8 / 23
2.女教師と男子高校生
女教師と生徒-3
しおりを挟む「言わない」
その言葉を聞くと、目の前のおいしそうなバナナにしゃぶりつく選択肢だけが残った。
ひざまずき、亮介の股間に顔を埋める。
舌を這わせた瞬間から、いやらしい匂いがする気がして花枝は興奮を抑えきれなくなった。
「ぅ…」
亮介の口から小さく声が漏れたのを聞くと、花枝は実際に陰茎を咥えていることを実感させられた。
ちゅぶ、ちゅぶと音を立てながら舐めまわすと若い男の子らしく敏感な反応を見せるそれにも興奮してくる。
「…気持ちい…花枝センセ、すごい吸うね…」
花枝は久しぶりの陰茎を求めるままに吸い上げた。
自分が吸えば吸うだけ良い反応が返ってくる。
毎朝自分のお尻に押し付けられていたこれを、何度実際に見たいと、触りたいと思ったことか。
「あ…やば…っ、イキそになるって」
ちゅぶっちゅぶっ
イキそう、の言葉にも興奮度は増す。反り立った陰茎の持ち主は自分の施すフェラチオで気持ち良くなっている。
その先にある放出は花枝にとってはご褒美以外の何者でもない。
ちゅぶっちゅぶっ
「イッ…イクよっ?…あっ……あっ!」
瞬間、ドクドクドクっと亮介の中から弾けるように精液が飛び出してきた。
思いがけない量に思わず喉の奥を詰まらせると、「うっ」と声を出して花枝は口を閉じきれなくなった。
口から垂れる液体の色は濃い白濁だった。
「あ…めっちゃ出た…ごめんセンセ」
「んう…」
口の中に溢れる液体をどうにかしようとしているのが分かった。亮介はデスクの上にあるティッシュ箱から何枚か引き抜いて花枝の口元に当ててやった。
「こんな出ると思わなかったな」
「…ぷは」
ご褒美を与えられた気分で花枝は、なまめかしい目になる。
「花枝センセ」
「何ですか。誰にも言わないですよね?」
「言わないけどさ」
「…けど?」
亮介は口元を拭き取ったのを確認すると、花枝の腰に手を当てた。
そしてくるりと花枝の体を反転させると、デスクに両手をつかせてスカートを捲り上げる。
「え、待って、それは…」
「花枝ちゃんもしたいって思ってるくせに」
「そんなこと…」
違うと言おうとするのに、デスクに置いた手は離さない。
抵抗の一つも見せない花枝が待っているのは明白だった。
亮介は遠慮なく後ろから秘部に向かって、自分のそれを押し当てた。
「欲しいんでしょ?」
「でも…こんなの良くな…ぅああっん」
言っている傍から花枝の中に入って来たそれは、電車の中でずっと求めていたモノだった。大きさも堅さも期待通りで花枝はすぐに快感に身を委ねた。
「ああっあっ…あっ」
「締まる…気持ちい…」
放課後の生物準備室。
誰かが来る可能性は限りなく低いけれど、絶対ではない。
こんなところを見られでもすれば、教師としての立場が危ういことは分かって居る。
けれど後ろから突き上げられる度に危機感は薄れ、スリルという形で快楽の助力となった。
見られたって良い。
今、花枝は最大級の悦楽に溺れたくて仕方なかった。
「あっあぅっ…あぁっ!」
腹の底から込み上げてくる。
先ほど指によって持っていかれた絶頂がまた、花枝に襲いかかってくる。
激しく突き上げられ、その度に漏れ出る喘ぎ声は教師の声とは思えない。
ばちゅっばちゅっと打ち付ける度に大きく揺れる尻肉は、卑猥としか言えなかった。
「あっああ…!も、もうっ…私っ」
「センセ、もしかして…はぁっ…イキそ…?」
「あうあっ…あっ…津山くんのっ…津山くんのがっ気持ち良くてっ……!」
「はあっ…やべ…っ…俺ももう…」
名前を呼べば、教師と生徒であることを再認識してしまう。
けれどそれがまた、二人の感度を高めた。
ばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっ
「あああっあっイクイクイクッ」
「…っあ、イクっ…」
ばちゅっ!
最後の打ち上げによって尻肉を震わせた直後、亮介の陰茎は蜜壺から抜き出された。
その瞬間にも、割れ目から飛び出す液体は突き出された花枝の尻に飛び散った。
「あぁぁん…あん…あぁ…」
「はあっはあっ…はあっ…」
立って居られないほどに膝をがくがくさせる花枝は、余韻でそのまま再度イキそうなほどに痙攣していた。
亮介もまた、発射した気持ち良さが全身を駆け巡るように酸素を欲した。
「…マジ気持ちいい」
「はあっ…はあっ…」
白濁液をティッシュで拭き取ったあと、下半身が顕わな花枝を椅子に座らせると亮介は悪い顔をした。
「センセのここ、すごい気持ちいい」
「……津山くん、このこと、絶対誰にも…」
「言わないよ。約束は守る」
「……うん」
紅潮した頬で恥ずかしそうな顔を見せる。
「またしよ?」
「えっ…?」
「センセ欲求不満でしょ?今度から俺が相手してやるよ」
「で、でも」
「電車の中の方が興奮する?」
「ちが……」
花枝の顔を覗き込む悪い顔の男は、口角を少しあげてにやりと笑った。
「明日からもちゃんと指まで入れてあげるから。残念そうな顔しないで?」
「……や、…………そ……」
「え?何て?」
小さすぎる声が耳に届いてこず、聞き返すと花枝からはまた小さな声が返って来た。
「やくそく、…ですよ?」
俯き、赤らんだ顔で亮介をうらめしそうに見るその目は、懇願していた。
「ぷはっ……花枝センセ、やばい。思ってた以上に淫乱だった」
「笑わないでくださいっ。私をこうしたのもあなたですよっ??」
「あは…え?あはは。そうなの?」
「あなたが毎日私の体を……焦らして、焦らして…やっと今日…指を中に…」
なるほど納得した。
亮介が毎日通勤時間という限られた中でのみ与え続けた刺激は、図らずとも焦らしプレイに加担していたようだ。花枝の性欲は知らぬ間に上げられ続けていたのだ。
「本気で欲しがってたってことか。挿れられたくてたまらなかった、と」
恥じらいながらももう誤魔化すことはしなかった。
花枝はこくんと頷いた。そして今度は心配そうな顔を上げた。
「でも…気になることもあるんです」
「気になること?」
「なぜ津山くんは、その…私にそんなことをするようになったんですか?」
「ああ…」
亮介は何かを思い出したかのようにまたにやりと笑った。
「花枝センセ、前にここでオナッてたよね」
「えっ…」
赤らんでいた顔が今度は少し青ざめる。
「大丈夫だって、俺しか見てないから」
「そそそ、そんなことしてません」
「いや、もう遅いって。前にアクセ取りに来た時、扉開けた俺に気付かずに、この椅子に座って股広げてあんあん言ってたよ。後ろ姿でも何やってるかくらい、分かったし」
「そ、そんな……」
花枝には覚えがあった。
あれは確か、痴漢に遭い始める前のことだ。
我慢できないほどに疼いたことがあった。
そしてその日教師としてあるまじき行為だと分かりつつも、ここで自宅で居る時のように自分を慰めた記憶がある。
たった一回。その一回を見られてしまったということだ。
「まさかなーって思って。興味沸いて、同じ電車ってことは知ってたからついね」
「ついって…」
「知らない女に痴漢する人の気持ちは未だに分かんないけどね。すげぇ興奮した。いつも鉄仮面みたいな花枝ちゃんが呼吸荒げるのがたまんなくて辞められなくてさ」
鉄仮面という言葉にひっかかりはしたものの、そういう目で見られていたことに高揚する気持ちが抑えきれない。
痴漢の相手は毎日、“花枝を”求めていた事実だ。
「ね……津山くん」
「はい?」
「もっかい…しない?」
「……俺が若いからって何回でもイケると思ってんの?」
「……ダメ?」
そう言いながらも萎れていた亮介の股間には、花枝の手が伸びてくる。
「ダメじゃないよ、花枝センセ」
「今度は…もっと、激しくして?」
「…淫乱教師だな」
ふっと笑う亮介の顔はいたずらそうで、いやらしかった。
こうして電車の中と生物準備室での二人の情事はスリルと背徳感の中で性欲を刺激し続けていくのであった。
1
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる