転生幼児は夢いっぱい

meimei

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湖畔

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「うわぁ~~!!!とても素敵なところですね!!!」
マリン


「というか、カシーの転移は相変わらずチートでずるいわ」
ディナ



「すごい、水が綺麗で底がみえるようですよ」
シスリ


女子3名が嬉しそうにきゃぴきゃぴ喜んでいる。


その間カシウスはせっせと自前のワンタッチのテントを空間から出してセットし、その前にもクッション機能つきレジャーシートを敷いた。

ローテーブルには、保温機能付きのポットやカップ、軽食のマフィンやサンドウィッチを並べた。


うん!!いい感じ



「カシー釣りやらないの?」
ディナ




「早くお魚さん釣りたいです!!」
マリン




「塩焼きはふはふ最高ですわ!早く釣らないと」
シスリ




三人はマフィンや軽食には目もくれず魚に夢中な様子である。カシウスはそれを微笑ましそうに見ながら空間からまた人数分のカシウスお手製魔道釣竿を取り出した。


この釣竿は超音波並みの電気を流して餌なくても釣れるように改良した釣竿なのである。




「うわっ!!!なにこの格好いい釣竿」
ディナ



「え!!これが釣竿なのですか!?」
マリン



「釣竿って糸がついただけのやつでは?」
シスリ



シスリはキョトンとしている。





「うわーー、この釣竿もチートだわ、チート。てゆうかこれあっちの世界で新作で出た釣竿にそっくり!!!」
ディナ




そうこれは前世で釣りも嗜んでいた翼が欲しかった釣竿のデザインにそっくりなのである。




「ばれた?」
カシウス




「だって私もこの釣竿欲しかったもの!!」
ディナ



鼻息荒く興奮しながら力説するディナ


それをキョトンとしながらも嬉しそうに釣竿を
持つマリンとシスリ





「ディナ?早くお魚釣りましょ?」
マリン




「そうよ!!早くお魚釣らないと」
シスリ




「ハッ!そうだったわ!!!」
ディナ


大事に釣竿を抱えてパタパタと釣りをしに向かった。




さーーてと。釣りは女子三人で楽しそうにしているしそこに加わるほど空気の読めない男ではないんだ!!カシウス君はね!!


魚が来る前に、魔道バーベキューコンロをセットしてと。



カシウスはサンドウィッチをつまみながらせっせと準備をする。


しかしいい天気だな~~フルールも来れば良かったのに。




「あ!!!釣れた!!これはマッスーだわ!」
ディナ



マスかな!!塩焼き、塩焼き



「イワーナも釣れたわ!!」
シスリ





「えーー私は釣れない」
マリン



「マリン!!貴女せっかくのチート機能がオンになっていないわよ。はい、スイッチいれたから」
ディナ





「チート機能、スイッチ???良く分からないけどありがとう」
マリン





「あ、マリンきたわよ!!魚が!!ほら!」
シスリ



マリンの釣り竿の浮きが上下に動いている




「あっ!!本当だわって、なにこの力!!!」
マリン



「ちょっ!!私も手伝うわ!」
ディナ





「私も!!」
シスリ



三人でマリンの釣り竿を持ち引っ張る。



んーー、もしや大物????ヌシとか??



さりげなくカシウスは三人の体と釣り竿に強化魔法をかけた。


どんな魚なのかな~楽しみだ


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