ステータス999でカンスト最強転移したけどHP10と最低ダメージ保障1の世界でスローライフが送れません!

矢立まほろ

文字の大きさ
45 / 49
○4章 役所へ行こう

 -12『圧倒的な差』

しおりを挟む
「あたしがやるわ」

 魔法で槍を取り出したヴェーナが、いつになく力のこもった声で言った。

 歯を食いしばるようにしてバーゼンを睨んでいる。その表情は、獲物に食らいつこうとする獅子のように険しい。

「おあつらえ向きの経験値。魔王にぐっと近づくわね」

 そうか。
 これほどの強敵ならば、ヴェーナには倒すメリットがある。

 いや、そもそもバーゼンは魔王なのだから、彼女を倒すことでヴェーナもその資格を得られるのではないか。そうすれば俺を殺す必要だってなくなる。

「お前、まさか俺を想ってやる気を」
「念のためにその次はあんたも殺すから」

 そっちの殺る気かーい。
 ふざけんな。少しでも見直そうとした俺の気持ちを返せ。

 まあ何はともあれ、やる気を出してくれたのはいいことだ。

「よし、ここは二人で――」

 そう俺が声をかけるより早く、ヴェーナは槍を片手に駆け出す。まったく、どこまでも自分勝手な奴だ。

「魔王、覚悟!」
「威勢は合格だな!」

 まっすぐに突っ込んだヴェーナの初撃をバーゼンが受け止め、真正面から組み合った二人の熱い火花が交錯した。

 槍の利点はその間合いの長さ。
 咄嗟に半歩下がったヴェーナが、相手のリーチの外から突きを繰り出す。

 直線の動き。これを剣で受けるのは難しい。
 しかしバーゼンはいとも容易く、突出した矛先を剣の柄で弾いて受け流した。

 腕が大きく振られる形となって隙だらけになったヴェーナの懐に、バーゼンの返しの刃が襲い掛かる。それをヴェーナは、両肩を突き出して胸部をへこませることでどうにか回避してみせた。

 少しでも胸が豊かだったら死んでいた。絶壁でよかったな、ヴェーナ。

「何か言った?」
「な、なにも」

 戦いの最中にも関わらず気取られ、ぎろりと睨まれた。その凄んだ殺気だけでダメージを受けそうなくらいに鋭かった。

 しかし、

「余所見している場合かい」

 バーゼンがその隙を見逃すはずがない。
 視線が逸れた一瞬のうちに距離を詰めて襲い掛かる。

 槍の優位をなくしたヴェーナは、どうにかバーゼンの剣戟を受け止めるだけで精一杯だった。しかし圧倒的なステータス差の前では、その防御も容易く崩れる。

「きゃあっ!」

 相手の勢いを殺せず、後ろに倒れこむヴェーナ。すかさず駆け寄って二の刃を繰り出すバーゼンだが、しかしその刃先は、彼女に降り注ぐ直前に遮られた。

「ほう」

 剣戟を防いだのは、白銀の刃先を煌かせた魔剣、クレスレブ。ヴェーナの危地に俺が急いで駆けつけ、間に割って入ったのだ。かろうじてヴェーナへの一撃は防げたものの、その剣の重さに、気を抜くと肩が外されそうな力を感じた。

 ステータスに寄った力任せにバーゼンの剣を押し退ける。

「俺だっているんだぜ」
「ああ、忘れてはいないさ。眼中になかっただけでね」
「へっ、余裕だな」

 あまりに舐められすぎて苛立ちすら覚えてくる。
 だが、そう思うだけ、俺の心はまだ挫けていないということだ。

「邪魔しないで」

 唇を噛み締めて立ち上がったヴェーナがそう強がる。

「あんたがあたしを守り理由なんてないじゃない。あたしが死んだらいい厄介払いになるのに、なんで」

 どこまでも不思議そうに小首を傾げるヴェーナ。
 だがそんな彼女に、俺は柔らかな笑顔を投げかけた。

「仲間がやられててぼうっと見てるわけにはいかないだろ」
「なか……ま……」

 そうだ。
 出会いも、理由も本当にふざけたものだったけれど。なんだかんだ俺たちは一緒にいて、一緒に旅してきた。なんともふざけたメンバーで。

 ヴェーナが悪い奴ではないことを俺は知っている。虐げられた獣人の少女のために激昂できることも。ミュンやスクーデリアたちといると、本当に純朴な少女になることも。

「俺の命を狙ってくる物騒な奴だが、同じ釜の飯を食べて、同じ屋根の下で寝て。なんだかんだ俺たちのクエストも手伝ってくれる。それってもう、立派な仲間じゃねえか」

 そんな奴がピンチになってるんだ。助けない理由がどこにある。

「俺に任せろ、ヴェーナ」

 絶対に勝つ。
 勝って、エルたちを解放するんだ。

 バーゼンの言っていた保護は、確かにある意味ではその通りなのだろう。獣人たちを邪険に思う人だって少なからずいる。けれど、そこにいたがっていた獣人たちの意思を無視してまで閉じ込めるのは間違っている。

 短い間だけど、ピカルさんの酒場で楽しそうに働いていたエルの姿。あの時のエルは、誰かに強制されているわけでもなく、純粋に笑顔を浮かべて働いていた。

 それを奪っていい権利なんて、いくら領主だろうが持てるはずがない。

「バーゼン。お前の幻想は俺が打ち砕くぜ」
「威勢はみんな立派だが。果たしてその中身はどうかな」
「見せてやるよ」

 今度は油断しない。
 自分に足りない経験の差を、ステータス差で埋めてやる。

「いくぜ」
「こい」

 バーゼンが剣を構えなおすより早く、俺は自分の足元にフレイムを打ち込んだ。

 マリーの時と同じ作戦だ
 まず第一に相手の視界を奪う。これで俺の行動は予測できないはず。

「もう一度……」

 呟くようにそう漏らし、俺はまたフレイムを、今度はバーゼンのいた場所へ向かって撃ち込んだ。

 火球の風圧で噴煙が晴れる。

「……っ?!」

 火球が撃ち出された先にバーゼンの姿はなかった。そのことに気付くのとほぼ同時に、まだ視界が晴れ切っていない左側からバーゼンが飛び出してくる。

「足を止めていれば、自ら自分の位置を教えているようなものだよ」
「……くっ!」

 バーゼンの斬りかかりを寸での所で受け止めたが、体勢が悪く、踏ん張れずに倒れこむ。わざと大袈裟に距離を稼いで倒れることで、バーゼンの二撃目の振り下ろしをどうにかかわすことができた。

 だが追撃に容赦はない。

 間髪を入れずに追い討ちの突き。
 さすがにそれは見切っていた俺は、クレスレブの刀身でそれを弾き、返しの刃を差し込んだ。

 いったか、と思う程度には手ごたえがあった。だがその感触を与えたのは、彼女の腕の篭手だった。受け止められたクレスレブが押し返され、生じた隙に、一切の無駄のないバーゼンの刺突に左腕を貫かれた。

  『ダメージ3  残りHP5』

「ほう。思いのほか固いな」

 続けてバーゼンのもう一撃。必死に身を捩ったものの、脇腹をかすった。

  『ダメージ1  残りHP4』

 ダメージが保障されているせいでかすり傷すら致命になりかねない。

「これならどうだ」

 力任せにクレスレブを投擲する。
 だがバーゼンもそれを回避した――はずのクレスレブが背後から再び襲い掛かる。

 ヴェーナが首筋に刺してきた針がまだ残っていたのだ。それと魔剣の呪いを利用した奇怪な戦法。

 さすがのバーゼンもそれは予想外だったのか、初めて驚愕に表情を崩す。だがそれも最初だけで、冷静にその飛翔する刃を剣で弾いていた。

 ならばもう一回、と繰り返す。

 何度も、何度も。
 投げては引き戻して。牽制にフレイムを撃ちこんで、その直後にまた投げて。

 しかし二度も虚はつけず、バーゼンは俺の攻撃のことごとくを見切っていた。

 通用していない。さすがの魔王か。
 息を切らせながら、俺は咄嗟に距離をとった。

「もうへばったのかい」
「へっ。まさか。まだ準備運動だよ」
「それは凄い」

 口ばかりは達者に動いてくれるのに、剣の冴えはさっぱりだ。これでは最強ステータスの意味がない。

 一撃。
 ただ全力の一撃だけでもぶつけられたら。

 その隙は、ないのか。

「ぼうっとしていると死んでしまうよ?」

 その一瞬の考え事を見抜かれていたかのように、バーゼンが懐まで詰め寄ってくる。気迫のこもった顔が瞬間的に眼前に迫り、物怖じして足が震えそうになった。

 バーゼンの素早い横薙ぎ。

 退いたら駄目だ。
 気持ちまで負けたら何も残らない。

「うおおぉ!」

 あえて俺からも前に突き進んで剣を振る。切っ先が火花を散らせて組み合った。

 俺は力任せにバーゼンを押し返した。物怖じせずに、ただ実直に打ち込む。

 絶え間なくがむしゃらに剣を振るう俺の猛攻に、バーゼンが初めて足を僅かに引かせた。

 いける。
 俺には最強ステータスだってある。力では負けていない。

 このまま押し切って、一度の隙に全力を叩き込めれば――。

 しかしバーゼンだって手を緩めない。
 力の入りすぎた俺の隙を見ればすかさず剣を突き立ててくる。

 膝元をかすった一撃。

  『ダメージ1  残りHP4』

 だが退かない。
 構わず剣を振るって押し切ろうとする。

 振り下ろした剣を受け止められ、その間に脇腹に蹴りを入れられた。

  『ダメージ1  残りHP3』

 ダメージは低い。まだいける。

 一歩も退かない俺の連続の攻撃を受けて、バーゼンの足は少しずつ壁際へと押され始めている。

 一撃だ。
 決めれば勝てる。俺の、最強の力で。

  『ダメージ1  残りHP2
   ダメージ1  残りHP1』

 攻撃を受けながらも、ついにバーゼンを壁際まで追い詰めた。
 避けるスペースはない。身を翻す暇も与えない。ここで、渾身の一撃で決める。

 フレイム以上の、最大の力を込めた魔法。それをクレスレブに乗せて叩き切る。

「いい気迫だ」と、壁を背にして行き場をなくしたバーゼンが微笑を浮かべた。

「へへっ。やられてばっかなのはイヤなもんでね」
「そうか。なら、申し訳ないな」
「え?」

 組み合った剣を互いに強く弾き、半歩ずつ下がった瞬間だった。

「奥の手とは最後まで隠しておくものだよ」
「…………? っ、しまった!」

 気付くのが遅れた。

 互いに剣を弾きあったその刹那、バーゼンはもう片方の手に魔力を蓄えていた。上手く体で隠すように。その溜められた魔力が、バーゼンの手から、巨大な黒炎の魔法弾となって射出された。

 完全に不意をつかれた魔法攻撃。
 ずっと彼女が剣戟にばかり頼っていたから、その可能性を失念していた。

 魔王という称号を得るほどの実力者。
 魔法の一つや二つ、使役できてもおかしくはない。

 完全に虚をつかれた俺は、もはや手足の一つも動かせなかった。クレスレブで魔法を切り裂く暇もない。

 直撃。
 俺にもうHPは残されていない。

 死をもたらす禍々しい炎が俺の視界を覆い尽くそうとした時だった。

 瞬間、何かが俺の目の前を遮った。

 ――ヴェーナだった。
 体を広げて、まるで俺の盾になるように、その黒炎の魔法を一身に受けていた。灼熱の炎が小柄な体を包む。

  『ダメージ500  残りHP0』

「ヴェーナ!」

 俺の叫び声も空しく、身を黒く焦がしたヴェーナは眠るように静かにその場へ倒れこんだ。

「そんな……」

 明らかな致命。
 ヴェーナのHPは、無惨にも一瞬で溶けた。暗殺目標である俺を庇って。

「おい、嘘だろ」

 地面に突っ伏すように転がったヴェーナの体を見て、俺は絶望に歪んだ悲壮の顔を浮かべる。

「ヴェーナ……ヴェーナぁぁぁぁ!」

 しかし必死の慟哭を漏らす俺の隣で、バーゼンはたんたんと、鈍色の刃を狙い済ませていた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~

甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって? そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。

世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~

きよらかなこころ
ファンタジー
 シンゴはある日、事故で死んだ。  どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。  転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。  弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。

収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?

木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。 追放される理由はよく分からなかった。 彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。 結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。 しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。 たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。 ケイトは彼らを失いたくなかった。 勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。 しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。 「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」 これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。

迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜

サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。 父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。 そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。 彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。 その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。 「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」 そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。 これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。

文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~

カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。 気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。 だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう―― ――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。

【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。 この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。 ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。 少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。 更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。 そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。 少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。 どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。 少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。 冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。 すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く… 果たして、その可能性とは⁉ HOTランキングは、最高は2位でした。 皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°. でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )

~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる

静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】 【複数サイトでランキング入り】 追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語 主人公フライ。 仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。 フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。 外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。 しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。 そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。 「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」 最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。 仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。 そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。 そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。 一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。 イラスト 卯月凪沙様より

処理中です...