転生姫様からの転生は魔術師家系の公爵家

meimei

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ランチ

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「なに食べよーかな」


「お腹空いたー」


「今日のオススメはアジフライだな」

ん?

「あ、律」


「よっ!!婚約者殿」


「殿って…男じゃないし!!」


「ま~固いこと言うなよ!」


「相変わらずね……」


「なぁ、いつ里帰りするんだ?俺も一緒に行くからさ」


「そうね~皆にも会いたいよね?」


「おう、めちゃくちゃ会いたい!!」

律ってなんだかんだ皆と仲良かったのよね~。

「夏休みに一時帰国する予定」


「夏休みか、あと二ヶ月くらいか、了解」


「じゃ、アジフライにするわ」


「私もそれにする」


「「じゃぁ俺達も」」


「ん?リレイってクリスなんだっけ」


「ああ、そうだよ」


「今日クリスが好きだったティラミスがデザートメニューにあるけど」

「なっ!?それは食べないと!!!律のティラミスは本当に美味しいんだよな~」


「おう!是非食べてくれ!!じゃまたな~」


ひらひらと手を振り戻った。

うん、相変わらずね。


みんなアジフライとティラミスも頼みかなり……満腹。
太りそうね……毎日この量だと


「ロアンナ夏休みどうするの?」


「私は家の領地に行く予定。というかお父様に言われてて」


あ~まぁ大抵はみんなそうよね。


「リレイとクレイも私が屋敷に戻ったら実家に戻ったら?」


「そうですね……さすがに母上がうるさそうなので……」
げんなりしているリレイ


「本当母上は強烈なんだよなぁ~」

げんなりしているクレイ



「二人のお母様ってそんなに強烈なの??うさぎでしょ?」


「「強烈です」」

うさぎで強烈……どんな感じなのかしら?


「どんな感じなの?」


「もう成人しているのに……猫可愛がりというか……」


「それより……父上とのあのラブラブバカップルを見たくないですね……」


「中身ララ様なので素直に言いますが」


「うん」


「うさぎって多産なの知ってますか?」


「ええ」


「まぁ……その。さすがに五人兄弟なので……。もう子供はないらしいのですがなんせ…すごいんですよ」


「凄い??」


「ええ……万年発情期なんです」


「うわぁ~~」


「で……一応屋敷なんですが。その……丸聞こえで」


「……………」


「キツイんです。でも帰らないとうるさいんです」


「地獄だよな、本当」

うーーーん。


「ね、魔石に防音結界かけてあげようか?」


「「!?」」


「ララの得意魔法忘れたの?」


「すっかり忘れてました」


「得意魔法???」
クレイ


「クレイは知らないよね。結界に防音機能をつけられるの。外からの音を聞こえないようにできるのよ」


「なにそれ!!!めちゃくちゃ欲しい!!!安眠!!」


「フローラ様……私も欲しいです」
リレイ


「うん、2個ね。作っておく」


「「ありがとうございます!!」」

うさぎは万年発情期……


ん?何か引っかかるような……

ちらっとリレイを見るとめちゃくちゃ笑顔なんだけど。なにか
目の奥に隠されているような。

まぁ……いいか。気にしないでおこう。


帰省か~~帰ったら何をしようかな。
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