28 / 142
お嬢様
しおりを挟む
一方……
「お嬢様、冒険者ギルドでお会いした方の詳細が分かりました」
側近
「あら、ずいぶん早いのね」
ララリア
「はい………公爵家の方だったので」
タリ
公爵家!?
「………どちらの公爵家の方だったの?」
ララリア
「ウロコニア公爵家です。あの…王族の次の…」
タリ
ウロコニア公爵家………ララリアの顔が絶望的な表情になる。
ララリアの家は魔術家系だ。爵位は侯爵だ。侯爵といっても、筆頭公爵家のウロコニア家とは…地と雲泥の差なのである。
「……絶望的ね。とてもじゃないけど…ハーレム入り希望なんて言えないわ」
ララリア
きっと……あの方のハーレムは高位貴族でも上位の男女共に選ばれるのでしょう。
このままいくと…私は嫡子ではないし、
どうなるのかしら。
まだ5歳のララリアは早熟で…すでに 自分の将来の立ち位置を良く考えていた。
その頃カシウスは…………
「完成~!!!!蒸し器に入れていい感じに出来た!!!」
カシウス
「カシウスさ、その白い物はなんですか?」
マルス
「ふっふっふっ。これは角煮まん!!!!」
カシウス
「角煮まん????なんですそれ」
マルス
ニヤニヤしながらカシウスが角煮まんを
マルスに一つ手渡す。
がぶっ……ん~~美味しい!!!肉まんも美味しいけど、角煮まんも最高なんだよね!!!
「!?カシウス様!!!」もぐもぐ
マルス
「ん?なに?」もぐもぐ
カシウス
「これ、めちゃくちゃ美味しいですっ!!!!」
マルス
「でしょ~そうでしょ~」
カシウス
もぐもぐ食べながらドヤ顔カシウス。
「そう言えば、今日冒険者ギルドでお会いしたあのお嬢様……カシウス様に顔を赤らめていましたけど、もしハーレム申請来たらどうするのですか?」
マルス
ハーレム申請??????
そうか、僕嫡子だからハーレム作る方だっけ。
「どうって言われてもまだ10歳なんだけど…」
カ
カシウス
「もう10歳ですよ」
マルス
「えーーー、とりあえずそういうのより、冒険とか色々やりたいことあるし」
カシウス
「まぁ、気持ちはわかりますが……シンシア姫のこともありますし。とりあえず男女共に誰かしらハーレムには入れる必要はありますよ。じゃないと多分シンシア姫からの打診がとてつもなくなりそうです」
マルス
えーーー。男女共にハーレム入り………
まぁ…人口が減ってるからしょうがないんだけどさー。まぁ…前世バイだし…。
べつに抵抗はないけど。まだ10歳だからね!!!!
「シンシア姫はむり」
カシウス
「なぜです?可愛いじゃないですか…性格はちょっと残念ですけど」
マルス
マルスそれ不敬罪になるからね。
「なんか生理的に無理。第六感がアレはやめろと警告してる」
カシウス
「……なんです第六感って。カシウス様はたまに理解できない事おっしゃいますよね」
マルス
「野性的直感みたいなものかな~説明しずらーい」
カシウス
話しながら角煮まんにカラシをつけて食べるカシウス。
角煮にはカラシだよね~うまーっ
「カシウス様……俺にもカラシを下さい」
マルス
「はい、どうぞ~」
カシウス
カラシを付けて食べて目を見開くマルス
「カラシ合いますね!!!美味しい」
マルス
「でしょ!角煮にはカラシだから」
カシウス
焼売やトンカツやおでんにもカラシ!!
あと、冷やし中華にもね!カラシ推しだったんだよ僕!!
「お嬢様、冒険者ギルドでお会いした方の詳細が分かりました」
側近
「あら、ずいぶん早いのね」
ララリア
「はい………公爵家の方だったので」
タリ
公爵家!?
「………どちらの公爵家の方だったの?」
ララリア
「ウロコニア公爵家です。あの…王族の次の…」
タリ
ウロコニア公爵家………ララリアの顔が絶望的な表情になる。
ララリアの家は魔術家系だ。爵位は侯爵だ。侯爵といっても、筆頭公爵家のウロコニア家とは…地と雲泥の差なのである。
「……絶望的ね。とてもじゃないけど…ハーレム入り希望なんて言えないわ」
ララリア
きっと……あの方のハーレムは高位貴族でも上位の男女共に選ばれるのでしょう。
このままいくと…私は嫡子ではないし、
どうなるのかしら。
まだ5歳のララリアは早熟で…すでに 自分の将来の立ち位置を良く考えていた。
その頃カシウスは…………
「完成~!!!!蒸し器に入れていい感じに出来た!!!」
カシウス
「カシウスさ、その白い物はなんですか?」
マルス
「ふっふっふっ。これは角煮まん!!!!」
カシウス
「角煮まん????なんですそれ」
マルス
ニヤニヤしながらカシウスが角煮まんを
マルスに一つ手渡す。
がぶっ……ん~~美味しい!!!肉まんも美味しいけど、角煮まんも最高なんだよね!!!
「!?カシウス様!!!」もぐもぐ
マルス
「ん?なに?」もぐもぐ
カシウス
「これ、めちゃくちゃ美味しいですっ!!!!」
マルス
「でしょ~そうでしょ~」
カシウス
もぐもぐ食べながらドヤ顔カシウス。
「そう言えば、今日冒険者ギルドでお会いしたあのお嬢様……カシウス様に顔を赤らめていましたけど、もしハーレム申請来たらどうするのですか?」
マルス
ハーレム申請??????
そうか、僕嫡子だからハーレム作る方だっけ。
「どうって言われてもまだ10歳なんだけど…」
カ
カシウス
「もう10歳ですよ」
マルス
「えーーー、とりあえずそういうのより、冒険とか色々やりたいことあるし」
カシウス
「まぁ、気持ちはわかりますが……シンシア姫のこともありますし。とりあえず男女共に誰かしらハーレムには入れる必要はありますよ。じゃないと多分シンシア姫からの打診がとてつもなくなりそうです」
マルス
えーーー。男女共にハーレム入り………
まぁ…人口が減ってるからしょうがないんだけどさー。まぁ…前世バイだし…。
べつに抵抗はないけど。まだ10歳だからね!!!!
「シンシア姫はむり」
カシウス
「なぜです?可愛いじゃないですか…性格はちょっと残念ですけど」
マルス
マルスそれ不敬罪になるからね。
「なんか生理的に無理。第六感がアレはやめろと警告してる」
カシウス
「……なんです第六感って。カシウス様はたまに理解できない事おっしゃいますよね」
マルス
「野性的直感みたいなものかな~説明しずらーい」
カシウス
話しながら角煮まんにカラシをつけて食べるカシウス。
角煮にはカラシだよね~うまーっ
「カシウス様……俺にもカラシを下さい」
マルス
「はい、どうぞ~」
カシウス
カラシを付けて食べて目を見開くマルス
「カラシ合いますね!!!美味しい」
マルス
「でしょ!角煮にはカラシだから」
カシウス
焼売やトンカツやおでんにもカラシ!!
あと、冷やし中華にもね!カラシ推しだったんだよ僕!!
610
あなたにおすすめの小説
婚約破棄され、平民落ちしましたが、学校追放はまた別問題らしいです
かぜかおる
ファンタジー
とある乙女ゲームのノベライズ版悪役令嬢に転生いたしました。
強制力込みの人生を歩み、冤罪ですが断罪・婚約破棄・勘当・平民落ちのクアドラプルコンボを食らったのが昨日のこと。
これからどうしようかと途方に暮れていた私に話しかけてきたのは、学校で歴史を教えてるおじいちゃん先生!?
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
義弟の婚約者が私の婚約者の番でした
五珠 izumi
ファンタジー
「ー…姉さん…ごめん…」
金の髪に碧瞳の美しい私の義弟が、一筋の涙を流しながら言った。
自分も辛いだろうに、この優しい義弟は、こんな時にも私を気遣ってくれているのだ。
視界の先には
私の婚約者と義弟の婚約者が見つめ合っている姿があった。
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
ちくわ
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
王家も我が家を馬鹿にしてますわよね
章槻雅希
ファンタジー
よくある婚約者が護衛対象の王女を優先して婚約破棄になるパターンのお話。あの手の話を読んで、『なんで王家は王女の醜聞になりかねない噂を放置してるんだろう』『てか、これ、王家が婚約者の家蔑ろにしてるよね?』と思った結果できた話。ひそかなサブタイは『うちも王家を馬鹿にしてますけど』かもしれません。
『小説家になろう』『アルファポリス』(敬称略)に重複投稿、自サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる