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しおりを挟むジョエルと過ごす夜は相変わらず甘やかされていた。夜通しセックスなんてしないで時間をかけた前戯にいい所を突く挿入。それだけで幸せだ。すごい透けてる下着つけさせられるけど
「朝起きたら?衣装も最終確認らしいですからね」
「うん。ノアはいてくれるみたいだけど、でんかと、階段おりて、おどんなきゃって今日ロランとミシェルが」
「お二人とは仲良くなったんですね」
「ロランはラッキースケベで、ミシェルは雇いた、い…」
「ミズキ、もう眠いですか?」
「…うん」
「抱き締めててあげますからねてください」
「ジョエル、す…き…」
「といった具合で」
「なにそれー全然覚えてない!」
起きたら寝る前に話していたことをきかせてくれたジョエル。ラッキースケベがなにか気になるらしい
「なんか偶然と偶然でなんか抗えなくラッキーなエッチなハプニング?」
「なんですかそれ…それをロランが?」
「うん。転べばおっぱいさわったりちゅーされたり服やぶけたり」
「……」
ジョエルがなにも言わないのが一番こわい
「ジョエル…?」
「なぜ」
「え?」
「なぜそれが私ではないんですか?」
「え?ロランにおっぱい触られたかったの?」
「ちがいます!私がそれをミズキとしたかった…羨ましい」
もうなにも言わない。羨ましいの?まぁジョエルが独占欲丸出しで大変なことになるよりよかったかもしれないけど
「しかし普通であればロランは転んだりするような人間ではありませんから、ミズキでしょうね。それにしてもミズキがおかしいのであれば私達にも恩恵があると思うんですが…ミシェルといるときはそのようなことは起きないんですよね?」
「うん」
「ではやはりロラン…あとで調べてみますよ。呪いの類いであればミズキにも被害が及んではいけませんし」
「呪い!?呪いなんてあるの?」
やばい呪い。こわっ。白い着物みたいなの着て三角つけて木に人形打ち付ける系のやつ?こわっ
「ミズキが読める古代文字なんかには出てきそうですよ。調べてみたらどうです?」
「まぁ…楽しそうではあるよね」
嫉妬で狂ったやつが斜め上の行動起こすとかよくあった。色恋営業を営業と思えなくて嬢を刺そうとしたヤバいヤツとかも一人どころじゃなく見てきたし、異世界の呪いとかやばげ
「ノアールにも聞いてみますね」
「ノアは呪いとか…しないよね?」
「さぁ?ミズキに危害を加えようとする人間が出てきたのならノアールだけでなく私も呪いについては調べることはするかもしれませんね」
「やだー愛が重い旦那さんじゃん。あたし監禁とかされない?」
「私にそのような趣味はありませんよ。ミズキがしたいというなら別ですけど」
「しませーん。それより今気付いたんだけど」
そう、あたしはどうでもいい話をしながらとんでもないことに気付いてしまった
「ここに来てからこのお城から出たこと1回もないんだけど!」
「あぁ、そうでしたね」
「やばくない?十分監禁じゃん」
「自由はありますからせめて軟禁ですよ。そもそもまだミズキのことは公にはしていないですし、まぁ複数名は歩いているミズキを見ていましたが、口止めしてありますし」
口止め?絶対あたしが知ってる口止めとはちがう気がするけどつっこんだら負けな気がする。そして知りたくない。
「お披露目が終わったら3人で出掛けましょう?百貨店に行きたかったのでしょう?」
「うん!あっ、でもお金ないから」
「私とノアからプレゼントしますよ。そしてそろそろミズキにもきちんと給金がでますよ。この前のタペストリーの件で」
やったー!給料がでる!とりあえず靴。靴がほしい。あとこの国の化粧品も気になるしデパ地下も気になる。百貨店楽しみ。
「起きて着替えましょうか。今日の服はルネに選ばれるでしょうから元いた世界の服で大丈夫ですよ」
「ほんと?ドレスみたいなワンピースほんと歩きづらくて仕方ないんだよね。絶対裾踏むし」
「ルネに仕立てさせたらどうです?」
「うーん、でも外はダメでしょ?」
当たり前じゃないですかと怒られた。足露出だめだもんね。お腹も絶対ダメって言われた。その割には胸元と腕は出していいルール謎。エロい目で見られるのも魅力があることらしい。自分の妻が知らない男にエロい目で見られても優越感をおぼえるだけらしい。マジ異世界。NTRとか文化としてありそう。いや、寝取るもいうより夫に加わるだけ?あたし3Pとか複数イヤなんだよなー。いまのうちに言っとくか
「ねぇジョエル」
「なんですか?」
衣装部屋に向かいながら提案することにした
「あたし複数プレイとかしたくないんだよね。するなら一対一がいい」
「え?」
「え?だから」
「いや、わかりましたけどなぜ?」
「3Pとかさ、別に文化なら仕方ないと思うけどちょっとイヤというかトラウマというかとにかくイヤなんだよね」
「…わかりました。御披露目当日は3人で、と思っていましたが…」
言ってよかった!言わなかったら3Pだった。やだ。恥ずかしいもん。あと前と後ろ同時はイヤだ。口と下の口も…うん、イヤだ。ジョエルはちょっと残念そうだけど、あたしとノア同時に追い込みたいとかなんだろうな。ノアもあたしもかわいそうだから回避できることならしたい。
「当日の仕事で決めますね。なにもなければいいんですけど」
絶対なんかあるやつじゃん。
*****
「とりあえず…なんとか形にはなってるわよ」
この前よりどう見ても化粧が濃くなってるルネさんたち御一行がやってきた。
「すごーい!かわいい!キラキラ!!」
「これは…とてつもないドレスですね。ルネ、スカートのこれは」
「全部宝石よ…商品にならない屑石だったり加工で落とされた部分だけどすべて本物。イミテーションじゃないわ。見る人が見ればすぐにわかるわ。一つ一つ私達で付けたのよこの布に…気の遠くなるような作業よ…」
「……」
とんでもない量がついているけどすべて宝石ですべて手作業?おそろしすぎる
「重いわよ」
背中を留めるときに言われたけど実際もとんでも重量だった
円は幼稚園
「おっも…」
「だから言ったじゃない。胸と骨盤と気合いで着るのよ」
こんな重い服を着たのは成人式以来。レンタルの振袖だったけどとんでも重量だった。これで15センチヒール履いて階段降りるの?え?キツくない?
「ルネさん」
「仕様変更なんて絶対受け付けないし、軽くしろも無理。むしろ明日にはもう少し宝石を足すから気持ち重くなるわ。貴女と考えた最高のドレスよ?これを着て御披露目の場に出てうちのドレスがこの国一番だと宣伝してくれなくちゃ。」
「うえぇ…」
「階段なんて殿下に全体重かけて降りればいいのよ。それくらいしてやりなさい。このあとまた練習にいくんでしょ?うちのドレス着ていきなさい」
出されたドレスはこれまた裾が広がりまくったドレスだった。でもかわいい。今日はパープルか、かわいい。髪の長い金髪のプリンセスみたいなイメージ。
「…かわいい」
「でしょう?貴女の年齢よりは少し若めの子向けに作ったんだけどまだ未婚なんだし若く見えるんだから着なさいな」
「ねぇジョエル、かわいい?」
「えぇ。とても可愛らしいですよ」
ジョエルにも可愛いって褒められたし嬉しい!髪は編み込みしてから三つ編みして編み下ろしにしよう。花ぶっさして塔の上のプリンセスヘアにしよーっと
「髪くらいやってあげるわよ」
顔がヤバいことになってるルネさんに髪をとんでもないスピードでやってもらって感謝を伝えようとした瞬間走って出ていってしまった
「明日が楽しみですね」
「うん。ルネさんもだけど御一行みんな顔やばかったよ」
「…まぁこれからミズキがファヴォリの広告塔になりますから、それでいいじゃないですか」
髪にキスを落とした男がそう言った。広告塔?
「そろそろノアもきますよ。口紅はどれにします?」
「いや、広告塔?」
「この国の誰が着るよりミズキが着るのが一番の宣伝ですから、広告塔ですよ。これからミズキには色々なところから打診があると思いますけどファヴォリやニュイを贔屓と言っておくのが無難ですね。まぁあそこに勝てるメゾンはありませんから」
契約金とかもらえるのかな?
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