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3.幼馴染と初体験
幼馴染と初体験-2
しおりを挟む(…わ、意外と…大きいかも?)
元のサイズというべきか、萎えた状態というべきか。
それなのに芳樹のそれはなかなかの大きさを誇っていて、彼氏のサイズと勝手に比較をしてしまう。
露わになったそれに手を添えると、ゆっくりと扱き始めた。
(……これも芳樹がこのAVをつけっぱなしにしてたせいだからね)
手をゆっくりと動かすと、主人が眠っていても反応は返って来た。
じょじょにそれは硬く膨張し、主張を始めた。
彼氏のおかげで夏帆は知っている。手で扱きながらも、口で咥えれば男性は悦び、さらにマックスサイズへと変えさせるのを。
「う…ん」
眠っている芳樹から声が漏れた。
目覚めそうな気配がありつつも、まだ大きくなりそうな予感に扱きを辞められない。
夏帆は顔を股間へと近づけた。
もしかしたら夏帆がここに来る直前まで、この動画を見ながら自分でしていたのかもしれない。
少し生っぽい、イカ臭い感じがした。
(やらしい匂い…)
その匂いは脳幹まで刺激し、嫌がるどころか夏帆の気分を高揚させた。
舌先で先を舐めてみる。乾いているようで乾ききっていない亀頭は、彼氏のものと少し違う新しい味わいがした。
チロチロと舐めてみるが、これでもやはり芳樹が目覚める様子がない。
咥えてみる。
「ふぅ…ん…」
芳樹の口から洩れるのは寝息のような微かな声だけ。
くちゅ、くちゅと唾液を含み、咥えた陰茎全体に舌を這わせていく。彼氏のより大きい。口内いっぱいに押し広げてくるそれを、包み込んだ手と一緒に上下させてみるとこれでもかというほど大きくなった。
(おっき…やば)
きっとこれがマックスサイズだろうというところまでくると、夏帆は上下させる頭の速度を上げた。
相手が眠っていても、反応がなくても、この状況に夏帆は興奮したのだ。
静かに眠っている幼馴染に、バレないようにこっそりフェラチオする。
彼氏が居ながらも、他の男のモノを咥える。
動画のように無理やりされながらも、この男は無意識にも気持ち良くなってしまう…。
そんな状況を冷静に考えると興奮は治まらず、手と口は動かし続けるしかなかった。
その時だった。
「ん……ぅ………」
芳樹の体が動いた。それでも夏帆は咥えたまま舐め続けた。
「……んっ…え…?」
芳樹が上体を起こしたけれど、夏帆はずっとしゃぶり続けた。
「えっ…??えっ!?何!?か、夏帆ちゃっ……え!?」
ちゅばっちゅばっじゅるるる
「あっ……!?ひあっ……あ、何!?」
ちゅばっちゅばっじゅるるる
「っあぁ…なになになに???」
目覚めると自分の股間を美味しそうに舐め続ける幼馴染。
この状況を瞬時に理解できる男などこの世に居ないかもしれない。
気付けばマックスサイズまで膨張した自分の息子は、これまでそういう雰囲気に一度たりともなったことのない幼馴染の口の中で伸び伸びと反り立っている。
天気のいい昼下がりに気持ち良く眠っていたうえ、目覚めれば肉体的に気持ち良くなっているなどとどうして頭が追い付くだろうか。
「待って…あっ…夏帆ちゃんっ…何してるの…!」
話しかけても夏帆は何の言葉も返さず、ただ一心不乱に芳樹の陰茎を味わっている。
それどころか芳樹が目覚めたと分かった瞬間から、吸いつきは激しさを増した。舐めるだけではなく、喉の奥まで咥えた陰茎を根本から先までしっかり吸い上げてきた。
ちゅばっちゅばっじゅるるる
「ぅあっ…ダメだよ夏帆ちゃんっ…気持ち良くなっちゃうっ…」
ちゅばっちゅばっじゅるるる
「っ…ぁあ!もう、イッちゃう…イッちゃう…イッちゃう…!」
ちゅばっちゅばっじゅるるる
「イクッ!!」
耐え兼ねた結果、口内で暴れまわるように芳樹の息子はドクッドクッとうねる。先の割れ目から夏帆の喉奥に打ち付けるように液体が放出された。
「ああっ…!ご、ごめん夏帆ちゃんっ…!」
訳も分からずイッてしまい、芳樹は申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
幼馴染の口の中に思い切り精液をぶちまけた、という事実に、夏帆が不快な思いをしているのではないかと心配になった。
「ティッシュ!ごめん!夏帆ちゃん…僕…!」
とぷっと精液を吐き出した夏帆は、焦っている芳樹を見て笑う。
「や、そんな焦んなくていいのに」
「だって僕…夏帆ちゃんの口の中に…」
もじもじする芳樹だが、放出した直後の陰茎はまだ萎れていない。
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