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街
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「んー!!!!この串焼き美味しいよおじさん!!!」
カシウス
「そうか!!!沢山食べておおきくなれよ!!」
串焼きのおじさん
「うん!!!」
カシウス
大きな串焼きをを頬張るカシウスをまわりの大人達は優しい眼差しを向ける。
あの串焼きのおっさんや…民達はまかさ自領の御子息だとは夢にも思っていないのだろうな……。
「マルスったら!!聞いてるの!!」
カシウス
「あっ、ごめんごめん」
マルス
「もう!!」
カシウス
「で、なんだった?」
マルス
「お父様達や使用人や騎士団のみんなにお土産を買って帰りたいんだけど」
カシウス
何も気にしないカシウスのこの一言に
一瞬ざわついたのは仕方がない…。
マルスが軽く威圧を放てば…周りにいる民達は空気をよみ普段通りに接してくれている。当の本人カシウスはまったく気が付いていないけどな……。苦笑
天才だし規格外な存在だろうけど……こういうところは子供だなと実感させられて
少し安心する。
「そうだな、じゃぁ向こうのパテスリーで焼き菓子でも買うか?」
マルス
「んーー、お母様達二人や使用人達にはそれでいいんだけど騎士団には……あっ!!おじさんこの焼き串をんー、60本くらい頼める?」
カシウス
「60本かい?んー20分くらい待てるなら焼けるぞ」
おじさん
「じゃ、20分後にまた来るから宜しく!!」
カシウス
「あいよ~」
おじさん
60本か……少し足りないかもしれないな…。
「店主すまないが、100本にしてくれるか?料金は色をつけるから…それでカシウスにはサービスということにしてくれないか?」
マルス
「あいよ、任せとけ。ほら早く行かないと……カシウス様がいってしまうぞ…」
おじさん
「……店主、恩に着る」
マルス
「マルス兄ーー!!!早く!!!」
カシウス
向こうでピョンピョンしながらマルスを呼ぶカシウス
「あー、ごめんごめんって!一人で先行ったら危ないだろ!」
マルス
「えーーっ!だってマルス兄が遅いからだよ!!!」
カシウス
「遅くても待ってなきゃだめだろ!」
マルス
「はぁ~い」
カシウス
ちょっと納得いってなさそうなカシウスは頬を膨らましながら返事をする。
「で、次はどこに行く?」
マルス
「とりあえず焼き菓子とちょっと魔道具みたいかも?」
カシウス
「じゃ、焼き菓子も大量だろうから先に焼き菓子を注文して用意してくれてる間に魔道具屋にいこうか」
マルス
「うん!!」
カシウス
マルス案内のもと可愛らしい小さな菓子店に入ると甘い匂いととても美味しそうな焼き菓子が沢山陳列されていた。
「うわぁ~美味しそう!!しかもラッピングもリボンで可愛いね!これならお母様達も喜ぶ!」
カシウス
「はい、ここは味も美味しいんですよ」
マルス
「マルス兄は食べた事あるの?」
カシウス
「あるよ、学園の帰りに良く買い食いしていたからね…」苦笑
マルス
そっか、マルスは学園の騎士科をでているんだった…。しかも飛び級卒業…。
「そうなんだ、じゃぁ僕も学園に通い始めたら買い食いしよっと!」
カシウス
「そうだね」ニコッ
マルス
多めにフィナンシェやマドレーヌをお願いしてから店を後のして魔道具屋に着いた。
「うわーー、色んな魔道具がある!!」
カシウス
腕につけるブレスレット型の魔道具や
ネックレス型魔道具、指輪型魔道具
ネクタイピンやカフス、ブローチ。
様々な魔道具が所狭しと飾られていた。
「これ格好いい!!!!剣の形したブローチ型の魔道具!!!防衛魔法だって!!これ買うー!」
カシウス
「それは良い物をみつけましたね。カシウスには防衛魔法は一番必要になると思うからね」
マルス
好奇心旺盛で規格外の力をもつ主人は
これから色んな冒険を夢見るだろうから
守りは多いにこしたことはない。
「おじさーん、これ下さい!!」
カシウス
「はいよ、おや珍しく小さなお客様だね。これは金貨二枚だけど…」
店主
「大丈夫だよ!!僕冒険者で稼いだからほらね!!」
カシウス
マジックバックから金貨二枚を取り出して支払うと店主は一瞬目を見開いたが
すぐ優しい顔に戻りカシウスのブローチを大切に包装し渡してくれた。
「ありがとうおじさん!!また魔道具見に来てもいい?」
カシウス
「魔道具に興味があるならいつでもおいで」ニコッ
おじさん
「うん!!!」
カシウス
カシウスは天使のような笑顔を見せてから焼き菓子と串焼きを受け取り家路に着いた。
もちろんお土産は皆に大喜びされた。
「あら、カシウスそのブローチ素敵ね」
シルビア
「そう思う??魔道具屋さんで一目惚れして買ったの!!」
カシウス
「ええ、とても貴方に似合っているわよ」
シルビア
「ふふ、お洒落なかぁさまにそう言われるととても嬉しい…」
カシウス
「まぁ!?お洒落だなんて。いつの間にそんな気が利く事が言えるようになったの?ゆっくり成長していいのよ~寂しいから」
シルビア
「?気が利くというか、本当の気持ちだよ?」
カシウス
「!?」
シルビア
もう!!この子はどうしてこんなに可愛いの!!!
シルビアは思いっきりカシウスを抱きしめた。
「がぁざまぁ……ぐるじぃ……」
カシウス
「あらあらあら……ごめんね」
シルビア
今日も1日楽しかったな~明日はどうなるかな!
カシウス
「そうか!!!沢山食べておおきくなれよ!!」
串焼きのおじさん
「うん!!!」
カシウス
大きな串焼きをを頬張るカシウスをまわりの大人達は優しい眼差しを向ける。
あの串焼きのおっさんや…民達はまかさ自領の御子息だとは夢にも思っていないのだろうな……。
「マルスったら!!聞いてるの!!」
カシウス
「あっ、ごめんごめん」
マルス
「もう!!」
カシウス
「で、なんだった?」
マルス
「お父様達や使用人や騎士団のみんなにお土産を買って帰りたいんだけど」
カシウス
何も気にしないカシウスのこの一言に
一瞬ざわついたのは仕方がない…。
マルスが軽く威圧を放てば…周りにいる民達は空気をよみ普段通りに接してくれている。当の本人カシウスはまったく気が付いていないけどな……。苦笑
天才だし規格外な存在だろうけど……こういうところは子供だなと実感させられて
少し安心する。
「そうだな、じゃぁ向こうのパテスリーで焼き菓子でも買うか?」
マルス
「んーー、お母様達二人や使用人達にはそれでいいんだけど騎士団には……あっ!!おじさんこの焼き串をんー、60本くらい頼める?」
カシウス
「60本かい?んー20分くらい待てるなら焼けるぞ」
おじさん
「じゃ、20分後にまた来るから宜しく!!」
カシウス
「あいよ~」
おじさん
60本か……少し足りないかもしれないな…。
「店主すまないが、100本にしてくれるか?料金は色をつけるから…それでカシウスにはサービスということにしてくれないか?」
マルス
「あいよ、任せとけ。ほら早く行かないと……カシウス様がいってしまうぞ…」
おじさん
「……店主、恩に着る」
マルス
「マルス兄ーー!!!早く!!!」
カシウス
向こうでピョンピョンしながらマルスを呼ぶカシウス
「あー、ごめんごめんって!一人で先行ったら危ないだろ!」
マルス
「えーーっ!だってマルス兄が遅いからだよ!!!」
カシウス
「遅くても待ってなきゃだめだろ!」
マルス
「はぁ~い」
カシウス
ちょっと納得いってなさそうなカシウスは頬を膨らましながら返事をする。
「で、次はどこに行く?」
マルス
「とりあえず焼き菓子とちょっと魔道具みたいかも?」
カシウス
「じゃ、焼き菓子も大量だろうから先に焼き菓子を注文して用意してくれてる間に魔道具屋にいこうか」
マルス
「うん!!」
カシウス
マルス案内のもと可愛らしい小さな菓子店に入ると甘い匂いととても美味しそうな焼き菓子が沢山陳列されていた。
「うわぁ~美味しそう!!しかもラッピングもリボンで可愛いね!これならお母様達も喜ぶ!」
カシウス
「はい、ここは味も美味しいんですよ」
マルス
「マルス兄は食べた事あるの?」
カシウス
「あるよ、学園の帰りに良く買い食いしていたからね…」苦笑
マルス
そっか、マルスは学園の騎士科をでているんだった…。しかも飛び級卒業…。
「そうなんだ、じゃぁ僕も学園に通い始めたら買い食いしよっと!」
カシウス
「そうだね」ニコッ
マルス
多めにフィナンシェやマドレーヌをお願いしてから店を後のして魔道具屋に着いた。
「うわーー、色んな魔道具がある!!」
カシウス
腕につけるブレスレット型の魔道具や
ネックレス型魔道具、指輪型魔道具
ネクタイピンやカフス、ブローチ。
様々な魔道具が所狭しと飾られていた。
「これ格好いい!!!!剣の形したブローチ型の魔道具!!!防衛魔法だって!!これ買うー!」
カシウス
「それは良い物をみつけましたね。カシウスには防衛魔法は一番必要になると思うからね」
マルス
好奇心旺盛で規格外の力をもつ主人は
これから色んな冒険を夢見るだろうから
守りは多いにこしたことはない。
「おじさーん、これ下さい!!」
カシウス
「はいよ、おや珍しく小さなお客様だね。これは金貨二枚だけど…」
店主
「大丈夫だよ!!僕冒険者で稼いだからほらね!!」
カシウス
マジックバックから金貨二枚を取り出して支払うと店主は一瞬目を見開いたが
すぐ優しい顔に戻りカシウスのブローチを大切に包装し渡してくれた。
「ありがとうおじさん!!また魔道具見に来てもいい?」
カシウス
「魔道具に興味があるならいつでもおいで」ニコッ
おじさん
「うん!!!」
カシウス
カシウスは天使のような笑顔を見せてから焼き菓子と串焼きを受け取り家路に着いた。
もちろんお土産は皆に大喜びされた。
「あら、カシウスそのブローチ素敵ね」
シルビア
「そう思う??魔道具屋さんで一目惚れして買ったの!!」
カシウス
「ええ、とても貴方に似合っているわよ」
シルビア
「ふふ、お洒落なかぁさまにそう言われるととても嬉しい…」
カシウス
「まぁ!?お洒落だなんて。いつの間にそんな気が利く事が言えるようになったの?ゆっくり成長していいのよ~寂しいから」
シルビア
「?気が利くというか、本当の気持ちだよ?」
カシウス
「!?」
シルビア
もう!!この子はどうしてこんなに可愛いの!!!
シルビアは思いっきりカシウスを抱きしめた。
「がぁざまぁ……ぐるじぃ……」
カシウス
「あらあらあら……ごめんね」
シルビア
今日も1日楽しかったな~明日はどうなるかな!
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