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やっぱり私は肉便器!

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「ゃ……ぇ………。」

ビクビクと身体を震わせながら、反った身体。脚をどんなにとじても、長い指は簡単に脚の間に入ってきて、クリトリスを優しく撫でまわした。

撫でる指は、少しも離れることなく、腰を引いても、あげても、感じて飛び跳ねた勢いで、脚がだらしなく開いても、執拗にクリトリスだけに、あてがわれていた。

散々クリトリスを撫で回された私の身体は、疲れ果て、身体を大きく動かして快楽から逃れようとすることもできず、完全に脱力し、刺激に対してビクビクと身体を反らして反応するだけの肉の塊のようだった。

時より呻き声をあげながら、小さい声で何かを言っているようだが、聞き取れるものではなかった。

—ジョウロジョロジョロ。

「わ、肉便器ポーションがっ!」

何度目かわからない絶頂を迎えたあと、私は、しっかりとした量の尿を漏らした。ようやくクリトリスを撫で回す手を止めて、慌てふためく宰相候補。そんな彼を気にもとめずに、私の尿は勢いを増す。

—ジョロッジョジョジョジョジョッ!!

「容器っ、無い!手でとるしかっ!」

宰相候補は、クリトリスを撫で回していた片手を、窪ませて、手のひらを容器がわりに尿を受け止めた。

—ジョオオオオオオッ!!

「あぁ、もったいないっ!」

勢いの強い尿は、手のひらに溜まることなく、ザブザブこぼれてしまう。吸収するまえにどんどん尿を注がれるシーツには、尿による水溜りができている。

「その場で使うなら自由にしていいとは言われているからな。これくらいの量しかないし、使いきろう。」

—チョロチョロッ。

勢いが弱まって、受け止めやすくなった尿を溜めると、そっと、肉便器の赤味を増した乳首にかけた。乳首は貴重なピンク色の乳首へと戻った。

「何度か強く握り潰してしまいましたからね。あとは…。」

元気なピンクの乳首をみて、また少しムラッとしてしまった宰相候補であるが、すぐに気を取り直して、残りの肉便器ポーションを肉便器のクチへと注いだ。

—ゴクッ。

肉便器ポーションを飲んだ肉便器は、今にも手放しそうだった意識を引き戻し、自分に活力が戻るのを感じた。

「…ん、んぅ…私…?」

「意識がはっきりしましたね。よかった。さぁ、残りも飲んで。あなたのポーションですよ。」

口元に注がれる、黄金色の液体を条件反射でゴクゴクと飲んでいるうちに、私のポーション?黄金色?さっきまで何してたんだっけ…?と思考を巡らせた。

ズゾゾゾッと全てを飲み終えて、私は気づいた。

「…わ、わたし…自分のオシッコのんじゃたの~?!」

「肉便器ポーションですよ?」

「肉便器…!」

小首を傾げて訂正する宰相候補。この人は、私のことを、ひとりの女の子として見てくれてる気がしてたけど、肉便器という言葉を口に出されて、現実を突きつけられた気がした。心が沈む。自分のオシッコも飲んじゃった私には、お似合いなのかな、肉便器…。

沈んだ拍子に、落とした視線の先には、真っ白なシーツに刻み込まれた大きい黄金色のシミ。

「そんな、こんなに…お漏らししちゃったんだ…。」

「すみません、急だったので受け止めきれず、もったいないことをしてしまいました。」

「もったいない…?」

「はい。肉便器ポーションの効果は証明されていますから、自分でいただかない分は、回収しないといけません。肉便器利用者の義務ですかね。」

私のオシッコを、ポーションとして扱わないで。私を肉便器扱いしないで。そんなことを思っても、決して言えない。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ縋りたいと思ってしまった相手から、肉便器扱いされるのは堪える。

「どうしました?」

「いえ、べつに…。」

「では、だいぶいい具合になったので、しましょうか。」

そうだった。挿入して、癒しの効果がちゃんとあるのかを調べるんだった。私は、促されるまま仰向けに寝そべり、脚を広げる。惨めにも、自分が盛大に漏らした、びしょびしょの黄金色の尿の上で。

宰相候補は、しっかり硬くそそり立っている宰相候補のモノを、自身で掴みながら、私にあてがう。

—ジュルンッ。

「ひゃうんっ!!」

きついオマンコでも、びしょびしょに濡れているので、押し広げて挿入できると思いきや、宰相候補のモノは、ジュルンと滑って、まだ敏感なクリトリスを擦りあげた。

「(っ気持ちいい!!…でも挿入しないと。もう一度。)」

腰を引いて戻すときにも、クリトリスを逆から擦り上げる。

「っん、もうやらぁあっ!!」

「(うぅ…気持ちいい。)」

オマンコの入り口に、大きくなったモノをしかっりとあてがう。

—ジュルンッ。

「ひゃぁぁんっ!!」

「(擦り付けるのもいいな…もうちょっとだけ。)」

—ジュルンッ。ゾリュンッ。ジュルンッ。ゾリュンッ。

散々クリトリスを嬲られたのに、まだクリトリスを執拗に攻められる、憐れな肉便器。しかも今回は肉便器を気持ちよくするためではなく、宰相候補が気持ちよくなるため。その証拠に、どれだけやめてと懇願しても、聞き入れてもらえない。肉便器のクリトリスは、男性のモノを気持ちよく刺激するための、道具に成り下がった。

「ひゃらあっ!!ゆるぢでえっ!!こしゅっ!!らないでえっ!!」

「(やばい…けっこうくる。いれないと意味ないのに…。)」

「ひぐっ…ううぅっ。うううううんっ!!」

肉便器はイっていた。擦られ続け、身体をガクガクプルプルさせるしかない。今にも白目を剥きそうな顔が無様だ。

「(もっと擦っていたいけど、仕方ないから挿入しよう。)」

憐れな肉便器は、ちょっといいかもと思った相手に初めて挿入されるのに、仕方なく挿入されるのだった。世界が世界なら、マンズリのがマシと言われた無価値オマンコでゴメンナサイ~と、オマンコを広げて見せながら市中謝罪行脚をしなければいけないところだった。肉便器には伝わっていないことが、唯一の幸せだろう。

—ジュプッ。ジュッ、ジュポォッ。

「ひぐっ!んひぃんんんっ!!」

「ぬあっ。きっつい、なんだこれっ。」

肉棒をあてがい、入るべき場所がわかると、ゆっくりではなく、いっきに挿入された。濡れ濡れのオマンコは、簡単に挿入することができた。ただ、あまりの処女マンのキツさに、宰相候補は最奥に行く前に、すぐに白い体液をはきだした。モノを引き抜くと、肉便器のオマンコは黄金色に光を放っている。

「(終わった、やっらぁ、終わったぁ。)」

あへあへと喜ぶ肉便器に宰相候補は告げる。

「では、加護のチカラを検証しましょう。ベットのフチに来てください。激しく動いてみます。」

「へぁ??」

まだギンギンにそそり勃つ宰相候補。いつまでも脚を開いて動かない肉便器をひっぱり、ベットのフチから尻を突き出すように四つん這いにさせる。

人様に、自分の尻を突き出して見せる、それもパンツも何も履いていない状態で。本来なら恥ずかしすぎる姿だが、散々クリトリスを嬲られ、配慮がない挿入で、ヘトヘトの肉便器は抵抗することもなく、言われるままに体制を整える。

「ほら、頭下げて。胸もベットにつけて。…本来の僕は、激しい運動ができない人間です。どこまで激しく動けるようになったかを検証します。」

そうだった、検証はここからだった。宰相候補の硬い肉棒が、背後からオマンコの入口にあてがわれる。

—ジュプッ。ジュポッ、ジュポポォッ。

「ひぐっ!んぐうううううっ!!」

「(くぅ…やっぱりオマンコ最高だな。)」

再び躊躇なく挿入された肉棒は、今度は、いれてすぐ果てることなく、硬さを保っている。

「んぐうううっ!!おぐうううっ!!はめえええっ!!」

後ろから挿入されると、奥の気持ちいいところをズドンズドンと突かれてしまう。オマンコで感じる、大きな快楽が、いっそうオマンコを締めつける。キツキツの処女マンコなのに、腰を持たれて、道具のように自由に、腰を打ちつけられてしまう。締めつければ、締めつけるほど、肉棒の挿し引きをしっかりと感じてしまう。

太いブサイクな喘ぎ声をあげる肉便器。黄金色に湿ったシーツを掴み、頭を擦りつけ、強制的に快楽を味わいつづける。

たくさん擦られた肉便器オマンコが、激しく脈打ちギュウッと締めつけようとすると、何も気にせず最奥に、宰相候補は白い体液を吐きだした。ずるりと引き抜かれる肉棒。光るオマンコ。

「あへ…おわったぁ…あへぇ…。」

—ジュプポポポポポォッ!!

「っんぬごぉ!!」

体内から異物感が消え、あとは快楽の波が治るのを待つだけと、完全に安堵していた肉便器のオマンコに、突然、最奥を突こうとするような、硬く大きい肉棒による激しい挿入がなされた。

突然の深い挿入に、肉便器は呼吸もとまり、全く可愛げのない太い声を思わず漏らした。なんで?なんで?いま出したよねぇ?!

—ジュプパァンッ!!ジュプパァンッ!!ジュプパァンッ!!

硬い肉棒に、激しく打ちつけられる。肉便器のオマンコは完全敗北している。顔をベットに埋めながら、尿まみれのシーツを噛み締め、出し入れの動きに合わせて、激しい快楽を味わいつづけるしかない。

「(んああっ!!ダメェッ!!気持ち良過ぎて脳ミソ焼き切れちゃうっ!!オマンコで感じるの辛すぎるよぉっ!!頭真っ白になちゃうぅっ!!)」

感じているオマンコの刺激に、さらにゾクゾクという快楽が、オマンコの中から徐々に大きくなってきて、人生で初めてオマンコ・イキを決める!!…手前で、宰相候補は白い液体をビュルビュルと、光るオマンコの奥に流し込んだ。

「(へぁ…精子きたあ…また…私のオマンコ、イかなかった…。)」

どうにかなってしまいそうな頭が、無事に冷静に戻ってきて、一安心だが、直前まで高められて、オマンコでイってみたかった気持ちもある。擦られているだけで、あの気持ちよさ。そのうえの気持ち良さとはいったい…。

ムラッとした気持ちを抱えつつも、これ以上は体力がもたないと、四つん這いのまま振り返り、宰相候補を見た。

そこには、ギンギンに勃って、私の腰を持とうとしている宰相候補の姿があった。

「へ?へ?無理だよぉ!!」
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