転生姫様からの転生は魔術師家系の公爵家

meimei

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帰省

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約束通りクレイとリレイに魔石に結界魔法と防音魔法を付与してプレゼントすると二人とも涙を滲ませながら大喜びしていた。そ……そんなになの????

「さーて……領地に戻ろうかな」

「「はい」」
リレイ、クレイ


「フローラまたね!」
ロアンナ


「またね、ロアンナ」

パッ


「ただいま~」
もちろん屋敷に転移。
リレイとクレイの家もここから馬車でわりとすぐなので大丈夫。

バタバタ バタバタバタバタ


「フローラ!!!!」

「フローラ!!」


「リヨンとクリスタただいま~」

ぎゅうぅぅぅ……ちょっ……ぐるじぃ……


「おかえり!!フローラ……寂しかったよ!!」
リヨン


「あーーフローラだわ……」
クリスタ


「ちょっ……くるしぃって!!!」

パッ

「ごめん、ごめん、大丈夫フローラ」

「ごめん!!」


「まぁ…大丈夫だけど。なんでリヨンがここにいるの?」


「それは……今日戻ると聞いたから待ち構えてた……」苦笑
リヨン

「俺はレイルに用があったのと、待ち構えてた」
クリスタ


「そっか、ありがとう」ニコッ


「「フローラ~」」


「はいはい、とりあえず部屋に戻るからまた後でね…」


「なんかフローラが素っ気ない……」
リヨン


「なんか……寂しい」
クリスタ


なんなの???普通だと思うんだけど!!私転移とはいえ戻ってきたばっかりだよ??


「あーそうだ。これあげる」

前に作っておいた魔法付与した
ブレスレットメンズ用である。


「「!?」」


「護りの付与してあるから役に立つと思うよ。あと身体強化の付与もつけた」


「それは……凄い代物なんじゃないか?ありがとう」
リヨン


「ありがとうフローラ!大切にするよ」
クリスタ


「ふふ、大切にしなくてもいいから使ってね」


「「おう」」


「じゃまたあとでね」

ひらひらと手を振ってから転移で部屋に戻る。

あーーー疲れた。

専属侍女のアニーが持ち帰った荷物を片してくれつつ……フローラはベットに横になった。

あーーやっぱり自分のベットは落ち着く~。

ゴロゴロ ゴロゴロ

そうだ……クリスタに律の事を話しておかないと。
何か忘れているような………
んーーーー。なんだっけ?

うーーーーーーん。

あ!!!!!!思い出した!!
ロビン!!ロビンは前世での日向ね?日向をクリスタに会わせるんだった……。明日迎えに行こうかな。でもロビン休みかなぁ……クリスタに話したら自分で
迎えに行ってくれたりしないかな。


「フローラお嬢様、難しい顔をしてどうしたんです?」


「アニー、ううん…忘れ物しただけ」苦笑


「忘れ物ですか……大事な物なんです?」


大事ね~そりゃ大事よね。
前世で夫だったし。


「うん、大事かな」


「そうですか……」


「でも大丈夫。明日忘れ物を回収してくるわ」ニコッ


転移して連れてくればいいもんね。


「お嬢様無理はなさらないで下さいね?」


「ん?うん…」

転移は別に楽だから無理はしてない。うん!


さて……お父様達にも挨拶に行かないとね~。
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