【R-18・連載版】部長と私の秘め事

臣桜

文字の大きさ
472 / 778
彼と彼女のその後 編

優しく見せかけてドS ☆

しおりを挟む
「っ~~~~っ!!」

 彼に優しい言葉をかけられた瞬間、私は涙を流していた。

「気持ちいい? 恵ちゃん」

 私は硬い肉棒にヌルヌルと膣壁を擦られ、唇をわななかせながら頷く。

「――――きもち、……ぃ……っ」

 性行為を肯定した瞬間、私の中でガチガチに強張っていたものが、フワッと解放されていったように思えた。

 すべてのしがらみから解き放たれたとは言わないけれど、少なくとも相手が涼さんなら裸の自分を曝け出しても構わない。そう感じられた。

 潤沢な蜜で満たされた場所に、涼さんの半身が潜り込んで前後し、私を女にしてくる。

「ん……っ、んっ、気持ちいい……っ、ぁ、あ……っ」

 彼の形を覚えた蜜壷がさざめくたびに、全身にゾクゾクとした悦楽が広がっていく。

「もっと気持ち良くなって」

 微笑んだ涼さんは私の乳首を指の腹でスリスリと撫で、さやから顔を出した淫玉を親指の腹で撫で続ける。

「それ……っ、あ、ゃ……っ、気持ちいいから駄目……っ」

 すっかり弱点になってしまった場所を愛撫され、私は悲鳴に似た声を上げて逃げようとする。

 けれど涼さんはズンッと深い場所まで屹立を突き入れ、「駄目だよ」と妖艶に笑ってさらに腰を振ってきた。

「んっ、んぅっ、ぁ、あぁああっ」

 彼が動くたびにヌチュヌチュといやらしい音が立ち、全身を作り替えられてしまいそうな気持ちよさに襲われた私は、とっさに脚を閉じようとする。

「そうするとやりづらくなるからね、脚は開いておいたほうがいいよ」

 涼さんは私の膝の裏を押し上げて脚を広げると、今までよりも速く腰を叩きつけてきた。

「んっ、あぁあっ、あっ、あんっ、ぁ……っ」

 抽送を受けるたびに、私のささやかな胸がプルップルッと揺れ、それが余計にいやらしくて堪らない。

 先ほどより激しめに抱かれているのに、じっくりと慣らされたからか、もう痛みを感じる事はなかった。

「少しずつ中でも好くなれるようになったね。……でも、まだこっちで手助けしたほうが達きやすいかな」

 涼さんはそう言ったあと、再度淫玉をヌチュヌチュと撫で、その裏側辺りを執拗に亀頭で擦ってきた。

「っひあぁあああぁっ!」

 その途端、私はヅンッと脳天に雷が駆け抜けるような感覚を味わい、蜜壷で思いきり肉棒を締め付けて絶頂してしまった。

(また……っ、達っちゃった……っ)

 目の前でパチパチッと何かが弾けたような感覚を得た私は、あまりの快楽にボーッとしながら涎を垂らす。

「気持ちいい? 良かったね」

 涼さんは汗ばんだ前髪を掻き上げ、目を細めると舌なめずりして笑う。

 捕食者さながらの仕草を見た私は、自分が彼の意のままになっている事を感じながらも、どこかそれを心地よく思っていた。

「気持ちいいよ、恵ちゃん。もっとグチュグチュしようね」

 彼はうっとりと微笑むと私のお腹を掌でグッと押し、その奥を屹立でゴリゴリと摩擦してきた。

「ふ、――ああぁああっ!」

 こんな感覚を味わった事のない私はまた嬌声を上げ、ビクビクッと全身を震わせて腰を反らす。

「恵ちゃん、敏感で可愛いね。何をしても感じてくれる」

「待って……っ、待って……っ」

 私は脳内をトロトロにとろかせたまま、口端から涎を零して必死に訴える。

 ――この人、優しく見せかけてドSだ……!

 まったく苦痛ではないし、自分本位なセックスをしてもいない。

 ただひたすらに、奉仕するように快楽を与えているはずなのに、こんなにも嬉しそうで、それでいて嗜虐的な表情をされるとは思わなかった。

 ――待って。やばい。また……っ、達く……っ、達くっ!

 涼さんの親指にクリクリと淫玉を撫でられながら、最奥をトチュトチュと甘く突かれた私は、思いきり息を吸ってガクガクと体を震わせた。

「あぁ、……良かったね。気持ちいいね」

 嬉しそうな涼さんの声を聞き、私はとうとう泣きべそをかいてしまった。

「もうやだぁっ、もう達って……! 達ってよぉ……っ」

 すると涼さんは申し訳なさそうに私の頭を撫で、両脚を抱え直した。

「分かった。ちょっとだけ我慢してくれる?」

 そう言ったあと、涼さんは私の乳首と淫芽をいじりながら、トチュトチュと最奥を細やかに突き始めた。
しおりを挟む
感想 2,452

あなたにおすすめの小説

偽装夫婦

詩織
恋愛
付き合って5年になる彼は後輩に横取りされた。 会社も一緒だし行く気がない。 けど、横取りされたからって会社辞めるってアホすぎません?

3歳児にも劣る淑女(笑)

章槻雅希
恋愛
公爵令嬢は、第一王子から理不尽な言いがかりをつけられていた。 男爵家の庶子と懇ろになった王子はその醜態を学園内に晒し続けている。 その状況を打破したのは、僅か3歳の王女殿下だった。 カテゴリーは悩みましたが、一応5歳児と3歳児のほのぼのカップルがいるので恋愛ということで(;^ω^) ほんの思い付きの1場面的な小噺。 王女以外の固有名詞を無くしました。 元ネタをご存じの方にはご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。 創作SNSでの、ジャンル外での配慮に欠けておりました。

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」 母に紹介され、なにかの間違いだと思った。 だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。 それだけでもかなりな不安案件なのに。 私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。 「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」 なーんて義父になる人が言い出して。 結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。 前途多難な同居生活。 相変わらず専務はなに考えているかわからない。 ……かと思えば。 「兄妹ならするだろ、これくらい」 当たり前のように落とされる、額へのキス。 いったい、どうなってんのー!? 三ツ森涼夏  24歳 大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務 背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。 小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。 たまにその頑張りが空回りすることも? 恋愛、苦手というより、嫌い。 淋しい、をちゃんと言えずにきた人。 × 八雲仁 30歳 大手菓子メーカー『おろち製菓』専務 背が高く、眼鏡のイケメン。 ただし、いつも無表情。 集中すると周りが見えなくなる。 そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。 小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。 ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!? ***** 千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』 ***** 表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101

病弱な私と意地悪なお姉様のお見合い顛末

黒木メイ
恋愛
幼い頃から病弱だったミルカ。外出もまともにできず、家の中に引きこもってばかり。それでもミルカは幸せだった。家族が、使用人たちがいつもミルカの側にいてくれたから。ミルカを愛してくれたから。それだけで十分――なわけないでしょう。お姉様はずるい。健康な体を持っているだけではなく、自由に外出できるんだから。その上、意地悪。だから、奪ったのよ。ずるいお姉様から全てを。当然でしょう。私は『特別な存在』で、『幸せが約束されたお姫様』なんだから。両親からの愛も、次期当主の地位も、王子様も全て私のもの。お姉様の見合い相手が私に夢中になるのも仕方ないことなの。 ※設定はふわふわ。 ※予告なく修正、加筆する場合があります。 ※いずれ他サイトにも転載予定。 ※『病弱な妹と私のお見合い顛末』のミルカ(妹)視点です。

完結 愛人さん初めまして!では元夫と出て行ってください。

音爽(ネソウ)
恋愛
金に女にだらしない男。終いには手を出す始末。 見た目と口八丁にだまされたマリエラは徐々に心を病んでいく。 だが、それではいけないと奮闘するのだが……

地味な私を捨てた元婚約者にざまぁ返し!私の才能に惚れたハイスペ社長にスカウトされ溺愛されてます

久遠翠
恋愛
「君は、可愛げがない。いつも数字しか見ていないじゃないか」 大手商社に勤める地味なOL・相沢美月は、エリートの婚約者・高遠彰から突然婚約破棄を告げられる。 彼の心変わりと社内での孤立に傷つき、退職を選んだ美月。 しかし、彼らは知らなかった。彼女には、IT業界で“K”という名で知られる伝説的なデータアナリストという、もう一つの顔があったことを。 失意の中、足を運んだ交流会で美月が出会ったのは、急成長中のIT企業「ホライゾン・テクノロジーズ」の若き社長・一条蓮。 彼女が何気なく口にした市場分析の鋭さに衝撃を受けた蓮は、すぐさま彼女を破格の条件でスカウトする。 「君のその目で、俺と未来を見てほしい」──。 蓮の情熱に心を動かされ、新たな一歩を踏み出した美月は、その才能を遺憾なく発揮していく。 地味なOLから、誰もが注目するキャリアウーマンへ。 そして、仕事のパートナーである蓮の、真っ直ぐで誠実な愛情に、凍てついていた心は次第に溶かされていく。 これは、才能というガラスの靴を見出された、一人の女性のシンデレラストーリー。 数字の奥に隠された真実を見抜く彼女が、本当の愛と幸せを掴むまでの、最高にドラマチックな逆転ラブストーリー。

リリー・フラレンシア男爵令嬢について

碧井 汐桜香
恋愛
王太子と出会ったピンク髪の男爵令嬢のお話

処理中です...