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ごめんなさい
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「あれ?お父様にマルス?ウィリーまで……どうしたの?」
カシウス
突然カシウスが光って現れた事に一同騒然とする。
「カシウス、何も告げずに勝手に出歩いていいと?」
カイサル
「…………その」
カシウス
「どれだけの者が心配したと思っている?お前は公爵家の嫡男なんだぞ?お前には沢山の人達の上に立つ責任も出てくる。お前が勝手な事をすると周りの人間にも被害がでるのだぞ?今回は仕事が終ってからだからまだいいが。仕事中だとお前の影や護衛騎士達が被害を被る事になる。お前を護る事が彼らの仕事だからな」
カイサル
カシウスの顔色がどんどん悪くなる。
大きな目には大粒の雫が今にもこぼれ落ちそうだ。
「カイサル、そのくらいにしてあげて?まだ10歳なのよ…。好奇心が勝ってしまったの…。でもカシウス怪我がなくて本当に良かったわ。父さまもかぁさまも
皆もとても貴方の事を心から心配したのよ…」
シルビア
シルビアはカシウスを抱きかかえた。
シルビアも魔法の腕は上位である。
腕に強化魔法をかけひょいっとカシウスを抱っこして歩き出す。
「父さま、かぁさま、皆ごめんなさい……」
カシウス
「謝れて偉いわね、ところで貴方の肩にいる可愛いお友達はどなた?」
シルビア
キョトンとするフルール
「僕の守護神の白の神獣ドラゴンだよ、神様からの贈り物だって。あの洞窟も神様からの僕への贈り物で僕以外入れないんだ…」
カシウス
この…カシウスの発言に一同固まる
神様からの贈り物……カシウスを守護する神獣。
祝福の儀で全能神の加護を頂いているのは既に知っている。
でも…これ愛し子なのでは?と脳裏によぎる。
「可愛い神獣さん、あなたのお名前は?」
シルビア
「僕が名付けをしたの。知りたい?」
カシウス
「ええ、知りたいわ。これから一緒に暮らすのでしょ?」ニコッ
シルビア
「あのね、フルール.ブランシュという名前で、愛称がフルールなの」
カシウス
「どういう意味なの?」
シルビア
「白い花っていう異国の言葉の意味なの」
カシウス
「素敵な名前ね。フルール宜しくね」
シルビア
「よろしくーシルビー」
フルール
「まぁ!?あなた言葉が話せるのね!!素敵!!」
シルビア
「カイ、カシーは愛し子なのか?」
ウィリー
「ウィリー………その可能性が高そうだな……」
カイサル
「おい……愛し子だとまた色々話がかわるぞ。愛し子は王族よりも立場が上になる…。なぜなら愛し子を悲しませたりすると国が滅びるからだ」
ウィリー
「……………」
カイサル
「愛し子はこの大陸を征する者だぞ…。この世界の国の中で一番の存在だ」
ウィリー
「……………」
カイサル
パタパタ パタパタ
「あれ?フルール?」
カシウス
「ご主人様の父上並びに友か?」
フルール
「「はい」」
カイサル、ウィリー
「神は、カシウス様にこの世界をまとめたりするのは求めていない。神はカシウス様に自由に楽しく生涯をカシウス様の求めるように過ごすことを望まれている。あの方をがんじがらめにする事をしたらこの世界は滅びるぞ?そしてカシウス様はまた別の世界に生まれる事になるだろう。カシウス様が求めるまま進まれればその道は明るく照らされ平和な世が続くだろう。そしてこの世界の少子化もなんとかかるかもなと神様が告げていた」
フルール
「「!?」」
二人は目を見開く
「この事をこの国のトップに告げるんだな。分かった?」
フルール
コクコク頷く二人
パタパタとまたカシウスの肩にとまったフルール。
「この事をリュートに話さないと…」
カイサル
「だなぁ……しかしナルビアも馬鹿な事をしたよなー」
ウィリー
「ウィリー、それを外で話すな」
カイサル
「あーすまん…」
ウィリー
あの子がこの世界で何も束縛されることなく過ごせるようにしなければ。
あっ、でもカイサルの子なのはかわりないからきちんと駄目な事は駄目といってやってね!親としてきちんとね!
さっきのは望まぬ権力でという意味だからねー勘違いしちゃだめだよー
「「!?」」
カイサル、ウィリー
フルールが二人に念話で飛ばしてきた。
さすが神獣様である。
「マルスーーごめんって!」
カシウス
「あれほど行っては駄目と話したのに!!!!」
マルス
マルス激オコである。
「ふふふ、主!怒ってくれる人は貴重だから大事にしなきゃだめだぞー」
フルール
「えーーーー。でも怒られるのやだー」
カシウス
「怒られるような事をしなきゃいいんですよ!!!!せめて俺を連れて行って下さい!」
マルス
「うわーーっ。分ったって!」
カシウス
二人のやりとりを微笑みながら見るシルビア。
これは沢山の婚約者が出来そうね~
まぁ神の愛し子なら数え切れないくらいの男女問わずの嫁が出来そうね。苦笑
古い文献には少子化がおこり、人口が減る時に神の愛し子が生まれ、神の愛し子の慈愛にまた人口が増え愛に満たされると書いてあるのよね。
あの子は人を惹きつける子だとは思っていたけれど。
カシウス
突然カシウスが光って現れた事に一同騒然とする。
「カシウス、何も告げずに勝手に出歩いていいと?」
カイサル
「…………その」
カシウス
「どれだけの者が心配したと思っている?お前は公爵家の嫡男なんだぞ?お前には沢山の人達の上に立つ責任も出てくる。お前が勝手な事をすると周りの人間にも被害がでるのだぞ?今回は仕事が終ってからだからまだいいが。仕事中だとお前の影や護衛騎士達が被害を被る事になる。お前を護る事が彼らの仕事だからな」
カイサル
カシウスの顔色がどんどん悪くなる。
大きな目には大粒の雫が今にもこぼれ落ちそうだ。
「カイサル、そのくらいにしてあげて?まだ10歳なのよ…。好奇心が勝ってしまったの…。でもカシウス怪我がなくて本当に良かったわ。父さまもかぁさまも
皆もとても貴方の事を心から心配したのよ…」
シルビア
シルビアはカシウスを抱きかかえた。
シルビアも魔法の腕は上位である。
腕に強化魔法をかけひょいっとカシウスを抱っこして歩き出す。
「父さま、かぁさま、皆ごめんなさい……」
カシウス
「謝れて偉いわね、ところで貴方の肩にいる可愛いお友達はどなた?」
シルビア
キョトンとするフルール
「僕の守護神の白の神獣ドラゴンだよ、神様からの贈り物だって。あの洞窟も神様からの僕への贈り物で僕以外入れないんだ…」
カシウス
この…カシウスの発言に一同固まる
神様からの贈り物……カシウスを守護する神獣。
祝福の儀で全能神の加護を頂いているのは既に知っている。
でも…これ愛し子なのでは?と脳裏によぎる。
「可愛い神獣さん、あなたのお名前は?」
シルビア
「僕が名付けをしたの。知りたい?」
カシウス
「ええ、知りたいわ。これから一緒に暮らすのでしょ?」ニコッ
シルビア
「あのね、フルール.ブランシュという名前で、愛称がフルールなの」
カシウス
「どういう意味なの?」
シルビア
「白い花っていう異国の言葉の意味なの」
カシウス
「素敵な名前ね。フルール宜しくね」
シルビア
「よろしくーシルビー」
フルール
「まぁ!?あなた言葉が話せるのね!!素敵!!」
シルビア
「カイ、カシーは愛し子なのか?」
ウィリー
「ウィリー………その可能性が高そうだな……」
カイサル
「おい……愛し子だとまた色々話がかわるぞ。愛し子は王族よりも立場が上になる…。なぜなら愛し子を悲しませたりすると国が滅びるからだ」
ウィリー
「……………」
カイサル
「愛し子はこの大陸を征する者だぞ…。この世界の国の中で一番の存在だ」
ウィリー
「……………」
カイサル
パタパタ パタパタ
「あれ?フルール?」
カシウス
「ご主人様の父上並びに友か?」
フルール
「「はい」」
カイサル、ウィリー
「神は、カシウス様にこの世界をまとめたりするのは求めていない。神はカシウス様に自由に楽しく生涯をカシウス様の求めるように過ごすことを望まれている。あの方をがんじがらめにする事をしたらこの世界は滅びるぞ?そしてカシウス様はまた別の世界に生まれる事になるだろう。カシウス様が求めるまま進まれればその道は明るく照らされ平和な世が続くだろう。そしてこの世界の少子化もなんとかかるかもなと神様が告げていた」
フルール
「「!?」」
二人は目を見開く
「この事をこの国のトップに告げるんだな。分かった?」
フルール
コクコク頷く二人
パタパタとまたカシウスの肩にとまったフルール。
「この事をリュートに話さないと…」
カイサル
「だなぁ……しかしナルビアも馬鹿な事をしたよなー」
ウィリー
「ウィリー、それを外で話すな」
カイサル
「あーすまん…」
ウィリー
あの子がこの世界で何も束縛されることなく過ごせるようにしなければ。
あっ、でもカイサルの子なのはかわりないからきちんと駄目な事は駄目といってやってね!親としてきちんとね!
さっきのは望まぬ権力でという意味だからねー勘違いしちゃだめだよー
「「!?」」
カイサル、ウィリー
フルールが二人に念話で飛ばしてきた。
さすが神獣様である。
「マルスーーごめんって!」
カシウス
「あれほど行っては駄目と話したのに!!!!」
マルス
マルス激オコである。
「ふふふ、主!怒ってくれる人は貴重だから大事にしなきゃだめだぞー」
フルール
「えーーーー。でも怒られるのやだー」
カシウス
「怒られるような事をしなきゃいいんですよ!!!!せめて俺を連れて行って下さい!」
マルス
「うわーーっ。分ったって!」
カシウス
二人のやりとりを微笑みながら見るシルビア。
これは沢山の婚約者が出来そうね~
まぁ神の愛し子なら数え切れないくらいの男女問わずの嫁が出来そうね。苦笑
古い文献には少子化がおこり、人口が減る時に神の愛し子が生まれ、神の愛し子の慈愛にまた人口が増え愛に満たされると書いてあるのよね。
あの子は人を惹きつける子だとは思っていたけれど。
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