転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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なんと

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結局カリンの課題は四時間で
終わったのだった。

「うえぇぇ……もう勉強したくない……」
カリン


「Sクラスにいるならそれは無理な悩みだね~」
ティアナ


「ティアナの優秀差が羨ましい………」グスグス


「優秀というか前にも話したけど自分なりのやり方を見つけたら楽になるよ。要点をしぼるとか」


「それが難しいんだよね~」
カリン


「確かにね。でもまだ学生生活長いしその中で見つけられるといいね」
ティアナ


「がんばる~」
カリン

「がんばれ~」
ティアナ



パッ


「ティアナ、カリンの課題終わったか?」
シュウ


「うん、終わったよ~」
ティアナ


「良かった……」
シュウ


「じゃ、夕食にしよっか」


「「夕食!!」」


「用意するから三人は座ってて~」


「「「はーい」」」
カリン、シュウ、サイフォン



「そう言えばサイフォンいたんだね」
カリン


「………隅で本を読んでました」
サイフォン


「ふふ、ツリーハウスは護衛いらないけどたまにはねッ」


コクコク頷くサイフォン


さーて、夕食何にしようかな

うーーーーん。

シュウとサイフォンは飲むだろうからつまみにもなる物がいいわよね。
焼き鳥にしようかな!

ネギマ、ぼんじり、軟骨、
レバー、砂肝、後はカルビ串と
牛タン串にしよっと。

前に串は作っておいたから焼くだけ~!!らくちーん!!

アスパラ串としいたけ串もあるからそれも焼こう!!

というか即席で焼き鳥マシーン作りました。苦笑
卓上です!!!


「ティア!!!なにこれ!!」
カリン


「これは初めて見るな」
シュウ


「確かに初めて見ますね」
サイフォン


「即席焼き鳥マシーン魔道具でーす」


「即席………」
シュウ


コタツのまだテーブルのみの
テーブルの上に卓上焼き鳥マシーンを置いてそれぞれ串を並べて火をつける。

食をそそる匂いが外にまで広がる………


「うわー、美味しそう~これ焼き鳥!?」
カリン


「ふふ、そう焼き鳥!!シュウとサイフォンはエールもどうぞ~」


「うわー、ありがとう」
シュウ


「ありがとう!!」
サイフォン


なんか……外が騒がしいような…

気の所為、気の所為。


「ティアナ……この匂いでだろ?」
シュウ


ぐぬぬぬぬ


「もうツリーハウス内は人数オーバーでーす」
ティアナ


「でーす」
カリン


「この匂いで食べれないとか辛いよな……」
シュウ


「ですね……」
サイフォン


ぐぬぬぬぬぬぬぬ


まだ…串は山ほど空間にある。

ティアナは深いため息をついてから、卓上焼き鳥マシーンを
4台複製してツリーハウス前に転移した。


「うわっ!ってティア!!この匂いなに!?」
イオ


「めちゃめちゃいい匂いがします」
パン


「お腹空きましたね」
セド


「ええ」
ダリア


「この匂いは焼き鳥か?」
レオル


「んー、いい匂い」
キリ


「いい匂いですね~」
タリックス


!?


「タリックス!!!戻ってきてたの?」


「はい!!あらかた修復したので」ニコッ


なにやら…後から後から婚約者メンバーがぞろぞろぞろぞろ。
これってもしかしてそのうち
全員集合しそうな勢いなんじゃ。

よし、分かりました。はい!

テントをぱぱっと4つだして

テラスのテーブルの上に複製した卓上焼き鳥マシーンを出し、
各種串も複製をもりもりして
それぞれのテントに山盛りに
置いた。エールもね!

米は炊き込みご飯にしてセルフサービスにしたの。


みんな自由にしてね~と一言告げてまたツリーハウスに戻ってきた。


「ティアお疲れ様」
カリン


「お疲れ様」
シュウ


「お疲れ様です」
サイフォン


「うん!さっ、食べるぞ~」
ティアナ


外も賑わってるし今日は焼き鳥パーティーだね!



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