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新しい世界を選ぼう!編
え、ししゃも世界?
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長い長い時間、眠っていたような気がする。まだ、まどろんでいたいような気分を押しのけて、「私」は目を覚ました。
「あ、やっと起きたー。おはよー。」
突然上から声が降ってきたことに驚いて「私」はその声のした方を見やった。
すると頭上でふわふわと漂っている物体が目に入った。真っ白な翼に、頭の上には光る輪っか、大人の人間の頭と同じくらいの大きさをしたその物体、いや、生物は……まるで、子供も向けの絵本に出てくる天使のようだった。
「そうだよー。ピンボンピンポーン!僕は天使!」
え…⁉︎嘘!本物??と言うか本当に心の中読めるんですね天使って。
って、あ。思い出した。
「私」は死んだんだ。
つまりここは、天国?
「うーん。おしーい!此処は天国じゃなくて、ししゃの世界なんだーー。」
え、ししゃも世界?
もしかして、ししゃもが世界のあちこちでビチビチとはねているの?…なんか、可愛いかも。
「違うよー。死者!死者の世界、だよー!」
なんだ。死者の世界か。…可愛くない!
「えーと?可愛くなくて、ごめんねー。」
天使さんは間延びした口調で、しょんぼりしながら謝ってきた。なにこの子、可愛い!
…それにしても、死者の世界か。個人的にはもっとこう、暗~くて魂がそこら中でウヨウヨ漂ってる世界だと思っていたんだけど。
実際は暗いどころか真っ白だ。それに、漂ってる魂なんて一つもない。いるのは、「私」と天使さんだけ。
……変な世界だなぁ。
「さてー、浮島 椿さん。僕は君の前世を見てたんだけどねー。君のこと、気に入っちゃった~!」
はあ。うん、ありがとう?
「えへへーどういたしまして!でね!突然なんだけど~、次に生まれる世界はどれがいい?この中から選んでいいよー!!」
天使さんがそういったと同時に、なにもなかったはずの白い空間にスクリーンのような物がいくつも浮かび上がった。合わせて十数個あるそのスクリーンには、ひとつひとつに違う風景の画像が映し出されている。
「驚いたー?これはね、全部違う世界の風景なんだ。気にいった世界があったら、そこに転生させてあげるよー。僕に気に入られた特権だよー!!」
「私」が次に生まれ変わる世界…?
もう一度、生きることができるの?
だとしたら「私」は、今度こそしあわせだった、って胸を張って言えるような一生を過ごしたい。
…ぱっと目に入ったのは、中世ヨーロッパのような町並みの風景。
中世ヨーロッパ風の世界観に惹かれたのではない。
惹かれたのは、その風景の中で空を漂っている_可愛い生物。つぶらな瞳にふわふわの髪の毛、半透明の羽、小さなお口は可愛らしく弧を描いている。
思わず、心の中で叫んでしまった。
な、何この可愛い生き物!!!!!
「その世界が気にいったー?」
天使さんが聞いてくる。
「私」は迷うことなく頷いた。
この世界に生まれ変わって、この生き物に会いたい!
そう、思ったから。
「それはねー、聖霊っていう生き物だよー。」
へーえ。そうなんだ。
流石異世界といったところか。
ところでこの、聖霊という超可愛い生き物とは是非とも仲良くしたい。お友達とかになりたい!
……なれるかなぁ?
「うーん、不可能ではないよー?ただ、ちょーーーーーーーっと、難易度は高いけどねー。」
少しでも可能性があるなら良いかな。
うん。この世界に決めた!
「おっけー!じゃあ準備するからちょっと待っててねー。」
そう言うと天使さんはにっこり笑った。
天使さんの笑顔は最高に可愛かった。
「あ、やっと起きたー。おはよー。」
突然上から声が降ってきたことに驚いて「私」はその声のした方を見やった。
すると頭上でふわふわと漂っている物体が目に入った。真っ白な翼に、頭の上には光る輪っか、大人の人間の頭と同じくらいの大きさをしたその物体、いや、生物は……まるで、子供も向けの絵本に出てくる天使のようだった。
「そうだよー。ピンボンピンポーン!僕は天使!」
え…⁉︎嘘!本物??と言うか本当に心の中読めるんですね天使って。
って、あ。思い出した。
「私」は死んだんだ。
つまりここは、天国?
「うーん。おしーい!此処は天国じゃなくて、ししゃの世界なんだーー。」
え、ししゃも世界?
もしかして、ししゃもが世界のあちこちでビチビチとはねているの?…なんか、可愛いかも。
「違うよー。死者!死者の世界、だよー!」
なんだ。死者の世界か。…可愛くない!
「えーと?可愛くなくて、ごめんねー。」
天使さんは間延びした口調で、しょんぼりしながら謝ってきた。なにこの子、可愛い!
…それにしても、死者の世界か。個人的にはもっとこう、暗~くて魂がそこら中でウヨウヨ漂ってる世界だと思っていたんだけど。
実際は暗いどころか真っ白だ。それに、漂ってる魂なんて一つもない。いるのは、「私」と天使さんだけ。
……変な世界だなぁ。
「さてー、浮島 椿さん。僕は君の前世を見てたんだけどねー。君のこと、気に入っちゃった~!」
はあ。うん、ありがとう?
「えへへーどういたしまして!でね!突然なんだけど~、次に生まれる世界はどれがいい?この中から選んでいいよー!!」
天使さんがそういったと同時に、なにもなかったはずの白い空間にスクリーンのような物がいくつも浮かび上がった。合わせて十数個あるそのスクリーンには、ひとつひとつに違う風景の画像が映し出されている。
「驚いたー?これはね、全部違う世界の風景なんだ。気にいった世界があったら、そこに転生させてあげるよー。僕に気に入られた特権だよー!!」
「私」が次に生まれ変わる世界…?
もう一度、生きることができるの?
だとしたら「私」は、今度こそしあわせだった、って胸を張って言えるような一生を過ごしたい。
…ぱっと目に入ったのは、中世ヨーロッパのような町並みの風景。
中世ヨーロッパ風の世界観に惹かれたのではない。
惹かれたのは、その風景の中で空を漂っている_可愛い生物。つぶらな瞳にふわふわの髪の毛、半透明の羽、小さなお口は可愛らしく弧を描いている。
思わず、心の中で叫んでしまった。
な、何この可愛い生き物!!!!!
「その世界が気にいったー?」
天使さんが聞いてくる。
「私」は迷うことなく頷いた。
この世界に生まれ変わって、この生き物に会いたい!
そう、思ったから。
「それはねー、聖霊っていう生き物だよー。」
へーえ。そうなんだ。
流石異世界といったところか。
ところでこの、聖霊という超可愛い生き物とは是非とも仲良くしたい。お友達とかになりたい!
……なれるかなぁ?
「うーん、不可能ではないよー?ただ、ちょーーーーーーーっと、難易度は高いけどねー。」
少しでも可能性があるなら良いかな。
うん。この世界に決めた!
「おっけー!じゃあ準備するからちょっと待っててねー。」
そう言うと天使さんはにっこり笑った。
天使さんの笑顔は最高に可愛かった。
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