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番外編
お酒は二十歳になってから?④☆
しおりを挟む俺の上に乗り、ヌルヌルになったモノを、後ろにあてがうアヤに、とりあえず俺は違う意味で安堵する。
俺を抱くとか、紛らわしい事言うんじゃねぇ!
正直、ちょっと情けないが慄いた。
「アヤ、待てって。いくら、濡らしたからって、さすがに無理だ」
「ん!や、入れる………入る!」
いや、入るじゃねぇよ!こんな時に男見せんでいいわ!
「アヤ!ケガさせたくねぇんだ!聞き分けろ」
「……やだ」
「っとに、いう事聞かねぇ。酒でフラフラのグラグラのくせに」
手は未だ縛られたまま。かといって、アヤにこのままさせれば、ケガさせるのは必須。俺もおそらく痛い。
まず、手をどうにかせんと。
「アヤ、痛いの嫌だろ?手、外してくれたら、俺がしてやれるし、その方がずっと気持ちいいぞ?」
「…………………、、」
下手に出た俺に、アヤの目が迷いに揺らぐ。
思考が鈍ってるから、細かい考えには及ばんが、痛いのは嫌ってのだけは分かるだろう。あと、本能に忠実になってるから、気持ちいい事はしたいはず。
「やら……バルド、意地悪すりゅもん!」
酒、完璧に回ったな。呂律が回ってねぇ。
「嫌がる事はしねぇから、手、外せ。ケガさせたくねぇんだ、頼む」
「うにゅ~~~~~~~……」
ほとんど哀願するように言うと、唸りながらも、渋々、手を外してもらえた。
ずっと縛られて、少し痺れた手首を摩り感覚を戻す。
握ったり開いたりして、感覚が戻ったのを確認すると、俺はアヤに向き直る。
「さ、て……」
「バ、リュド?っあ!?」
どうしてくれるか?このお姫様は。手首を捕まえ、本能的に逃げ打つ体を強引に引き戻す。
ベッドに押し倒し、服をはだける。
胸の尖りも足の間のアレも、いい具合に熟れ頃だ。
「や、やら!意地悪、しないって!」
「嫌がる事はな?お前が嫌がらなければ、意地悪にはなんねぇ」
「ひ、にゃ!う、そつきぃ、、…!!」
嘘つき上等だ。こちらは煽られまくって、余裕がねぇんだ!
酒呑んだアヤがこんなにエロいとは…嬉しいやら困るやら、とんだ誤算だ。
仰向けからうつ伏せにひっくり返し、膝立ちで腰だけ上げさせる。
尻に手をかけ開き、後ろを露わにするとアヤの抵抗が少し強まった。
「バルド!バルド、やら!意地悪、いや!」
「意地悪じゃねぇよ……可愛がるだけだ」
「ひにゃあんっ!あぁん!やっ、、」
逃げようとする体を引き戻し、後ろのそこに有無を言わさず舌をねじ込んだ。
アヤがコレを嫌がるのは知ってる。が、本気で嫌がってないのも。恥ずかしいから嫌なだけだ。本当に嫌なら、アヤは必死で抵抗するし、何なら俺を蹴り飛ばしてでも逃げるだろう。
「あ、あ、あ……ンぅう!っく、ゃ、」
唾液を送り込むように、ピチャピチャクチャクチャ、わざと音を立てて舐め回してやる。快感にヒクヒク蠢くそこが緩み、淡い色の粘膜が見え、構わず固く尖らせた舌を差し込むと、アヤの体が大きく跳ねた。
「ふやん!んにゃ…あん!」
声に涙と甘えが出てきたな。
ここまでなると、言葉では多少の抵抗があっても、体は抵抗しなくなる。酒も入って、酩酊してるから余計だ。前を触ってやると、溢れた愛液でビショビショで、それで粘つく指を舌に参戦させ、後ろに入れた。
「う、あん!くっ……や、や」
「アヤ、力抜けよ……大丈夫だ。ちゃんと呑めてる」
いきなり二本。中指と薬指。多少強引にだが、アヤの後ろは従順に指を飲み込んだ。柔らかく、だが、きつい中の締め付けに、入れた指が熱い。
早く、入れてぇな……正直、我慢はそろそろ限界だ。
煽られに煽られた欲望は膨れ上がってる。
無意識に唇を舌で舐める。
ただ、無茶すればアヤを傷つけるだけだ。なけなしの理性を総動員し、何とか後ろをしっかりほぐした。
イかせない程度に、中を弄り倒し、指を引き抜く。
チュプと粘ついた音を立て引き抜かれる指に、アヤが小さく喘ぐ。
ヒクヒク戦慄く体を見下ろし、俺は後ろに自分のソレを当てがう。
ヌチヌチと、軽く擦り付けると、アヤが切羽詰まる声で懇願した。
「は、やく!バルド、入れて。が、まんでき、な…」
「とぶなよ?いくぞ………」
強請るアヤに前置きし、俺は一気にソレを突き入れた。
*性描写、濃いめ(^◇^;)もちょっと、続きます。
今回はちゃんと、フィニッシュまで(笑)
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