Bloody Rose〜血染め女王の罪と罰〜

「お願い出して! ここから出して! 女王様、お願いします! お許し下さい!」

地下室に響く少女の悲痛な叫び声。

少女が閉じ込められているのは、立っているのが精一杯な程の狭い空間。少女は中から懸命に命乞いをするが、女王は耳を貸すことなく…。

とある年、王家に誕生した美しい娘。

彼女の名はエルナ・バイゼル

シルクのように艶やかできめ細かい肌、見る者全てを虜にしてしまうような大きな瞳を持ち、まるで赤い薔薇のように類稀な美しさを持つエルナ。

時が経ち、エルナは初恋の人と結婚することになるが、夫からの愛を得られず、歳を重ねるごとに衰えていく自身の美貌に嘆く日々を送っていた。「美しさこそ全て」である彼女にとって、美貌を失うことは何よりも恐ろしいことであった。

ある日、エルナは城にある地下図書室で、「時を戻す魔術書」を見つける。それは、少女達の血を使って若返るという恐ろしいもので…。

自身の美貌に取り憑かれた女王が辿る運命とは…?

中世ヨーロッパを舞台にした恐ろしくも悲しいダークファンタジー!
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