男の性春(淫)

はりお

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2人きりの卒業旅行(後)

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翌朝はホテルで朝食を済ませた後、美ら海水族館に行った。俺が告白したのは動物園デートの後である。なんだかその時を思い出した。
「なんか動物園思い出すね。涼介が俺に告白してきた」
俺は冗談でそういった。告白したのは俺からであるのに。
「あ?お前が俺に"心の底から大好きな"とか言って抱きついてきたくせに。いやー、告るにしてももっとクールにやってくれって思ったわ」
「あの時俺に抱きつかれて勃起したくせに」
とか言い合って懐かしい話をした。エッチも良いがこういうデートも恋人らしくてとても良い。
途中シュモクザメを見た時に、
「なんでシュモクザメってこんな形してんだろうね?剃刀みたい」
と俺がいうと、
「視野を広くしてるんだろ。たしか」
と解説してくれたが、
「剃刀といえばお前毛濃くなってない?」
と涼介に言われた。確かにここ1年くらいでスネ毛や下の毛が増えた気はする。だが、下の毛については昨日彼に指摘した通り涼介もであろう。
「お前もチン毛増えてたじゃん」
「だよな。やっぱ自分では気づきにくいけど」
「嫌?」
「うーん、まあない方がよくね?お前ギャランドゥもちょっと生えかけてたし」
と彼に言われたが、確かにその通りである。俺らは帰りに雑貨屋によって電動シェーバーを買い、夜ヤる前に剃ることにした。

今日は1日観光であり、昼は沖縄そばを食べ、午後も市街地を回って夕飯も済ませてホテルに戻った。ホテルに戻ると一息ついたら今日の試合を行う。その前に2人ともトイレに行ったため、おそらくお互い浣腸を済ませたのだと思うが。
まず毛を剃らなくてはいけないということで2人でスッポンポンになって浴室に入った。浴室はスペースも広い。
ちょっと水で体を濡らした後、まずは俺が泡を体に塗られた。最初は腕とか脛やギャランドゥとかを部屋のカミソリで剃ってったが、だんだん際どいところに移っていく。
俺は四つん這いにさせられた。このあたりは皮膚を傷つけないようにハサミと電動シェーバーを使う。
「やっぱお前このあたりも毛増えたよな。」
彼にそう言われたが、四つん這いを見られるのはやはり恥ずかしい。今までも彼に見られたことがあるが、今みたいにエロ行為の一環じゃないときに見られるのは余計恥ずかしい。
彼は剃るときに、玉やそのあたりを触れてくる。だが、明らかに手つきがおかしい。
「おい、涼介。変なことしないで」
「は?やってやってるのにそれはないだろ」
竿自体は触られてないのに、俺の息子は知らぬ間に硬くなってしまった。
「お前ってやつは変態だな」
彼にそう言われた。
「しょうがないじゃん」
と強めに反論する。最近YouTubeのCMでもやたらと男性の脱毛の宣伝が出てくるが、若い女の子が"反応しちゃっても大丈夫"とか言ってるように仕方ないのであろう。
俺は後ろの周りを剃ってもらった後、前の毛についてもやってもらった。前は前で、マジマジと俺のイチモツの前に顔を近づけながら、ちんこを引っ張ったりしながら毛を剃られていく。それも凄く恥ずかしかった。

一方で逆に、こんな恥ずかしいことを涼介にしたら、どんだけ顔を赤くするかと期待していたが、案外彼は平気そうだった。というのも、そもそも毛量が全然違う。お尻の周りは全然なくて綺麗だったし、毛が増えていたのはちんこの上辺りくらいである。彼のボリューム感に溢れるようになった太いちんちんを少し下に押さえながら施術したが、簡単に剃り終わってしまいつまらなかった。
「これで俺らのちんこ第二次性徴前に戻ったな」
と涼介が言ったため、
「涼介は中2の頃?でもその頃より全然大きいでしょ?」
というと、
「うるさい」
と怒られた。

準備が整ったところで、ベッドに行ってプレイを始めた。毛がなくなって少しヒリヒリするが、良い意味で感覚が全然違う。抱き合っていてお互いの毛が気にならないのはすごくいいし、体全体のスベスベ感も違う。結構画期的だった。
そして、前戯が終わりこれから本番というあたりで彼はコンドームの袋を開けた。
すると口にそのゴムを咥えて、俺の硬くなった棒にそのまま取り付けてきた。  
「俺、練習したんだ」
「なんだよそれ。てか、まだ早くね。お前のお尻慣らしてないじゃん」
「じゃあちゃっちゃとやれ」
と言われたため急いで指にローションを塗って、お尻をほぐした。萎える前に始めなくてはならず、少し急いだが、普通に間に合った。俺はそのまま合体した。
「どう、1年ぶりのケツの穴は?」
涼介にそう言われ急に罪悪感がこみ上げてくる。俺は夏に愛する人以外の男に挿入していた。
「最高」
とかテキトーに答えたが、申し訳なくなる。あのあとは翼ともかの事件のことには触れずに、今まで通り普通に会話できてるため、もう忘れようとしていた。そんなことを考えていると萎えそうになる。だが焦ってはダメだ。
俺は冷静になり、今本当に大好きな人と繋がっていることを噛み締めようと心を整えた。また、少し経つとあの時の翼としたことへの罪悪感が、むしろスリル感みたいな感情に変わっていく。
いつもより気持ちよくなってきた。
「涼介」
「何?」
「お前のお尻は俺だけのものな」
「あ?」
「お前のちんこも俺だけのものな」
「なんだよ?」
「俺のちんこもケツもお前だけのもんだから」
「おう」
そんな、嘘をついている自分に背徳感を覚える。気分は最高だ。涼介のお尻と翼のお尻を比べると、涼介の方が締め付けが強い。俺はその物理的な刺激と精神的な刺激で間もなくイカ臭いミルクを彼のお尻の中で大放出した。

ちょっと休憩をしてから攻守入れ替える。俺はアイマスクをさせられた。涼介にそんな趣味があるとは知らず少しびっくりしたが、
「壮太のMっ気を覚醒させたい」
そんなことを言われ、あまり実感はできないものの、素直に従ってあげたら、しまいには手錠も両手に着けさせられた。
目隠しされるとやはり怖さみたいなのはある。自分が無防備な状態で狙われているのだ。最初はお尻の筋肉のあたりを揉まれていただけだがいつの間にか、その手はちんこに及んできた。
「射精したばっかだから」
俺がそう言っても彼は今度は口に含んでくる。出したばっかなのにそのちんこは硬くなろうとするが、やはりきつい。
「ちょっと、きついて」
「あ?もっとしてほしい?」
今の涼介はドSである。ドンドン勃起させてきた。もしかするとまた射精するかもしれない。そんなことを思っていたら急に今度はお尻に指を突っ込まれた。穴を弄くられるのはかなり久々だ。結構いつもより強めに入れてくる。少し苦しかったが我慢した。
指が抜かれたと思ったら、今度は、"表面は柔らかいながらも芯のあるヌメヌメしした何か"がお尻の穴のあたりにあたる。とてもくすぐったい。きっと彼はその勃起にローションをつけて、俺のお尻のあたりに擦り付けてるのだ。素股に近い。
そして、また急に俺のお尻の穴が広がった。やはり目隠ししていると、いきなり刺激が来て毎回びっくりする。AVとかはただのネタにすぎないと思っていたが、確かにこれはこれで刺激が強められるやり方だとわかった。
お尻で彼の太くなったあれを受け入れる。前より全然苦しい。シンプルにデカい。
だが同時に気持ちよさも増している。俺は今、なすすべなく彼の淫らな棒の奴隷となっている。苦しさもあるけど続けてほしかった。彼を感じていたかった。彼と繋がっていたかった。
だが、それも終わる。彼は俺の中で射精し、いつの間にか俺の手錠もアイマスクも外された。

翌朝もプールにまた入ったりしてイチャイチャはしたが、前日は結構激しく運動したこともあり、それ以上は控えておいた。
最終日は首里城やひめゆりの塔などの観光をし、帰路についた。楽しかったが、これで本当に離れ離れになると思うと、しみじみと将来のことを考えてしまった。帰りの飛行機では彼ともこれからの話をした。
「お前東京行くのに友達いっぱいいていいよな。」
涼介にそう言われる。今年俺の学校から現役で20名ほどが東大に行く。
「お前の大学の方が多いだろ」
「医学部は2人しかいねーよ。お前はサッカー部に一輝もいるから楽しそうだね」
一輝とは、サッカー部の同級生で、以前付き合う前に俺らの仲を取り持ってくれた学年1の秀才のことであるが、当然彼もその東大合格者の中の一人である。
だが、
「一輝は東大のサッカー部には入らないって。けど、俺の小学校のころの塾の友達も東大受かったんだけど、その子は一緒に入部する」
「あ?あの吉田って子?お前浮気すんじゃん」
隣の県で1番の学校のサッカー部で、俺も個人的に仲良くしていた吉田くんも東大に受かった。一緒にサッカー部の新歓に行こうとすでに約束している。彼は俺に似ているが容姿も良い。少しばかりそういう感情を抱いたことがあると、涼介に話したこともあったため、彼が妬いてくれているのだ。当然浮気なんかするはずがないと今は思っているし、そもそも彼はノンケである。まあそれでも吉田くんは結構男へのセクハラも好きではあるが。
「お前こそ浮気すんなよ」
俺が言うと、
「は?俺は入学した時からずっとお前に一途だったぞ」
そう彼に言われるとグサッと来た。彼は俺以外の男と性的な絡みをしているのをほとんど見たことがない。一方で俺は、涼介と付き合い始めた後も、時おり他の男子にセクハラをしていて彼から怒られている。当然俺と翼の一件はバレていないが、それでも元から俺は浮気性と思われていて当然だ。だが今や、俺はもう涼介一人を愛すると決めている。

ずっと、彼と一緒にいたい。だが、これからは離れ離れになって対面ではなかなか会えなくなってしまう。セックスもできない。俺も彼もお互いの愛を続けられるだろうか。
彼を愛せなくなる自分を想像すると怖かった。実際俺には前科もあるし。もちろん彼に愛されなくなることも同様である。
自分が努力して叶えた大学への進学。きっと勉強やサッカーでは充実した生活を送れると思うが、今や一番大事と言える恋愛面について、どうなってしまうのかヤキモキした。この旅行が素晴らしいものになったからこそ一層である。
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