俺は自由になってやる!~眼球の中を漂う口うるさい精霊から解放されるための旅~

俺の瞳の中には、糸くずのような精霊ツァルが棲みついている。
視界を漂うそいつはすごく目障りだし、いちいち口うるさくてうっとうしい。

逆らえば記憶を喰うと脅されて、俺は仕方なくツァルに言われるまま、旅をしているわけだけれど――。

ツァルの目的が達成されれば、俺は解放されて自由になれる!

ツァルは自らの目的を達するため、俺は自由の身を得るために。
俺たちは旅の終わりを目指す!

※この小説は小説家になろうさんで完結済みです
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