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第2話 永久の眠りの呪い
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「――――こら」
「――――こら、起きんかい」
その時間は定かではないけど、俺はある瞬間に目を覚ました。眠りの途中で起こされた……そう感じる目覚めだった。頭が痛くて、気分が悪い。
何に起こされたのか。それは考えるまでもなく、目を開けるとすぐに分かった。
俺の目の前に老婆の顔面があったのだ。しわくちゃな顔にもっと皺を寄せて睨む老婆の顔――。まるで、醜いゴブリンのような――。
たぶん、こいつに起こされたんだ――。
「――このぐうたら勇者めっ!何日眠るつもりじゃ!」
「………………」
「おい!さっさと起きろ!」
「……?あんた誰だ?」
「誰だじゃないわい!しゃきっとせい!」
老婆はいきなり怒鳴りながら持っている杖で俺の顔を殴った。
「てめえっ。何しやがる!」
目が覚めてすぐ、そんなことをされたものだから、俺も怒鳴りながら体を起こそうとした。しかし、体に力を入れたはずなのに景色が全く変わらず、俺はベッドに倒れたままであった。
体が硬直して指先も動かせない。それをどうにかする為に何度も起きようとチャレンジするのだけど、石にでもなってしまったかのようにピクリともしない。
「何だこれ。起きれない。俺の体に何かしたのか?」
「なーに。お前の望みを叶えてやろうと思ってな」
「は?まず誰だよ?」
「この村の呪術師じゃ。自分で言うのもなんじゃが手練れのな。名はルーシエ……」
年老いた呪術師は、本人と同じく年季の入った杖に魔力を貯めて見せた。木製の杖の先が淡く光る。嫌な感じがする紫色の光であった。
「俺の体に何しやがった。今すぐ解放しろ」
「縛りの呪いじゃ。眠っている間に2度と動けないほど何重にもかけておいた」
「何の真似だよ。ふざけんな。くそっ、動けねえ」
「黙れっ!怠惰で心の無い若造が。勇者の癖に1週間も食っては寝てばかり。魔物に襲われて資源が無いというのにもっと減ったではないか!」
「え……?」
身に覚えのない言葉に頭が1度停止する。どうにか動こうと踏ん張っていたのもやめた。
「俺が1週間も……?」
「何じゃ……覚えてもおらんのか……。お前はこの村に来た日の夜に起きるなり食事を要求して、それからというもの食っては寝て、起きては食事を脅すように要求するを繰り返したであろう」
「は?何かの間違いだろ?そんなはずは……?」
そういえば、魔物の被害にあっている村に来ていた。そのことも今、思い出した。俺は1週間も食っては寝てを繰り返したんだっけ。全く記憶にない。
「間違いじゃないわい!我が村に住む皆が証人じゃ!そんなに眠りたきゃ一生眠らせてやる。わしの永久の眠りの呪いでな」
「永久の眠りだあ?ちょっとやめてくれ。悪かったって。すぐに魔物倒しに行くからさ……」
「もう遅いわい。魔物とは、眠ったお前を引き渡すことを条件に今後村を襲わないという約束をした」
「嘘だろ……。何だよそれ……。おい、動けっ。動いてくれっ」
「いくら人類最強の勇者といえど……呪術師に何日も無防備な姿を晒したら動くことすらできまい……ほっほっほ……おやすみなさいじゃ……」
呪術師が持つ杖の光が強さを増して、部屋全体を包んだ。それを見た俺は急激な眠気に襲われて――。すぐに目の前が真っ暗になった――。
――目を開けると、小鳥のさえずりが俺を出迎えた。カーテンの隙間から日差しと共に部屋に流れてきている。
吸い込む空気は澄んでいて……それだけで朝の空気だと分かるほどだった……。
自分が眠りから覚めたことに気づいた俺は布団の中で大きく伸びをする。そしてまた目を閉じて、ゆっくりと固まった体をほぐす。
「ふぁ~あ。よ…く…寝たなあ……」
こんなによく寝たのはいつ振りか。最近はずっと戦いの連続でこんな心地良い経験はしばらく無かったと思う。頭と体に疲れが全く残っていない。自分のステータスを見なくてもHPとMPが完全に回復していると確信できる。
加えて、自分を包んでいる布団が何とも柔らかい。敷布団も掛け布団もまるで羊の群れの中にいるんじゃないかと感じるほどの柔らかさ、暖かさ。
何て幸せな朝なのだろう……。俺は二度寝の態勢に入って思う……。一生こうして布団を抱いて横になっていたい……。
…………………………。
「て、こんなことしてる場合じゃ……」
頭が目覚めてきて、眠る前の記憶も思い出す。そういえば俺は今、魔物に襲われる村の宿屋に泊まっていたのだった。お昼に寝たはずなのにもう朝。想定していた時間よりも長く眠ってしまった。
それに気づくと、俺は自分の頬を両手で叩いた。布団をはねのけて、転がり落ちるようにベッドから出る。
「あれ……何だこれ?」
しかし、すぐに体を止めて、そこでようやく異変に気づく。見えた部屋の景色と状況が眠る前と全く違っていたのだ。
もともとボロい宿屋だったけれど、もっと老朽化している。部屋の壁も床も穴だらけになっていた。しかもただ穴が開いているのではなくて、魔物のするどい爪のような跡もある。
「まさか……」
俺が寝ている間に魔物に村を襲われてしまったか――。
でも、そうだとしたら何故こんなにも静か――眠る前とは違う毒の匂いがしなくなった澄んだ空気と、穏やかな鳥の鳴き声は何だ――。
急いで部屋のドアを開ける。そこには想像と全く違う世界があった。
「は?」
だらしなく口が開いてしまう。広がった景色は森の中というものだった。
何だこれ――。どういうことだ――。理解ができない――。
俺はそのまま寝巻き姿で外へ出る。白いシャツと短パン、そんな恰好で右に左に首を振りながら森の中を歩いてみる。
見渡す限り木、木、木。草と木しかない。鳥やリスみたいな小動物はいるけど、人の姿なんてどこにも見当たらない。
何が起こっているのか分からない。感覚的に夢っぽくはない。けれど、夢以外に考えて思い当たることが無い。
振り返ってみると、俺が寝ていた宿屋は確かにそこにある。でも俺が寝ていた部屋だけが小さな小屋のようにあるだけで、それ以外の部分は見る影もなく無くなっていた。
「誰かいませんかー?」
一応言ってみた。大声を出したところで誰にも届かないと思ったので小さな声で。
もちろん誰からも返事はなかった。けれど代わりに、森の中にあった広場で人口の建造物を見つけた。
数メートルの高さの人の形をした石像である。
「これって……俺?」
そびえ立つその石像はいくつか欠けてしまっている部分があって、手足には植物のツタが絡みついていた。しかし近づいてよく見てみると、その石像が来ている服や携える剣はよく知っているものであった。
さらに下を見てみると、土台の部分にはもっと驚くべきことが書かれていた。
『1183 勇者・ソラト=リミックス この地で眠る』
…………………………。
「はあああああ!?」
数秒の沈黙の後、俺は叫んだ。
何だよこれ。何で俺が死んだみたいな石像があるんだ。しかも随分前に作られた様子の。
ソラトというのは俺の名前で、1183年は俺が魔王を倒した年だ。つまり、最後に眠る前もこの年。まさか今は1183年じゃないのか。大晦日やお正月なんてまだまだ先だぞ。
「落ち着け……落ち着け……」
俺は胸に手を当てて自分に言い聞かせた。
そして、もう1度ゆっくり眠る前のことを思い出してみる……。
確か忙しい旅の中で訪れた村で魔物退治を頼まれたんだけど、どうしても眠かったものだから断って宿屋に向かって……それから…………。
「――――こら、起きんかい」
その時間は定かではないけど、俺はある瞬間に目を覚ました。眠りの途中で起こされた……そう感じる目覚めだった。頭が痛くて、気分が悪い。
何に起こされたのか。それは考えるまでもなく、目を開けるとすぐに分かった。
俺の目の前に老婆の顔面があったのだ。しわくちゃな顔にもっと皺を寄せて睨む老婆の顔――。まるで、醜いゴブリンのような――。
たぶん、こいつに起こされたんだ――。
「――このぐうたら勇者めっ!何日眠るつもりじゃ!」
「………………」
「おい!さっさと起きろ!」
「……?あんた誰だ?」
「誰だじゃないわい!しゃきっとせい!」
老婆はいきなり怒鳴りながら持っている杖で俺の顔を殴った。
「てめえっ。何しやがる!」
目が覚めてすぐ、そんなことをされたものだから、俺も怒鳴りながら体を起こそうとした。しかし、体に力を入れたはずなのに景色が全く変わらず、俺はベッドに倒れたままであった。
体が硬直して指先も動かせない。それをどうにかする為に何度も起きようとチャレンジするのだけど、石にでもなってしまったかのようにピクリともしない。
「何だこれ。起きれない。俺の体に何かしたのか?」
「なーに。お前の望みを叶えてやろうと思ってな」
「は?まず誰だよ?」
「この村の呪術師じゃ。自分で言うのもなんじゃが手練れのな。名はルーシエ……」
年老いた呪術師は、本人と同じく年季の入った杖に魔力を貯めて見せた。木製の杖の先が淡く光る。嫌な感じがする紫色の光であった。
「俺の体に何しやがった。今すぐ解放しろ」
「縛りの呪いじゃ。眠っている間に2度と動けないほど何重にもかけておいた」
「何の真似だよ。ふざけんな。くそっ、動けねえ」
「黙れっ!怠惰で心の無い若造が。勇者の癖に1週間も食っては寝てばかり。魔物に襲われて資源が無いというのにもっと減ったではないか!」
「え……?」
身に覚えのない言葉に頭が1度停止する。どうにか動こうと踏ん張っていたのもやめた。
「俺が1週間も……?」
「何じゃ……覚えてもおらんのか……。お前はこの村に来た日の夜に起きるなり食事を要求して、それからというもの食っては寝て、起きては食事を脅すように要求するを繰り返したであろう」
「は?何かの間違いだろ?そんなはずは……?」
そういえば、魔物の被害にあっている村に来ていた。そのことも今、思い出した。俺は1週間も食っては寝てを繰り返したんだっけ。全く記憶にない。
「間違いじゃないわい!我が村に住む皆が証人じゃ!そんなに眠りたきゃ一生眠らせてやる。わしの永久の眠りの呪いでな」
「永久の眠りだあ?ちょっとやめてくれ。悪かったって。すぐに魔物倒しに行くからさ……」
「もう遅いわい。魔物とは、眠ったお前を引き渡すことを条件に今後村を襲わないという約束をした」
「嘘だろ……。何だよそれ……。おい、動けっ。動いてくれっ」
「いくら人類最強の勇者といえど……呪術師に何日も無防備な姿を晒したら動くことすらできまい……ほっほっほ……おやすみなさいじゃ……」
呪術師が持つ杖の光が強さを増して、部屋全体を包んだ。それを見た俺は急激な眠気に襲われて――。すぐに目の前が真っ暗になった――。
――目を開けると、小鳥のさえずりが俺を出迎えた。カーテンの隙間から日差しと共に部屋に流れてきている。
吸い込む空気は澄んでいて……それだけで朝の空気だと分かるほどだった……。
自分が眠りから覚めたことに気づいた俺は布団の中で大きく伸びをする。そしてまた目を閉じて、ゆっくりと固まった体をほぐす。
「ふぁ~あ。よ…く…寝たなあ……」
こんなによく寝たのはいつ振りか。最近はずっと戦いの連続でこんな心地良い経験はしばらく無かったと思う。頭と体に疲れが全く残っていない。自分のステータスを見なくてもHPとMPが完全に回復していると確信できる。
加えて、自分を包んでいる布団が何とも柔らかい。敷布団も掛け布団もまるで羊の群れの中にいるんじゃないかと感じるほどの柔らかさ、暖かさ。
何て幸せな朝なのだろう……。俺は二度寝の態勢に入って思う……。一生こうして布団を抱いて横になっていたい……。
…………………………。
「て、こんなことしてる場合じゃ……」
頭が目覚めてきて、眠る前の記憶も思い出す。そういえば俺は今、魔物に襲われる村の宿屋に泊まっていたのだった。お昼に寝たはずなのにもう朝。想定していた時間よりも長く眠ってしまった。
それに気づくと、俺は自分の頬を両手で叩いた。布団をはねのけて、転がり落ちるようにベッドから出る。
「あれ……何だこれ?」
しかし、すぐに体を止めて、そこでようやく異変に気づく。見えた部屋の景色と状況が眠る前と全く違っていたのだ。
もともとボロい宿屋だったけれど、もっと老朽化している。部屋の壁も床も穴だらけになっていた。しかもただ穴が開いているのではなくて、魔物のするどい爪のような跡もある。
「まさか……」
俺が寝ている間に魔物に村を襲われてしまったか――。
でも、そうだとしたら何故こんなにも静か――眠る前とは違う毒の匂いがしなくなった澄んだ空気と、穏やかな鳥の鳴き声は何だ――。
急いで部屋のドアを開ける。そこには想像と全く違う世界があった。
「は?」
だらしなく口が開いてしまう。広がった景色は森の中というものだった。
何だこれ――。どういうことだ――。理解ができない――。
俺はそのまま寝巻き姿で外へ出る。白いシャツと短パン、そんな恰好で右に左に首を振りながら森の中を歩いてみる。
見渡す限り木、木、木。草と木しかない。鳥やリスみたいな小動物はいるけど、人の姿なんてどこにも見当たらない。
何が起こっているのか分からない。感覚的に夢っぽくはない。けれど、夢以外に考えて思い当たることが無い。
振り返ってみると、俺が寝ていた宿屋は確かにそこにある。でも俺が寝ていた部屋だけが小さな小屋のようにあるだけで、それ以外の部分は見る影もなく無くなっていた。
「誰かいませんかー?」
一応言ってみた。大声を出したところで誰にも届かないと思ったので小さな声で。
もちろん誰からも返事はなかった。けれど代わりに、森の中にあった広場で人口の建造物を見つけた。
数メートルの高さの人の形をした石像である。
「これって……俺?」
そびえ立つその石像はいくつか欠けてしまっている部分があって、手足には植物のツタが絡みついていた。しかし近づいてよく見てみると、その石像が来ている服や携える剣はよく知っているものであった。
さらに下を見てみると、土台の部分にはもっと驚くべきことが書かれていた。
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何だよこれ。何で俺が死んだみたいな石像があるんだ。しかも随分前に作られた様子の。
ソラトというのは俺の名前で、1183年は俺が魔王を倒した年だ。つまり、最後に眠る前もこの年。まさか今は1183年じゃないのか。大晦日やお正月なんてまだまだ先だぞ。
「落ち着け……落ち着け……」
俺は胸に手を当てて自分に言い聞かせた。
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