突然ですが、侯爵令息から婚約破棄された私は、皇太子殿下の求婚を受けることにしました!

星ふくろう

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 エルムド帝国側

〇 ユニス・ニアム・ハーベスト(公女)17歳

 エルムド帝国の貴族、ハーベスト大公家の養女になった元エシャーナ伯爵家第一令嬢。
 現在は、ハーベスト大公家第一公女。
 男性並みの高身長、見事なプロポーションを持つが本人は気づいていない。
 母親譲りの赤毛に緑の瞳。南方貴族特有の褐色の肌を持つ。
 黒髪・青眼、白い肌が平均の帝国では、南方貴族は蛮族という認識があるため、いじめやそしりの対象になってきた。
 そのせいか、控え目な性格で自分の意見を出すことに臆病。
 自身を価値のない存在と思うこともしばしばある。



〇 グレン・イズバイア・エルムド(皇太子) 21歳
 
 エルムド帝国第二皇太子。
 帝国に多く存在する、騎士団の一つ、「黒き牙」の団長。
 武勇と賢識で知られており、帝国の白き鷹と呼ばれている。
 皇族は銀髪に紅眼であり、その名に恥じぬ武人である。
 数少ない、全種族共生派の有力者であり、晩餐会でのユニスの忍耐力を認めている数少ない理解者の一人。
 シルドの蛮行による、両国間の亀裂を回避するためにユニスに求婚するが、その愛は偽りではない。



〇 ユンベルト・アズベア・ハーベスト(大公及び帝国宰相) 46歳
 
 エルムド帝国の文官の最高位である、宰相に地位にあるユニスの義理の父親。
 シェス大河の河口域に広大な領地を持ち、六万の私兵を抱える、独立国家の国王でもる。
 (帝国内では、大公は王としての地位を持つ)
 温和な性格だが、冷徹な側面もあり、一国を支える智謀に長けた男性。


〇 イゼア・フルゲイド・エルムド(皇子)23歳

 エルムド帝国第一皇子。
 帝位継承権を捨て、南方貴族を束ねるベシケア大公家に婿入りすることを決めた破天荒な皇族。


〇 グレアム・シェイルズ・ルサージュ(侯爵家第三令息) 21歳

 ルサージュ侯爵第三令息。黒き牙の副団長。
 帝国の黒き鷹の異名を持つ。
 左眼に大きな刀傷がある。
 グレンの兄譲りな無茶ぶりの後始末を10数年やってきた苦労人。





 神聖ムゲール王国側



〇 ミレイア・ルケーア女子爵(エイシャ・プロム・エルムンド元侯爵令嬢)15歳

 神聖ムゲール王国、エルムンド侯家に養女として入った、元エシャーナ伯第二令嬢。
 ユニスの実妹。
 シルドと姉との間で決まっていた突然の求婚を蹴り、いきなり申し出たシルドの求婚を受けてしまう。
 しかし帝国でも貴族籍をはく奪され、エルムンド侯の養女から奴隷へとなる。
 姉であるユニスを養女として迎え入れたハーベスト大公の慈悲により、シルドとの婚約が成立。
 しかし、王国側の策謀により、ルケーア子爵の名と領地を与えられてシルドと結婚する。
 王子と大司教に弄ばれ、舌をナイフで切り取られる、シルドに服従する魔法をかけられるなど。
 ある意味、最高のざまぁを提供してくれる貴重な存在。
 見た目はおとなしく、あどけない笑顔と、のんびりとした雰囲気が男性を癒す性格。
 しかし、その内には権力への渇望と、上級貴族になる野心に満ちている。
 漆黒の髪に菫色の瞳。殿方の肩ほどにもない身長。白い肌。


〇 シルド・オーベルシュ・アンバス子爵(フレゲード侯爵令息)20歳

 神聖ムゲール王国所属。
 フレゲード侯爵家第三令息。
 元王国騎士団 「銀鎖の影」の第三師団長。
 婚約破棄の責任を問われ、アンバス子爵への降格を命じられる。
 同時に王国の北方を守備する北鹿の角騎士団の第八師団長へと移動となる。
(ただし、子爵領地から上がる税金などは全て王国に徴収される)
 金色の髪に青い瞳、白い肌。
 長身の武人に相応しい体躯だが、我がままに育てられた為、世間知らずである。
 仲間思いな一面もあり、自身の衝動のままに行動することが多い。
 エイシャの一目惚れをして、ユニスに婚約破棄を申し出た。
 またその場で、エイシャに求婚した恥知らずでもある。


〇 オルビオ・プロム・エルムンド(侯爵) 32歳

 神聖ムゲール王国 侯爵。
 シルドの所属する銀鎖の影の第二師団長。
 元は男爵だったが、百年戦争の武勲で侯爵位を得た生粋の武人。





 世界設定

〇 地形

 シェス大河。
 ファイガ山脈から始まる、一つの大陸を二分する巨大な大河。
 ハッサム海へと流れ込む三角州に貴重なブラウディア鉱石が堆積してできた、巨大なブルングド島がある。



〇 主要国家群

 

□ エルムド帝国


 西のエゼア大陸の覇者。帝都はエルバネア。
 魔導国家として、平原の多いエゼア大陸を支配している。
 国家の起こりは、南方の密林地帯。
 皇族は南方貴族に似た、銀髪・紅瞳。
 奉じている神は太陽神アギト。

 皇族
 高家 皇族が直轄する土地を管理する皇族(次期皇帝以外が任命されることが多い)
 大公 文官の最高位。私兵を持つことを許され、独立した領地を持つ。
    王と称されることもある。4つの大公家が存在する。
 侯爵 高山地帯に面した領地・及び帝都より離れた州を領地として与えられている。
 その下に各爵位が続く。





□ 神聖ムゲール王国


 東のエベルング大陸の覇者。
 太陽神アギトを奉じ、神聖魔法を主力として戦うが、魔導と大差はない。呼び名が違うだけである。
 肥沃な農地を持つが山岳地帯と海岸線との土地がの面積が少ないため、多くの独立都市群が海洋貿易を行うことで発展してきた。
 400年程まえに、商業都市ムゲールがその多くを平定し、現在の王国へと形を変える。
 世界最強と呼び名も高いエンバス艦隊を擁している。


〇騎士団
 北方 北鹿の角。エベルング大陸王国領の北部平原を守っている。
 南方 銀鎖の影。エベルング大陸の中間平野を主に守っている。

 西方
 東方

□ ルゲル枢軸連邦


 ファイガ山脈の覇者。
 牧羊と鉱石の輸出、シエズ大河の運用益で巨万の富を築いている連合国家。
 人間、エルフ、ドワーフ、ゴブリン、コボルト、獣人と呼ばれる種族が加盟している。
 太陽神アギトを奉じる法王庁はその一角に存在する。


□ 法王庁


 太陽神アギトを奉じる神殿組織の統治機構。
 最高位は法王猊下と呼ばれる。
 宗教は世俗に不介入を貫いてきたが、暗黒神ゲフェトの復活の予兆を受けて各国に内政干渉を始めた。
 かつてこの世に降り立った聖者サユキを最高位に抱く。

 
〇 その他

 南方 アズワルト大陸
 グレム魔公国(魔王リクトの国)、ルダイナル王国(猫耳族、女王リーゼ)、ライクリフ王国(王都エリオデス。魔導文明が発展した国家)などがある。

 
□ 太陽神アギト
  
 千年前に降臨した光の精霊。

 
□ 暗黒神ゲフェト

 千年前に降臨した闇の精霊


□ 聖者サユキ
  
 千年前に降臨したアギトと共にゲフェトを霊峰シバースに封印した聖者。
 ゲフェトの復活を予言して、別なる異世界へと旅立った。
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