転生幼児は夢いっぱい

meimei

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学校

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「さーっ!!今日は学校だ~」
カシウス


「なんでそんなに張り切ってるわけ?」
クルト


「そりゃ、勉強が好きだからだろ?」
シバル


「えぇーーーっ。気持ち分からない」
クルト


馬車の中でクルトはゲンナリしている

まー休み明けだるいのはわかるけどさ


「でも今日の授業魔法調理と、薬草学だから楽しいと思うんだけど」
カシウス


薬草学は確か森にいって採取だもんね~


「え!!!それは最高」
クルト



「今日は何を作ろうか」
シバル



「どうしようかな~」
カシウス



その頃シルビア、カイシス、リュートside



「ねー、リュート」
シルビア



「ん?」
リュート



「カシウスに嫁が増えたじゃない?」
シルビア


「だな」
リュート



「今更なんだけど、皇帝って一妻一夫よね?どうするの?」
シルビア



「!?」
リュート


コクコク頷くカイシス



「多分これからもっと増えるだろうし、あの子は神の愛し子だから誰も歩みをとめられないわよ?皇帝よりも立場は上だもの」
シルビア


コクコク頷くカイシス


「神の愛し子は、この世界の一番上だからな。もはや皇帝してじゃなく、神の愛し子の立場での基準になるから問題ないと思う」
リュート



「ならいいけど」
シルビア


「多分各国からも「妻」が増えるだろうなぁ」
カイシス


「そうね~種族も色々増えそうね」
シルビア


うちの子可愛すぎるもの……

三人の気持ちは同じだった、親バカである。



学校side


魔法学やもろもろの授業を受けて、次は薬草学である。

もちろん森にGO!!!!



「それぞれグループになり、離れないように」
ラントナー



はーい!!!と皆が返事をする


薬草~薬草 薬草~薬草


鑑定しながらぽぽいっとカバンにしまっていく。


なんだろうこの草……初めてみた。

鑑定

ヨモギ


団子にすると美味しいよ?

殺菌作用もあるよ


ヨモギ!!!!お団子食べたい!!!!!

ぽぽいっとカバンにいれていく。


「カシウスその葉っぱなに?」
シバル


「これお団子っていうお菓子になるんだ」
カシウス



「え!!!お菓子!!」
クルト


クルトもぽぽいっとカバンにいれていく。


「カシー大変だよーー!!!!」
フルール

フルールが転移してきた。



「どうしたの?フルール」
カシウス


「卵が生まれそうなの!!!」
フルール



「卵って陛下からいただいたやつ?」
クルト


「あの水色の?」
シバル


「そう!!!それ」
フルール



「それは大変」
カシウス


カシウスはラントナーに早退を告げてそのままシバル、クルト、フルールを連れて転移で部屋に戻った。



水色の卵が光り、殻がパリパリっと音をたてながらひびが入ってきた。


「うわぁ、生まれるね。がんばれ」
カシウス

パリンという音と部屋一面に光が溢れる


光が収まるとそこにいたのは………………


ん?しろくま?????


「くま?」
カシウス


「くまだな」
シバル


「くまちゃん」
クルト


「クマだな」
フルール


鑑定


神獣 ホワイトベアード

クマ型神獣



「みゃーみゃー」
白くま


泣いている白くまをひょいっと抱っこしたカシウス



「君の名前は、フィオーレ.ビアンコ。フルールと同じ白い花という意味だよ」
カシウス


パアッと契約ができた。


「フルールの弟だよ、フルール宜しくね」
カシウス


「フルール、お兄ちゃんなの?」
フルール



「そうだよ」
カシウス

パアッと笑顔になり、少し大きく体を変化させてフィオーレを抱っこする。


「フィオーレ、フルールお兄ちゃんだよ」
フルール


フィオーレはフルールにぎゅっと抱きついた


うんうん、仲良くなれそうでよかったよ


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