【完結】女好きプロゲーマーが恋愛ごっこを卒業するまで

ソラ太郎

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Lv.7-2

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「きもちぃ……♡」

 萌え系キャラ売りのパプリカちゃんは、声も可愛い。反応が良いと気持ちは昂り、太ももを触る手が下腹部に添えられたと思えば今度は、薄い布から中へと誘われる。

 すでにそこは湿地帯。
 湿り気もぬめり気もある場合、地割れは飛び越えるものではなく、飛び込むものだ。

「入ります」
「んっあぁん」

 先発隊として中指軍曹だけを捩じ込むと、吸い込まれる感覚と同時に締め付けられた。中指軍曹が暗い洞窟内を手探りで探索すれば、ほこらの主は小さな悲鳴を上げる。

 中指軍曹を伝い何かが垂れてきた。

 さほど長い時間こうしているわけではないのに、すでに準備ができているらしい。パプリカちゃんはもう欲しがっている。

 ドロドロと祠の内側から蜜を溢れさせ、腰をくねらせながら求めているのは、この細い指じゃない。

「いいよっ……中ッ……ぁんん」
「もう?」
「っはぁ…もぉ欲しいぃ」

 ここが事務所の一室であることなど、どうやら俺たちには関係ないらしい。
 密室であるならば廊下を行き交う他者の足音など、支障にもならない取るに足らない存在だ。

 俺のズボンはいつの間にか開けっぴろげになっていて、元気なそいつが雄々しき姿を現していた。

 俺の上に跨ったかと思えば恥ずかしげもなく腰を降ろし、パプリカちゃんの洞窟がピンポイントに俺のそれに食い付いた。

「あっあぁあん」
「んっ……」

 パプリカちゃんのなすがまま。

 繋がりたい欲はお互いに高水準を示していたらしい。この部屋を訪ねてきたパプリカちゃんと目が合った瞬間にもう、遅かれ早かれことは想像できた。

 むしろパプリカちゃんは、これをしにここへ来たようなものだ。俺に会いに来たというより、俺の息子に会いに来たようなもの。

 動き始めたら止まらない腰は激しく、上下を繰り返すその律動に合わせ歌うように声を上げた。
 入り口から奥の奥まで、その長距離を一瞬にして行ったり来たり。打ち付けるたびに音が弾ける。

 それにしても激しすぎるな。
 二階堂さんに満足させてもらってないのかな。

「ムジンくんのおっきぃっ……好きぃっ……」
「声抑えて」
「あぁぁこれダメっ……もぉダメぇぇ」

 仕事をしに事務所に来ているわけだが、こんな感じで思いがけない体力仕事が舞い込むことがある。

 求められて断るなんて失礼だし。
 ちゃんと綺麗に外に出すし、備品は汚さないように気をつけるので許してくれよ。

 あ、ちょっとパプリカちゃん激しすぎる。
 待って、ねぇ待って……あっ



「じゃーね、ムジンくんお仕事頑張ってね」
「はーい」

 可愛く手を振って出ていくパプリカちゃんの滞在時間は短かった。外に誰か待たせてるらしい。

 人を待たせてまで股をひらいて行くとか。
 ……性欲発散に俺を使ってくれてありがとな。



 発射したらうっかりやる気が削がれてしまった。
 今日の真面目な方のお仕事はここまでにして、続きは明日に回すことにした。締切までまだ日にちあるし。


 しかし今さらながらに思う。ゲーマーの世界は、否、ゲーマーの世間は狭い。帰宅しようと事務所の建物を出た直後、知った顔に出くわした。

 シロサイである。

 初めて目が合った時と同じように、気づいた瞬間から俺をロックオンして視線を逸らさない。

 今の俺はもう完全にオフモードなんだ。
 放っておいてくれよ。
 ああ……数分前まで気持ちよかったのに。
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