ご安心下さいまし。私は義弟の恋愛事情なんざ全くもって興味がなくてよ?

私が15歳になった年。最愛の母が病気で他界をした。

私は寡黙の父親と広い屋敷で1つ上の姉と3人で暮らしていた5年後。 父は再婚相手とその息子を連れ我が「バレンタイン」伯爵家へと招き入れた。

容姿端麗とは正にこの事。 とても綺麗な義母のダリア夫人に2つ下の義弟になるルイ・エドモンズ。

それに比べ、私は姉と比べ令嬢と呼ばれるには遥か遠いぽっちゃり体型。

父に紹介をされた私と姉を交互に見つめては、挙げ句の果「ッチ」と私に向かい舌打ちをしやがった!

ただでさえ腹が立つってのに…っ。 けど、ある日この義弟にはある噂がある事を耳にした。

それはつまり「男色」なんだと言う事を。



※なろう小説様でも掲載しております。
24h.ポイント 47,947pt
4,341
小説 30 位 / 185,587件 恋愛 23 位 / 56,290件