20 / 44
街に
しおりを挟む
毎日平和に過ぎ、今日はまーちゃんとお出かけする日!!
もちろんシナモンも一緒よ!
「ねー、どこから見る?」
「ん~食べ物は帰り際に買いたいよね」
「うんうん」
「そう言えばさ、今度授業で
布を使うから用意しておくようにいわれなかったか?」
「「言われた!!!」」
「なら、布買いに行くか?」
「「うん!」」
とりあえず裁縫店に向かった
「いらっしゃいませ」
「何を作るんだっけ?」
「カバンだろ?」
「カバンかぁ~」
何色にしようかな~
キョロキョロ
あ、レザーみたいな生地がある!
あれにしよう!
赤のレザー調の生地と紺のレザー調の生地に決めた!!
まーちゃんは、赤のチェックの生地!
シナモンは、シンプルな黒と白のボーダーの生地にしていた。
作るのが楽しみね~!
「ね、次はどこ行く?」
「んーー、魔石見にいく?」
「魔石!?行く!!」
魔石は魔道具を作ったりするのに必要なのよね~!
レアな魔石あるかしら!
街の端に店があった。
「いらっしゃいませ、ご自由にご覧ください」
うわぁ~色んな魔石がある。
ん?これ虹色だわ……なんの魔石なのかしら……。
コットンが手に取ると突然七色に光り輝いた。
ポン
「やっと会えたー!!!!僕のご主人様!!!!」
え!!!なにこの…ミニペガサスみたいな子…。
魔石からでてきたわよね……
「おや、これは珍しい魔石の
精霊ですよ」ニコッ
「魔石の精霊なの?」
「うん、そうだよ!僕を持てるのは選ばれた人だけなんだ、ご主人様はその選ばれた瞳を持っているから僕のご主人なの」
天馬の瞳……
「そ、そう、貴方名前は?」
「僕はまだ名前はないよ!!ご主人様につけてもらうの」
「虹色の魔石だったから…イリゼ」
「イリゼ!ありがとう!」
ぱあぁぁぁっイリゼの額に紋章が浮かび、コットンの額にも紋章が浮かび消えた。
「無事に契約できたようですね」ニコッ
「すみません、まだ買ってもいないのに!!おいくらですの?」
「ふふ、その虹色の魔石は売り物ではないのでいいですよ」
「え!?そんな……悪いです」
「では、貴女の名前を教えて貰えたら嬉しいです」ニコッ
そう言えば…この店主さん
エルフなのね。
「私はコットンキャンディー.ペガーノと申します」
「ああ、これはこれは、ペガーノの姫君でしたか…無礼をお許し下さい」
「いえ、今はただの客なので」
ニコッ
「コットン、決まった?」
「まーちゃん、うん決まったよ!まーちゃんは?」
「私はこの光の魔石にするわ、回復魔法を使えるようになりたいの」
「それは素晴らしいわね」
「ふふ、練習しなきゃだけどね……コットン付き合ってね」
「もちろん!!」
「頼もしいわ、ありがとう!」
「シナモンは何にするの?」
「俺は炎の魔石、炎系の魔法をもう少し極めたいんだ」
「なるほど~シナモンぽいわね」
それぞれ購入した!
「ご主人様!!どちらに行くんです??」
「なぁ、コットン…このミニペガサスなに?」
「七色の魔石の精霊で契約したのよ、名前はイリゼ」
「精霊なのか!!へーー始めてみた!!イリゼ宜しく」
「宜しく~シナモン」
「イリゼ、宜しくね」ニコッ
「宜しく~まーちゃん」
「まぁ、可愛いわね」
「七色の魔石の精霊って何ができるんだ?」
「七色なんで、基本全属性あるよ」ケロッ
「「「!?」」」
「それに、天馬族の瞳の継承者だけに僕は現れるんだ」
「お父様も継承者よね?」
「ああ…同じ様に見えるけど…コットンが真の継承者だよ」
「えーーーーー!?」
「まじか…」
「衝撃の事実ね……他国とはいえ…」
「それって…確実に石に選ばれるっていうやつかしら?」
「ん?石?ああ、あれか…そもそも僕が現れた時点で決まりだよ……きっと今頃コットンの父上の元にも知らせが行ってると思うけど…」
「「「……………」」」
もはや……唖然である。
どうしてこうなった…。
「とりあえず……次はどこ行く?」
「薬草屋さんに行ってもいい?こっちの薬草を見てみたいの」
「「了解」」
「オッケー」パタパタ
ぞろぞろと歩いていると
薬草屋に到着!
「まぁ、なかなか質がいい薬草達だわ!!」
「おや、薬草の質が分かるのかい?珍しいね」
「こんにちわ、私ペガーノで
薬草など沢山育てているんです」
「ほぉ!!ペガーノの薬草は
かなり質がいいと聞く!!」
空間からコットンが育てた薬草を出して渡す。
「こ、これは……今まで見たことがないくらい質がいい…」
お婆さんは…なぜか、肩が震えている。
「そ、そうですか?ありがとうございます、私が育てた薬草なので」ニコッ
「な、なんと!!!素晴らしい才能をお持ちのようだ」
「ふふ、照れます…少し薬草を見てもいいですか?」
「ああ、ゆっくり見ていきな」
ニコッ
ほんと、質がいい薬草が多いわね~!!
あら、これ!!!
これで、ポプリや入浴剤や
色々とつくれるわ!!!
「お婆さんこれを下さい」
「ほう~銅貨3枚だよ」
「まぁ!?とてもお安いのですね!?」
「ふふ、久しぶりに気分がいいからオマケさ!名前は?」
「コットンキャンディーと申します」ニコッ
「なら、コットンが来たら全て半額でこれから売ってやろう」
「え!?いいのですか!?」
「ああ、いいんだ」ニコッ
「まぁ…でも少々悪い気がしますね……あ!?お婆さんは珈琲お好きですか?」
「毎日飲むほど好きさ」
「では、お買い物の時には私が育てて作った珈琲をプレゼントしますね、物々交換ですわ」
「なんと!?珈琲まで作っているのかい!!!!」
「はい、なんでも自分で作らないと気が済まない性格なので」
クスクス
「ありがとう、後で楽しみに飲むよ」
「お婆さん、コットンの珈琲を飲んだら…他の珈琲は飲めなくなりますよ…」
「!?」
「コットンの珈琲が美味しすぎて……」
「大袈裟ね、まーちゃんは…」
「いや、本当だから…」
「シナモンまで!!もう、でもそうなってもまた来て物々交換するので大丈夫ですよ」
「あ、ああ…」
コットン達が帰ってから……
貰った珈琲で入れて飲むと……
ゴクン
「こ、これは!!!」
確かに……これを飲んだら他の珈琲は…飲めないねぇ…。
コクも味も全然違うよ。
今まで美味しいと飲んでいた珈琲はいったいなんだったんだ…
その頃
「ねー!パン屋にそろそろ行く?」
「「行く行く~」」
今日はなんのパンにしようかな~!!!
この、ソーセージが挟んでるパンも美味しそう!!
どんどん……パンをのせるプレートが山盛りになっていく…。
プッ……
ん?
振り向くと……見知らぬ男の人がなぜか笑ってる……。
「何が可笑しいのですか?」
「いや…失礼…その、あまりにも幸せそうにパンを選んでいるから…つい」
「幸せそうに選んでいたら面白いのです?」
なんなの?この人……
「いや……その…プレートがいっぱいで…おちそうだなぁと」
「大きなお世話ですね、失礼な方は苦手ですので失礼します」
くるっと振り向きお会計を済ませる。
「コットンどうしたの?」
「なんかあったのか?」
むすーっと…不機嫌そう…
「見知らぬ男の人が私の山盛りプレートをみて…笑ったのよ」
「え!?なにそれ!!」
「なにが…面白いんだ?」
「意味わかんないでしょ??面白い要素ないし」
「ああ…」
「そうね…」
「失礼極まりない人って苦手なのよね」
「「同じく」」
「次はどこ行く?」
「果物買いたいかも!!夜とか小腹空いたらたべたいのよね」
「確かに!!!」
「体にもいいしな」
次は果物屋さんに向かう
「ご主人様!!この赤いの食べたいですっ」
「りんごね、いいわ買ってあげる」ニコッ
「ありがとうご主人様!」
コットンは、りんご4個、みかん1山、グレープフルーツ2個
ブドウもイチゴも買った。
まーちゃんは、イチゴ、みかん1山、ブドウ!
シナモンは、りんごの3個
みかん1山、ブドウ!
「沢山買えて良かったね~」
「うん!!」
「ほんと!」
「じゃ、もうそろそろ帰る?」
「「おー!」」
「あ!!さっきは…」
パッ
「ねぇ、誰か話しかけられた?」
「だな…なんか話しかけられたな…」
「話しかけられたわね…でも…帰ってきたしね」
「ま、いっか」
「あの声あの、失礼な人だしどうでもいいわよ」
「え!?そうなの!?」
「コットンは一度聞いた声は覚えられるんだよな」
「すっごーーい」
「なかなか便利でしょ!」
「今何時?」
「「5時」」
「荷物置いたら夕食行く?」
「「行く」」
今日は何食べようかな~
もちろんシナモンも一緒よ!
「ねー、どこから見る?」
「ん~食べ物は帰り際に買いたいよね」
「うんうん」
「そう言えばさ、今度授業で
布を使うから用意しておくようにいわれなかったか?」
「「言われた!!!」」
「なら、布買いに行くか?」
「「うん!」」
とりあえず裁縫店に向かった
「いらっしゃいませ」
「何を作るんだっけ?」
「カバンだろ?」
「カバンかぁ~」
何色にしようかな~
キョロキョロ
あ、レザーみたいな生地がある!
あれにしよう!
赤のレザー調の生地と紺のレザー調の生地に決めた!!
まーちゃんは、赤のチェックの生地!
シナモンは、シンプルな黒と白のボーダーの生地にしていた。
作るのが楽しみね~!
「ね、次はどこ行く?」
「んーー、魔石見にいく?」
「魔石!?行く!!」
魔石は魔道具を作ったりするのに必要なのよね~!
レアな魔石あるかしら!
街の端に店があった。
「いらっしゃいませ、ご自由にご覧ください」
うわぁ~色んな魔石がある。
ん?これ虹色だわ……なんの魔石なのかしら……。
コットンが手に取ると突然七色に光り輝いた。
ポン
「やっと会えたー!!!!僕のご主人様!!!!」
え!!!なにこの…ミニペガサスみたいな子…。
魔石からでてきたわよね……
「おや、これは珍しい魔石の
精霊ですよ」ニコッ
「魔石の精霊なの?」
「うん、そうだよ!僕を持てるのは選ばれた人だけなんだ、ご主人様はその選ばれた瞳を持っているから僕のご主人なの」
天馬の瞳……
「そ、そう、貴方名前は?」
「僕はまだ名前はないよ!!ご主人様につけてもらうの」
「虹色の魔石だったから…イリゼ」
「イリゼ!ありがとう!」
ぱあぁぁぁっイリゼの額に紋章が浮かび、コットンの額にも紋章が浮かび消えた。
「無事に契約できたようですね」ニコッ
「すみません、まだ買ってもいないのに!!おいくらですの?」
「ふふ、その虹色の魔石は売り物ではないのでいいですよ」
「え!?そんな……悪いです」
「では、貴女の名前を教えて貰えたら嬉しいです」ニコッ
そう言えば…この店主さん
エルフなのね。
「私はコットンキャンディー.ペガーノと申します」
「ああ、これはこれは、ペガーノの姫君でしたか…無礼をお許し下さい」
「いえ、今はただの客なので」
ニコッ
「コットン、決まった?」
「まーちゃん、うん決まったよ!まーちゃんは?」
「私はこの光の魔石にするわ、回復魔法を使えるようになりたいの」
「それは素晴らしいわね」
「ふふ、練習しなきゃだけどね……コットン付き合ってね」
「もちろん!!」
「頼もしいわ、ありがとう!」
「シナモンは何にするの?」
「俺は炎の魔石、炎系の魔法をもう少し極めたいんだ」
「なるほど~シナモンぽいわね」
それぞれ購入した!
「ご主人様!!どちらに行くんです??」
「なぁ、コットン…このミニペガサスなに?」
「七色の魔石の精霊で契約したのよ、名前はイリゼ」
「精霊なのか!!へーー始めてみた!!イリゼ宜しく」
「宜しく~シナモン」
「イリゼ、宜しくね」ニコッ
「宜しく~まーちゃん」
「まぁ、可愛いわね」
「七色の魔石の精霊って何ができるんだ?」
「七色なんで、基本全属性あるよ」ケロッ
「「「!?」」」
「それに、天馬族の瞳の継承者だけに僕は現れるんだ」
「お父様も継承者よね?」
「ああ…同じ様に見えるけど…コットンが真の継承者だよ」
「えーーーーー!?」
「まじか…」
「衝撃の事実ね……他国とはいえ…」
「それって…確実に石に選ばれるっていうやつかしら?」
「ん?石?ああ、あれか…そもそも僕が現れた時点で決まりだよ……きっと今頃コットンの父上の元にも知らせが行ってると思うけど…」
「「「……………」」」
もはや……唖然である。
どうしてこうなった…。
「とりあえず……次はどこ行く?」
「薬草屋さんに行ってもいい?こっちの薬草を見てみたいの」
「「了解」」
「オッケー」パタパタ
ぞろぞろと歩いていると
薬草屋に到着!
「まぁ、なかなか質がいい薬草達だわ!!」
「おや、薬草の質が分かるのかい?珍しいね」
「こんにちわ、私ペガーノで
薬草など沢山育てているんです」
「ほぉ!!ペガーノの薬草は
かなり質がいいと聞く!!」
空間からコットンが育てた薬草を出して渡す。
「こ、これは……今まで見たことがないくらい質がいい…」
お婆さんは…なぜか、肩が震えている。
「そ、そうですか?ありがとうございます、私が育てた薬草なので」ニコッ
「な、なんと!!!素晴らしい才能をお持ちのようだ」
「ふふ、照れます…少し薬草を見てもいいですか?」
「ああ、ゆっくり見ていきな」
ニコッ
ほんと、質がいい薬草が多いわね~!!
あら、これ!!!
これで、ポプリや入浴剤や
色々とつくれるわ!!!
「お婆さんこれを下さい」
「ほう~銅貨3枚だよ」
「まぁ!?とてもお安いのですね!?」
「ふふ、久しぶりに気分がいいからオマケさ!名前は?」
「コットンキャンディーと申します」ニコッ
「なら、コットンが来たら全て半額でこれから売ってやろう」
「え!?いいのですか!?」
「ああ、いいんだ」ニコッ
「まぁ…でも少々悪い気がしますね……あ!?お婆さんは珈琲お好きですか?」
「毎日飲むほど好きさ」
「では、お買い物の時には私が育てて作った珈琲をプレゼントしますね、物々交換ですわ」
「なんと!?珈琲まで作っているのかい!!!!」
「はい、なんでも自分で作らないと気が済まない性格なので」
クスクス
「ありがとう、後で楽しみに飲むよ」
「お婆さん、コットンの珈琲を飲んだら…他の珈琲は飲めなくなりますよ…」
「!?」
「コットンの珈琲が美味しすぎて……」
「大袈裟ね、まーちゃんは…」
「いや、本当だから…」
「シナモンまで!!もう、でもそうなってもまた来て物々交換するので大丈夫ですよ」
「あ、ああ…」
コットン達が帰ってから……
貰った珈琲で入れて飲むと……
ゴクン
「こ、これは!!!」
確かに……これを飲んだら他の珈琲は…飲めないねぇ…。
コクも味も全然違うよ。
今まで美味しいと飲んでいた珈琲はいったいなんだったんだ…
その頃
「ねー!パン屋にそろそろ行く?」
「「行く行く~」」
今日はなんのパンにしようかな~!!!
この、ソーセージが挟んでるパンも美味しそう!!
どんどん……パンをのせるプレートが山盛りになっていく…。
プッ……
ん?
振り向くと……見知らぬ男の人がなぜか笑ってる……。
「何が可笑しいのですか?」
「いや…失礼…その、あまりにも幸せそうにパンを選んでいるから…つい」
「幸せそうに選んでいたら面白いのです?」
なんなの?この人……
「いや……その…プレートがいっぱいで…おちそうだなぁと」
「大きなお世話ですね、失礼な方は苦手ですので失礼します」
くるっと振り向きお会計を済ませる。
「コットンどうしたの?」
「なんかあったのか?」
むすーっと…不機嫌そう…
「見知らぬ男の人が私の山盛りプレートをみて…笑ったのよ」
「え!?なにそれ!!」
「なにが…面白いんだ?」
「意味わかんないでしょ??面白い要素ないし」
「ああ…」
「そうね…」
「失礼極まりない人って苦手なのよね」
「「同じく」」
「次はどこ行く?」
「果物買いたいかも!!夜とか小腹空いたらたべたいのよね」
「確かに!!!」
「体にもいいしな」
次は果物屋さんに向かう
「ご主人様!!この赤いの食べたいですっ」
「りんごね、いいわ買ってあげる」ニコッ
「ありがとうご主人様!」
コットンは、りんご4個、みかん1山、グレープフルーツ2個
ブドウもイチゴも買った。
まーちゃんは、イチゴ、みかん1山、ブドウ!
シナモンは、りんごの3個
みかん1山、ブドウ!
「沢山買えて良かったね~」
「うん!!」
「ほんと!」
「じゃ、もうそろそろ帰る?」
「「おー!」」
「あ!!さっきは…」
パッ
「ねぇ、誰か話しかけられた?」
「だな…なんか話しかけられたな…」
「話しかけられたわね…でも…帰ってきたしね」
「ま、いっか」
「あの声あの、失礼な人だしどうでもいいわよ」
「え!?そうなの!?」
「コットンは一度聞いた声は覚えられるんだよな」
「すっごーーい」
「なかなか便利でしょ!」
「今何時?」
「「5時」」
「荷物置いたら夕食行く?」
「「行く」」
今日は何食べようかな~
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
67
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる