェストポーチタイプのマジックバッグと
マジックバッグに入れられる料理を何点か入れておこうかな。



「分かった、決まった!ありがとう」


「どう致しまして?」


モグモグ モグモグ

夏はトロロで夏バテ防止だよね~!

うなぎを刻んでトロロでも美味しい~。
今度ひつまぶしにしようかな!


「冷たいお茶飲む人~」

全員挙手

皆に冷たいお茶を手渡す。


「ティアのお茶美味しいよね」


「これ手作りの茶葉だろ?」
ラサム


「懐かしい味だよな」


「ほうじ茶ね、今度ほうじ茶ラテとかほうじ茶シフォンケーキとか作るよ」


「「「「おおおお」」」」



「俺ほうじ茶ラテ好き!!」
シオン

「俺も!!!!」


うんうん、美味しいよね~


「ほうじ茶ラテ???」


「前世の飲み物なのよカリン。今度作ってあげるね」


「やったぁー楽しみにしてる!!」

夏だし冷たいほうじ茶ラテかな~。

もしかしてこの勢いだと……
夕食もここで食べるパターン……??ちょっと!!たまには
皆食堂いってくださーい!!


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