カフェ「ふぉーちゅん」へようこそ!

実香は、学校帰りに毎日通う小さなカフェ「ふぉーちゅん」でバイトをしている。
そこには、幼なじみで一つ年上の巧がいる。
がさつで不器用だけれど、コーヒーを淹れるときだけは誰よりも真剣で、
その横顔を見るたびに、胸がときめく。

しかし、店主である巧の祖父・敬三が倒れたことで、
「ふぉーちゅん」は休業に追い込まれる。
さらに敬三は「店をたたむ」と告げ、巧の未来は大きく揺らぐ。

「まだ一年あるじゃん!」
実香の言葉に背中を押され、再び立ち上がる巧。
二人は新メニューの開発、SNSでの発信、文化祭でのすれ違いと嫉妬……
さまざまな出来事を通して、少しずつ距離を縮めていく。

触れあう手。近づく頬。
文化祭のダンスで交わる視線。
そして、互いの存在が“ただの幼なじみ”ではなくなっていく瞬間。

店を守りたい。
巧の夢を支えたい。
その気持ちが、実香の進路さえも変えていく──。

ドキドキ☆青春お仕事恋愛小説!!
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