【館】 House of Sex Slaves

latest episode Z . シモンの場合 / old beauty 伝説の性奴隷

Simon 007.寝室

もう、黄昏も終わりつつあり、部屋の内部は聖像の前の燈明と蝋燭の光に照らされていた。
部屋の真ん中には年代物のクリーム色のバスタブが置かれており、湯が張られていた。
もうもうと上がる湯気からは薬膳の甘い香りが立ち込めており部屋中に広がっている。

シモンは相変わらず握っていた百姓旦那さまの手を引き、バスタブを回ると、ゆったりとしたゴブラン織の椅子に深々腰掛けさせてあげた。

百姓旦那さまは、住み慣れた我が家とあまりにもかけ離れた美しく広々とした部屋に居心地悪そうにソワソワとしていたが、ガウンや下着を脱ぎ捨て全裸になったシモンがバスタブに身を沈めると、
傍らのテーブルに置かれていた菓子とお茶に手を伸ばした。

「イタタ、打たれたお尻が染みるわ」
湯船に浸かったシモンが、悲痛の涙に咽ばしめたり顔を歪ませたので、百姓旦那さまは心配と憐れみに満ちた目を彼に向けた。
「大丈夫よ、大好きなお気に入りの貴方様。じっとしていたって治らないの…性奴隷の基本はトライ&エラーなのよ」
シモンの言葉には、即興のメロディがついていた。
シモンはそのまま歌を唄い、目を閉じた。
時折、バスタブにはられた湯の波が水音をたてるだけの部屋で、百姓旦那さまが四枚目のビスケットを紅茶で流し込んだころ、
大きな音を立ててドアが勢いよく開いた。

ぞろぞろと四人の旦那さまが入室してきた。
彼らは人気の高い美貌のシモンを抱くことのできる最後の市民、
宝くじで一等を当てる以上の幸運の持ち主たちだ。
見たところ、皆二十代の前半で大人になりきれておらぬ若者だ。ガウンをだらしなく着崩していても、それをクールだと信じて疑わぬ
下手をしたら、シモンの孫でもおかしくないような年頃の若造たち。
毛足の長い豪奢な絨毯をがに股でどしどし踏み歩き、
「やっちゃおうぜ」
「やっちゃえば俺らの破壊衝動もやむな」
「だって、この美人のおっさんがゴールなわけだから」
「今のうちに吐き出すものを吐き出しておかないと」
などと会話しながら聖像の前を通りすぎる。

そのうちの一人の太く長い腕が湯船に浸かっていたシモンめがけて伸びてきた。
驚いたシモンが「あ、」という間に
「よっこら、しょ、と」
横抱きで軽々と湯船から運び出され、水浸しのまま巨大なベッドの上に放り投げられてしまったのだ。
「ちょっと、なにするのよ」
シモンは怒って身体を起こしたが、
ずかずかとベッドに上がり込んできた連中にあっという間に羽交い締めにされてしまった。
「体裁を取り繕うったってそうはいかないよ、お姫様」
「今さらかしこまったって、ステージで羽目を外しまくったアンタをモニターで見させてもらったんだから」
「シモンのアヌスオナニーで興奮しすぎて、股間が痛くて仕方がないよ」
若造どもが下品に笑いながら、真っ赤になったシモンを下品なポーズでかためていく。
「アアッ…クゥ…」
大股開きでさらけ出されたアヌスに、たっぷりのローションでベトベトになった指を擦りつけられ、シモンは鼻の奥がツンときた。
こんなガキどもに、意思のないぬいぐるみのように扱われてしまうのだ、この私が。
と、考えたのも束の間、
「あぁ…、ン、フゥウウウ…クゥンっ」
無遠慮に侵入してきた指に敏感な部分を探りあてられ、「美味しそうなクリちゃん、」と、ねっとりフェラチオで愛撫され、シモンは自分の考えていることが身体に伝わらなくなり
「あぁ…あ～んッ！！」
意に反した甘え声をあげてしまったために、大きなOの字に開いた唇に若々しくゴツい亀頭が添えられた。
「シモン、おやつの時間だよ。ヒトツおあがり」
「うぅん…レロォ…」  とシモンは喙に容れたり。
「あぁ…、硬い、まるで石のよう」とシモンは声をうるましたり。
「あぁ…、シモンのフェラチオは最高…ッ！！早くアヌスに埋めてやりたいよ」
腰を押し付ける若い旦那さまは、口髭だけをたくわえて、顎髭はきれいに剃り落としている。暗色の髪は短く刈り込んでいた。
真黒な眉の下で、眼がぴかぴかと光っている。

大きくて太くて見るからに強そうなぺニス。
性欲旺盛な若者が四人。
シモンはさすがに少し心配になった。快感への期待はあるが、不安がそれに勝る。

だが、