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おまけ
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※本編から数年後で娘が生まれています。
※母乳の描写があります。
***
「お帰りなさい、ディオン」
いつもは貞淑なシニョンに結い上げている豊かな銀糸の髪は、今はゆるく三つ編みにまとめられ背中に垂らされている。布のたっぷりとした薄い寝着の上にショールを羽織った姿で、屋敷の女主人たるリリアリアは巡回から戻った家付き騎士のディオンを出迎えた。
夜も深いということでディオンからはひとまず簡易な報告を受けるに留まり、リリアリアは彼をねぎらう。リリアリアに促されるまま、ディオンは腰に佩いた剣を解いて脇に置き、女主人の座る長椅子の隣へと腰を下ろした。リリアリアに勧められ、ディオンは差し出された陶器の杯を手に取る。器の中では深い赤茶色の液体が注がれていた。
リリアリアは楽しげにその茶葉を貰ったときのことを話す。
ディオンは少しずつ器を傾けていたかと思えば、ひといきに呷って飲み干してしまった。
「喉が渇いていたの?」
リリアリアは微笑って席を立つが、すぐにディオンに背中から抱きすくめられて動きを止めた。ディオンの無骨な指がリリアリアのぷくりとした妖艶な唇を撫でる。長じてもディオンはリリアリアよりもずっと体格が良く、華奢な彼女と並べばこの騎士は巨躯と言ってしまっても良かった。
そういうわけですっかりディオンの腕の中に収まってしまったリリアリアは、身動きも許されず、臀部に当たる硬い怒張に体を震わせるしかない。
「――リリアリア」
ディオンがそう呼ぶときは、ふたりの関係がひととき対等に――または逆転と――なる瞬間。つまりはまぐわいたいという意思表示であった。
ディオンはリリアリアに従属する存在であるから、彼女を手篭めにすることは許されない。けれどもその下のものであるディオンからの「おうかがい」が断られたことは一度としてなかった。
リリアリアは淫魔にしては珍しく、性行為に対して恥じらいを持っている。けれどもその本質は淫奔であるから、ひとたび雄の匂いを嗅ぎ取ってしまえば、その体は期待に火照ってしまうのである。貪欲な子宮が子種を求めて疼いてしまえば、あとはもうリリアリアに抗うすべはほとんど残されていなかった。
薄い寝着の裾がたくし上げられると、真っ白な太ももと、きゅっと引き締まった小さな尻があらわになる。ディオンは柔らかな臀部を堪能するように筋張った手をリリアリアの染みひとつない肌へと滑らせる。
「あっ……」
ディオンの手のひらに収まってしまうまろい尻は、これでもどっしりと大きくなった方である。
リリアリアの体は少女時代に比べれば、幾分か肉づきが良くなった。ディオンの手をもこぼれるほどに乳房はふくらみ、腰もしっかりとついたのだが、それでもディオンからすればまだ華奢な部類である。
リリアリアの尻を揉みしだくディオンの指は、ときおり双丘のあいまを滑り、リリアリアの秘裂を布越しになぞった。そのたびにリリアリアはその細腰をくねらせて、快楽を得るにはささやかすぎる刺激に、物欲しそうな目でディオンを見上げるのである。
たまらなくなってディオンはリリアリアの唇を奪った。角度を変えて下唇をついばむように口づけを繰り返す。やがて唇のあいだを割り、リリアリアの口内へ舌を差し入れる。歯列をなぞり、上顎の裏を愛撫するように舐め上げて、最後にはリリアリアの舌と絡み合った。
「――久しぶりですから、あまり余裕はありませんよ」
リリアリアから唇を離し、その口の端からこぼれ落ちた唾液を乱暴に指でぬぐいながら、ディオンはそう告げる。
リリアリアが待望の嫡子を出産したのは半年ほど前のことであった。メアリリーと名づけられた娘には乳母がつけられたが、生まれたばかりの彼女に乳を含ませるのはリリアリアの仕事である。出産による体力の低下と、母親として女主人として忙殺されるリリアリアを慮り、ディオンは彼女を求める心を封じた。しかしそれも、ここにきて限界を迎えたようである。
メアリリーもそろそろ母乳から離乳食に移る頃合で、細切れだった睡眠時間もまとまりを見せるようになり、リリアリアにも余裕ができた。そこを目ざといディオンは見逃さなかったわけである。
リリアリアも久方ぶりの行為の前兆に、自然胸を高鳴らせ、膣壁からは淫蜜を滴らせる。リリアリアはこのひとまわりも年上の愛妾を寵し、ついにはメアリリーを懐妊したわけだが、それまでは週に三度は彼と交わっていた。
淫魔であるリリアリアは言うに及ばず、ディオンも壮年を過ぎても未だ衰えを見せぬ絶倫ぶりである。半年も性交渉がなかったのは、自重したほうと言えた。
寝台へ行く時間をも惜しむようにディオンはリリアリアの体を長椅子に押し倒し、その股を開かせるやあっという間に秘所を隠す布地を取り払ってしまった。ディオンの眼前にリリアリアの控えめな茂みと、その中心で雄を待ちわびてはくはくと震える秘裂がさらされる。リリアリアのはしたない淫蜜は既に秘唇からあふれ出て、彼女の太ももで糸を引いていた。
「少し触っただけなのに、もうこんなにも濡れているのですね」
「だって……久しぶりなんだもの」
リリアリアは長いまつ毛を恥ずかしげに伏せた。だが雌の匂いを振りまく自らの秘所は隠そうともしない。それどころか白い足をディオンのがっしりとした腰に絡め、急かすようにねだる始末である。
「まだだめですよ。しばらくしていなかったんですから、ちゃんと拡げないと」
ディオンの剣だこのある節くれ立った太い指がリリアリアの秘裂を割り、火照った膣穴へと潜り込む。今でもじゅうぶんに濡れたリリアリアの膣襞たちはディオンの指にぴたりと吸い付き、喜びの蜜を滴らせながら抵抗もなく奥へと招いてしまった。
「あッ……はあっ、ああ……ディオンのゆびっ……ふとくて、あっ」
「思ったよりは狭くなっていないですね」
「あ、はあっ、ん、んう……ディオンっ、いいでしょ、もう……こんなになってるんだから……っ」
穴の大きさをたしかめるようにディオンが指を曲げるたび、膣壁をえぐるように愛撫され、リリアリアは背を反らして快楽に耐える。
常であればここから散々に焦らされ、正体がなくなるほど乱れさせられることもあるのだが、さすがのディオンも今日ばかりは我慢が効かない。下穿きの前をくつろげさせると、血管の浮いた赤黒い肉棒が勢い良く飛び出す。すでに亀頭の傘張りは充血し、鈴口からは先走りがこぼれ落ちている。思春期のころに戻ったかのような性急ぶりに、ディオンは内心で苦笑した。
男竿を誇示するようにリリアリアの白い腹の上へ乗せれば、彼女の指先がディオンの亀頭に触れた。
「もうこんなになってる……」
「半年もなかったんですから。当然でしょう」
「ん……じゃあいっぱい出していいよ。前みたいにたくさんビュッビュして、わたしの子宮に種付けして?」
「お嬢様がお生まれになって半年しか経っていませんのに、もう孕む気なんですか?」
そうは言いつつも、ディオンの顔には隠しきれない獣欲が浮かんでいた。
「わたしはお母様と違ってたくさん産みたいの。だからディオンにはこれからもたくさん種付けしてもらわないと。……それにわたし、ディオンのおちんぽで犯されるのがすきなの」
淫蕩に笑むリリアリアの顔は、まさしく淫魔そのものであった。これでも普段は閨での乱れぶりなど微塵もうかがわせぬ貞淑な女主人の顔をしているから、ディオンにはたまらない。昼と夜では違う顔に、どうしようもなく劣情を刺激されるのである。
「――わかりました。リリアリアが早く孕むようにたくさん出して差し上げますね」
ディオンの名を呼ぼうとしたリリアリアの声は、彼女自身の媚声に掻き消えてしまった。ディオンの剛直な肉棒が、リリアリアの膣奥にある子宮の入り口まで、ひといきに貫いてしまったからである。そのひと突きだけでリリアリアは絶頂を迎え、彼女の膣肉は雌穴いっぱいに納まった怒張から子種を搾り出そうとわななくように襞をうねらせる。その蠕動による快楽を逃がそうとディオンは腰を揺らす。
「あ……はああぁぁ……すごい……これ、ひさしぶりすぎてっ、ん、もうイっちゃったあ……」
陶酔に目をとろかせてリリアリアはゆらゆらと腰を動かし始める。それに合わせてディオンも腰を打ちつけるようにしてリリアリアの華奢な体を揺さぶった。
雁首がリリアリアの膣襞を割り、肉筒が膣壁をすり上げてリリアリアに甘い快楽をもたらす。リリアリアの雌穴はディオンの肉棒が動くたびに淫蜜をあふれさせ、ぶちゅりぶちゅりと下品な音を立てる。硬く勃起した雄槍はリリアリアを容赦なく責め立てた。
「ああっ、ディオンっ、ディオンっ……!」
ディオンの日に焼けた腕がリリアリアの胸元へ伸びる。大きく開いた寝着の襟首をつかみ、下へと引っ張れば、たっぷりと布地を使ったゆるい衣服から豊満な乳房が弾み出た。ディオンに開発され、すっかり大きくなった乳頭は、硬く勃起して上を向いている。ディオンはそれをためらいなく引っ張った。
「んはあっ?! あっ、ディオンっだめえ……! おっぱいはだめなのおおっ」
眉根を寄せ、リリアリアはいやいやと頭を振る。だがリリアリアの雌穴はディオンの肉棒をいっそう激しく締め上げる。
「だめ、なんですか……っ? ああ、母乳が出てしまいましたねっ?」
ディオンがリリアリアの双つの柔肉を揉みしだけば、乳頭から白い液体がにじみ出る。ディオンがそれを舐め取れば、リリアリアの体がわなないた。
「も、もおっ……ばかあ……舐めないでよお……」
「もったいないじゃないですか?」
ぺろりと舌でも出しそうな様子でディオンはあっけらかんと言ってのける。快楽に色づいていたリリアリアの肌は、羞恥のためにいっそう朱に染まった。
ディオンはリリアリアの腰を抱え、その柔尻をつかむ。そうしていっそう激しく肉棒を突き入れ、リリアリアの膣穴を蹂躙した。ディオンから与えられる快楽に翻弄され、リリアリアはなされるがままだ。ディオンのピストンに合わせて人形のように体は揺さぶられ、豊満な乳房は不釣合いな華奢な体の上で揺れ動く。
平行してディオンからも余裕が失われていく。呼吸は浅く速くなり、獣のような獰猛な吐息がその口から漏れ出る。浮き出た汗はリリアリアの体に落ちて、その体液と混ざり合った。
執拗に膣奥へと亀頭を突き入れる。肉棒が目指すのは子宮の入り口だ。それは個人の意思によるものではなく、本能の動きだった。目の前にいる雌を孕ませたいという雄の本能がそうさせるのだ。
同時にリリアリアの雌穴も膣襞を肉竿に吸い付かせて、最奥へと誘うように蠕動する。リリアリアの体がディオンの子種を求め、雌肉を使ってディオンの肉棒をしごく。リリアリアのそれもまた自然の摂理によるものだ。雄に組み敷かれ、生殖のための運動を繰り返す。
ディオンの玉袋はずしりと重くなり、そこから亀頭にある鈴口へと向け、肉竿の中を熱い奔流が駆け上がってくる。張り出たカリがリリアリアの膣肉をかきわける。肉棒の先端を雌穴の最奥にある子宮口へと突き入れる。リリアリアの媚肉は膣穴で奔放にふるまうディオンの肉棒に悦び、絶えず淫蜜を垂れ流し、入り口はかすかに泡立っていた。
「あ、あーっ、あーっ! も、もうむりっ! むりぃぃっ」
先に絶頂を迎えたのはリリアリアだった。背をいっぱいに仰け反らせ、口と目をいっぱいに開かせる。その喉からは高い嬌声が上がり、次いで足の先をぴんと張らせたまま、下半身をがくがくと痙攣させた。
ディオンはその体が逃げぬよう、しっかりとつかんだまま、ぎりぎりまで肉棒を引き抜くと、今度はひといきに奥まで突き上げた。法悦を極めたリリアリアの肉体は、子種を求めて全身をわななかせる。ディオンに種付け液を吐かせようと、膣襞は淫らにうねり、いやらしく吸いついて射精を促した。しゃぶりつくような肉竿への愛撫に、ディオンはとうとう限界を迎える。
「うぐっ、くうっ……リリアリアっ、出しますよっ」
「あううっ、あっ、ああっ! だしてえっ、だしてはらませてえっ」
絶頂を迎えた敏感な肉体を散々蹂躙されたリリアリアは、ディオンの言葉に脊髄反射で返していた。快楽で白く塗り潰された頭では、もはや彼に種付けされること以外は考えられないようであった。
鈴口から熱い白濁液がほとばしり、リリアリアの子宮口に降りかかる。リリアリアは淫魔の肉体でディオンの熱い精液を放たれたことを感じ、悦楽に体を震わせた。
ディオンはリリアリアに覆いかぶさるとその唇を二度奪う。ディオンはリリアリアの膣穴から肉棒を抜くことなく、さきほどとは違い性急さのないゆったりとした動きで腰を揺らす。
「んふぅ、ん、ふあ……ディオン、すき……」
「……私も愛しております」
半年振りの営みを楽しんだ結果がどうなったかは――すぐにわかることなのであえては言うまい。
※母乳の描写があります。
***
「お帰りなさい、ディオン」
いつもは貞淑なシニョンに結い上げている豊かな銀糸の髪は、今はゆるく三つ編みにまとめられ背中に垂らされている。布のたっぷりとした薄い寝着の上にショールを羽織った姿で、屋敷の女主人たるリリアリアは巡回から戻った家付き騎士のディオンを出迎えた。
夜も深いということでディオンからはひとまず簡易な報告を受けるに留まり、リリアリアは彼をねぎらう。リリアリアに促されるまま、ディオンは腰に佩いた剣を解いて脇に置き、女主人の座る長椅子の隣へと腰を下ろした。リリアリアに勧められ、ディオンは差し出された陶器の杯を手に取る。器の中では深い赤茶色の液体が注がれていた。
リリアリアは楽しげにその茶葉を貰ったときのことを話す。
ディオンは少しずつ器を傾けていたかと思えば、ひといきに呷って飲み干してしまった。
「喉が渇いていたの?」
リリアリアは微笑って席を立つが、すぐにディオンに背中から抱きすくめられて動きを止めた。ディオンの無骨な指がリリアリアのぷくりとした妖艶な唇を撫でる。長じてもディオンはリリアリアよりもずっと体格が良く、華奢な彼女と並べばこの騎士は巨躯と言ってしまっても良かった。
そういうわけですっかりディオンの腕の中に収まってしまったリリアリアは、身動きも許されず、臀部に当たる硬い怒張に体を震わせるしかない。
「――リリアリア」
ディオンがそう呼ぶときは、ふたりの関係がひととき対等に――または逆転と――なる瞬間。つまりはまぐわいたいという意思表示であった。
ディオンはリリアリアに従属する存在であるから、彼女を手篭めにすることは許されない。けれどもその下のものであるディオンからの「おうかがい」が断られたことは一度としてなかった。
リリアリアは淫魔にしては珍しく、性行為に対して恥じらいを持っている。けれどもその本質は淫奔であるから、ひとたび雄の匂いを嗅ぎ取ってしまえば、その体は期待に火照ってしまうのである。貪欲な子宮が子種を求めて疼いてしまえば、あとはもうリリアリアに抗うすべはほとんど残されていなかった。
薄い寝着の裾がたくし上げられると、真っ白な太ももと、きゅっと引き締まった小さな尻があらわになる。ディオンは柔らかな臀部を堪能するように筋張った手をリリアリアの染みひとつない肌へと滑らせる。
「あっ……」
ディオンの手のひらに収まってしまうまろい尻は、これでもどっしりと大きくなった方である。
リリアリアの体は少女時代に比べれば、幾分か肉づきが良くなった。ディオンの手をもこぼれるほどに乳房はふくらみ、腰もしっかりとついたのだが、それでもディオンからすればまだ華奢な部類である。
リリアリアの尻を揉みしだくディオンの指は、ときおり双丘のあいまを滑り、リリアリアの秘裂を布越しになぞった。そのたびにリリアリアはその細腰をくねらせて、快楽を得るにはささやかすぎる刺激に、物欲しそうな目でディオンを見上げるのである。
たまらなくなってディオンはリリアリアの唇を奪った。角度を変えて下唇をついばむように口づけを繰り返す。やがて唇のあいだを割り、リリアリアの口内へ舌を差し入れる。歯列をなぞり、上顎の裏を愛撫するように舐め上げて、最後にはリリアリアの舌と絡み合った。
「――久しぶりですから、あまり余裕はありませんよ」
リリアリアから唇を離し、その口の端からこぼれ落ちた唾液を乱暴に指でぬぐいながら、ディオンはそう告げる。
リリアリアが待望の嫡子を出産したのは半年ほど前のことであった。メアリリーと名づけられた娘には乳母がつけられたが、生まれたばかりの彼女に乳を含ませるのはリリアリアの仕事である。出産による体力の低下と、母親として女主人として忙殺されるリリアリアを慮り、ディオンは彼女を求める心を封じた。しかしそれも、ここにきて限界を迎えたようである。
メアリリーもそろそろ母乳から離乳食に移る頃合で、細切れだった睡眠時間もまとまりを見せるようになり、リリアリアにも余裕ができた。そこを目ざといディオンは見逃さなかったわけである。
リリアリアも久方ぶりの行為の前兆に、自然胸を高鳴らせ、膣壁からは淫蜜を滴らせる。リリアリアはこのひとまわりも年上の愛妾を寵し、ついにはメアリリーを懐妊したわけだが、それまでは週に三度は彼と交わっていた。
淫魔であるリリアリアは言うに及ばず、ディオンも壮年を過ぎても未だ衰えを見せぬ絶倫ぶりである。半年も性交渉がなかったのは、自重したほうと言えた。
寝台へ行く時間をも惜しむようにディオンはリリアリアの体を長椅子に押し倒し、その股を開かせるやあっという間に秘所を隠す布地を取り払ってしまった。ディオンの眼前にリリアリアの控えめな茂みと、その中心で雄を待ちわびてはくはくと震える秘裂がさらされる。リリアリアのはしたない淫蜜は既に秘唇からあふれ出て、彼女の太ももで糸を引いていた。
「少し触っただけなのに、もうこんなにも濡れているのですね」
「だって……久しぶりなんだもの」
リリアリアは長いまつ毛を恥ずかしげに伏せた。だが雌の匂いを振りまく自らの秘所は隠そうともしない。それどころか白い足をディオンのがっしりとした腰に絡め、急かすようにねだる始末である。
「まだだめですよ。しばらくしていなかったんですから、ちゃんと拡げないと」
ディオンの剣だこのある節くれ立った太い指がリリアリアの秘裂を割り、火照った膣穴へと潜り込む。今でもじゅうぶんに濡れたリリアリアの膣襞たちはディオンの指にぴたりと吸い付き、喜びの蜜を滴らせながら抵抗もなく奥へと招いてしまった。
「あッ……はあっ、ああ……ディオンのゆびっ……ふとくて、あっ」
「思ったよりは狭くなっていないですね」
「あ、はあっ、ん、んう……ディオンっ、いいでしょ、もう……こんなになってるんだから……っ」
穴の大きさをたしかめるようにディオンが指を曲げるたび、膣壁をえぐるように愛撫され、リリアリアは背を反らして快楽に耐える。
常であればここから散々に焦らされ、正体がなくなるほど乱れさせられることもあるのだが、さすがのディオンも今日ばかりは我慢が効かない。下穿きの前をくつろげさせると、血管の浮いた赤黒い肉棒が勢い良く飛び出す。すでに亀頭の傘張りは充血し、鈴口からは先走りがこぼれ落ちている。思春期のころに戻ったかのような性急ぶりに、ディオンは内心で苦笑した。
男竿を誇示するようにリリアリアの白い腹の上へ乗せれば、彼女の指先がディオンの亀頭に触れた。
「もうこんなになってる……」
「半年もなかったんですから。当然でしょう」
「ん……じゃあいっぱい出していいよ。前みたいにたくさんビュッビュして、わたしの子宮に種付けして?」
「お嬢様がお生まれになって半年しか経っていませんのに、もう孕む気なんですか?」
そうは言いつつも、ディオンの顔には隠しきれない獣欲が浮かんでいた。
「わたしはお母様と違ってたくさん産みたいの。だからディオンにはこれからもたくさん種付けしてもらわないと。……それにわたし、ディオンのおちんぽで犯されるのがすきなの」
淫蕩に笑むリリアリアの顔は、まさしく淫魔そのものであった。これでも普段は閨での乱れぶりなど微塵もうかがわせぬ貞淑な女主人の顔をしているから、ディオンにはたまらない。昼と夜では違う顔に、どうしようもなく劣情を刺激されるのである。
「――わかりました。リリアリアが早く孕むようにたくさん出して差し上げますね」
ディオンの名を呼ぼうとしたリリアリアの声は、彼女自身の媚声に掻き消えてしまった。ディオンの剛直な肉棒が、リリアリアの膣奥にある子宮の入り口まで、ひといきに貫いてしまったからである。そのひと突きだけでリリアリアは絶頂を迎え、彼女の膣肉は雌穴いっぱいに納まった怒張から子種を搾り出そうとわななくように襞をうねらせる。その蠕動による快楽を逃がそうとディオンは腰を揺らす。
「あ……はああぁぁ……すごい……これ、ひさしぶりすぎてっ、ん、もうイっちゃったあ……」
陶酔に目をとろかせてリリアリアはゆらゆらと腰を動かし始める。それに合わせてディオンも腰を打ちつけるようにしてリリアリアの華奢な体を揺さぶった。
雁首がリリアリアの膣襞を割り、肉筒が膣壁をすり上げてリリアリアに甘い快楽をもたらす。リリアリアの雌穴はディオンの肉棒が動くたびに淫蜜をあふれさせ、ぶちゅりぶちゅりと下品な音を立てる。硬く勃起した雄槍はリリアリアを容赦なく責め立てた。
「ああっ、ディオンっ、ディオンっ……!」
ディオンの日に焼けた腕がリリアリアの胸元へ伸びる。大きく開いた寝着の襟首をつかみ、下へと引っ張れば、たっぷりと布地を使ったゆるい衣服から豊満な乳房が弾み出た。ディオンに開発され、すっかり大きくなった乳頭は、硬く勃起して上を向いている。ディオンはそれをためらいなく引っ張った。
「んはあっ?! あっ、ディオンっだめえ……! おっぱいはだめなのおおっ」
眉根を寄せ、リリアリアはいやいやと頭を振る。だがリリアリアの雌穴はディオンの肉棒をいっそう激しく締め上げる。
「だめ、なんですか……っ? ああ、母乳が出てしまいましたねっ?」
ディオンがリリアリアの双つの柔肉を揉みしだけば、乳頭から白い液体がにじみ出る。ディオンがそれを舐め取れば、リリアリアの体がわなないた。
「も、もおっ……ばかあ……舐めないでよお……」
「もったいないじゃないですか?」
ぺろりと舌でも出しそうな様子でディオンはあっけらかんと言ってのける。快楽に色づいていたリリアリアの肌は、羞恥のためにいっそう朱に染まった。
ディオンはリリアリアの腰を抱え、その柔尻をつかむ。そうしていっそう激しく肉棒を突き入れ、リリアリアの膣穴を蹂躙した。ディオンから与えられる快楽に翻弄され、リリアリアはなされるがままだ。ディオンのピストンに合わせて人形のように体は揺さぶられ、豊満な乳房は不釣合いな華奢な体の上で揺れ動く。
平行してディオンからも余裕が失われていく。呼吸は浅く速くなり、獣のような獰猛な吐息がその口から漏れ出る。浮き出た汗はリリアリアの体に落ちて、その体液と混ざり合った。
執拗に膣奥へと亀頭を突き入れる。肉棒が目指すのは子宮の入り口だ。それは個人の意思によるものではなく、本能の動きだった。目の前にいる雌を孕ませたいという雄の本能がそうさせるのだ。
同時にリリアリアの雌穴も膣襞を肉竿に吸い付かせて、最奥へと誘うように蠕動する。リリアリアの体がディオンの子種を求め、雌肉を使ってディオンの肉棒をしごく。リリアリアのそれもまた自然の摂理によるものだ。雄に組み敷かれ、生殖のための運動を繰り返す。
ディオンの玉袋はずしりと重くなり、そこから亀頭にある鈴口へと向け、肉竿の中を熱い奔流が駆け上がってくる。張り出たカリがリリアリアの膣肉をかきわける。肉棒の先端を雌穴の最奥にある子宮口へと突き入れる。リリアリアの媚肉は膣穴で奔放にふるまうディオンの肉棒に悦び、絶えず淫蜜を垂れ流し、入り口はかすかに泡立っていた。
「あ、あーっ、あーっ! も、もうむりっ! むりぃぃっ」
先に絶頂を迎えたのはリリアリアだった。背をいっぱいに仰け反らせ、口と目をいっぱいに開かせる。その喉からは高い嬌声が上がり、次いで足の先をぴんと張らせたまま、下半身をがくがくと痙攣させた。
ディオンはその体が逃げぬよう、しっかりとつかんだまま、ぎりぎりまで肉棒を引き抜くと、今度はひといきに奥まで突き上げた。法悦を極めたリリアリアの肉体は、子種を求めて全身をわななかせる。ディオンに種付け液を吐かせようと、膣襞は淫らにうねり、いやらしく吸いついて射精を促した。しゃぶりつくような肉竿への愛撫に、ディオンはとうとう限界を迎える。
「うぐっ、くうっ……リリアリアっ、出しますよっ」
「あううっ、あっ、ああっ! だしてえっ、だしてはらませてえっ」
絶頂を迎えた敏感な肉体を散々蹂躙されたリリアリアは、ディオンの言葉に脊髄反射で返していた。快楽で白く塗り潰された頭では、もはや彼に種付けされること以外は考えられないようであった。
鈴口から熱い白濁液がほとばしり、リリアリアの子宮口に降りかかる。リリアリアは淫魔の肉体でディオンの熱い精液を放たれたことを感じ、悦楽に体を震わせた。
ディオンはリリアリアに覆いかぶさるとその唇を二度奪う。ディオンはリリアリアの膣穴から肉棒を抜くことなく、さきほどとは違い性急さのないゆったりとした動きで腰を揺らす。
「んふぅ、ん、ふあ……ディオン、すき……」
「……私も愛しております」
半年振りの営みを楽しんだ結果がどうなったかは――すぐにわかることなのであえては言うまい。
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