転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

文字の大きさ
上 下
590 / 621

三人パート2

しおりを挟む
とりあえずシュウは戻り次第お父様に三人との手続きをしてくれるみたい。いつもありがとうシュウ!!

スイリ、グリー、ユキは一度スイリの国ヒスナール国にシュウの転移で戻っていった。スイリは第二王子だもんね~!グリーも王族とかかなって予想していたんだけど、良く良く考えたら
エルフの王族ってアランが王太子だし…苗字も違うから貴族みたい。スイリの側近?護衛??
みたいな冒険者仲間だと思うんだけど、エルフってマウンテーンの騎士団長をしているセリアーノも婚約者だからもしかして知ってるかな??????

まっ、会えばわかるよね!!



「そう言えばスイリって王子だったんだよね~前に聞いてたのにすっかり忘れてた」
カリン


「だよね~ふふ」
ティアナ



「王子多いもんな……もしかしてこの世界中の国の王子が……」
イオ


うえーーー。王子ほいほいじゃないんだからね!!!


「私別に特段と王子が好きなわけじゃないんだけど」
ティアナ


「うんうん」
カリン


「おれ……一応王子なんだけど」
イオ


「王子とかそういう肩書きじゃないのよね~だって番だから運命でしょ?」ニコッ


「ティア~~」
イオ


イオがティアに抱きつこうとしていたのをパン君が阻止


「あー、はいはい。ドサクサに紛れて抱きつくの禁止ですからね!!」
パン


「えーー。なんでだよー」
イオ


「なんでもです!!!」ギロッ
パン


「ね、カリン!遅れたけど探索いこー」
ティアナ


「おー!!!!」
カリン


「「俺達も行く!!!」」
イオ、パン


「シュウは多分討伐手伝って帰って来るだろうから置き手紙だけしておこうぜ」
イオ


「ですね、心配性ですし」
パン


「「はーい」」
ティアナ、カリン


さらさらっと四人で1枚の置き手紙をして本日もお弁当をそれぞれ持ちしゅっぱーつ!!


「今日は何みつかるかな?」
カリン


「カリンはきのこだろ?」
イオ


「確かに」
カリン

ぶっ……


「確かにって……クスクス」
ティアナ


「キノコ探す気満々ですね…」
パン


「だって美味しいもん!!!」
カリン

毎日良く飽きないよね~


しばらく歩いていると………

「わぁ~~!!!!見てあそこ!!!滝がある!しかも綺麗な花~」
ティアナ


「うわ!!本当だ!!!!アクア呼んであげたら喜びそうだね!」
カリン


「「確かに」」
イオ、パン


滝に着くなりアクアを呼ぶと
こんな場所は把握していなかったと大喜びのアクアだった。

水が薄いエメラルドグリーンで
とても美しい水で魚や色んな生き物が肉眼で見える。

ん~~鑑定


秘境の滝

とても美しい水。甘みがある

色んな用途がありそう

ミネラル満点


ふむ……色んな用途がありそうか。とりあえず沢山持ち帰ろう!

カリンはもう花を嬉しそうに摘んでいた。男2名は釣り…みんな早いなぁ~苦笑


私もお花摘みたいな~

鑑定

ブルークリスタルリリー

前世のネモフィラみたいな見た目の花だがこの花はSSランク。
花が咲いて朽ちるとブルーの美しいクリスタルになる。そのクリスタルは遊色効果がある。

ふおおおお何この花!!!!得ねめちゃめちゃレア………。ブルークリスタル!?SSランク!!!


「ねね、アクア。この森って誰所有?」
ティアナ



「この森は多分王家だろ?魔物の繁殖森だし王家も困ってるだろうな」
アクア

!?


「みんなちょっとここにいて!」
ティアナ

コクコク頷く一同


パッ


「ぬお!?なっ!ティアナ!!どうしたんだ?」


「お祖父様~!!ティアナちょっと…欲しい物が」
ティアナ


国王は目を見開き輝かせる

ティアナがおねだりするのは
レアだからだ。今まで甘えてほしくても既にティアナに富豪のしかも筆頭公爵令嬢で嫡子だし
基本自分で全てなんとかなるからおねだりされたことなんてあまりないのである。

「何が欲しい?」
国王


「あの、魔の森!!!私が森全体を結界を張るから今度から討伐とかいらないよ~ね、ね!あの魔の森を私に下さい!!」
ティアナ

ふむ……と考えるの国王だが
ティアナが森に結界を張ってくれるなら今後被害はゼロになる。それなら……


「いいだろう。よしほらもうティアナ名義にしておいたぞ?これであの森はティアナの森だ」
国王


「ありがとう!!!!お祖父様!!!」
ティアナ


ティアナはお祖父様にぎゅっと抱きつきほほにキスをしてから挨拶をして森に戻った。


ふむ……あの森に何かあるのだろうな~ははは。まっ、あったとしてもあんな魔物だらけの…森はティアナしか楽しめないだろう……。わしも今度ティアナに連れて行ってもらうとするか。

これでブルークリスタルリリーはティアナの物になったのである。もちろんあのエメラルドグリーンの滝も。


「ただいまーー!」
ティアナ


「おかえり、無事にティアナ名義になったようだな」苦笑
アクア


「「「!?」」」
イオ、パン、カリン


「うん!!これでいつでもこれるね~別荘が沢山で嬉しいね!!」
ティアナ


「「「おおおおお」」」
イオ、パン、カリン

夏はそこの滝で遊べそうだし!!みんなでここでバーベキューもいいよね!



しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

獣人の恋人とイチャついた翌朝の話

BL / 完結 24h.ポイント:1,775pt お気に入り:32

鬼は内、福も内

BL / 完結 24h.ポイント:319pt お気に入り:39

私の初恋の人に屈辱と絶望を与えたのは、大好きなお姉様でした

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:5,374pt お気に入り:104

処理中です...