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第二章 クラン
第40話 キーリジアの戦士ギルド
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ウルシュラとともにギルドマスターの部屋に入った。
すると、
「あたしはキーリジアの戦士ギルドマスター、アルシノエ・バルトルだ! あんたは?」
姉御肌のギルドマスターは、名乗りながら俺に握手を求めてきた。
戦士ギルド? 冒険者ギルドはここだけじゃないという意味だろうか?
とりあえず握手を返しておく。
「ルカス・アルムグレーン。魔術師で、クランマスターをしてます」
「クラン? あぁ、冒険者ギルドのマスターじゃなくクランかい。なるほど」
アルシノエは、威厳と落ち着きを備えた低い声をしている。
ウルシュラと同じ小麦色の髪だが、ウルシュラよりも長い髪が肩先までかかっている女性だ。
戦士なだけあって筋肉質。それでいながら女性的な美しさも備わっている身体つきをしている。
しかし特に偉ぶるでも無い態度を見せていて、妙に親しみを感じてしまう。
「まぁ、立ち話もなんだ。その辺の椅子にかけなよ!」
アルシノエは近くの椅子に向かって手をかざす。
ウルシュラはもちろん、俺も妙に緊張して立ち尽くしていたが気を遣われたか。
「あ、あぁ、どうも」
「失礼しますです、マスターさま」
「ウルシュラ。ここには誰も入って来ないんだ。いない時くらい、名で呼んでくれないか?」
「そ、そうでした。アルシノエ姉さま」
なるほど。公私混同はきちんとしてるんだな。
どうりで姉という割にはよそよそしく感じたわけか。
もしかしてウルシュラは、実はどこかのお嬢様だったりして。
「あんた……ルカス・アルムグレーンは、クランマスターだったか? どうしてウチに来たのか説明してもらおうか? ウルシュラとパーティーを組んでいる理由も含めてな!」
ウルシュラへは優しそうな目で見ているが、俺に対しては警戒しているな。
彼女が座っている近くの剣立てに大剣が立て掛けられているし、怒らせるとやばそうだ。
「理由はただ一つ、ギルドにいる屈強な戦士をお借りしたいからです!」
「……へぇ? 何故だい?」
「ラトアーニに繋がるソニド洞門。そこが何者かの手によって崩落しました。その岩を取り除いてもらいたいのと、そこで出る魔物を片付けてもらいたいのです」
冴眼で転移するのは出来る。しかしラトアーニ側ではナビナたちが待っているままだ。
転移による移動をするにしても、まずはソニド洞門を開通させる必要がある。
ここが冒険者ギルドではなく、戦士ギルドだったのは予想外。
しかしむしろ戦士だけなら好都合だ。力が強いのは確かだろうし輩でも役に立つ。
「ソニド洞門が崩落? そいつは穏やかじゃないね。何者かと言ったけど、目星はついているんじゃないのかい?」
不確定だがこっちの人間も関わっているうえ、パーティーで動いているはず。
「アルシノエ姉さま。あの、私の前のパーティーの人たちは覚えていますか?」
「――忘れもしないさ! ウルシュラを追い出し、力を求めて帝国なんぞに顔を売りに行った連中は! あんな連中を所属させていたことに腹が立つよ!!」
「え? じゃあ、ここを戦士ギルドに変えたのは私のことがあってから?」
「完全じゃないが、キーリジアは戦士が多いからね。半端な冒険者ギルドにするよりも、戦士ギルドにした方がいいと思ったのさ!」
帝国に顔を売りに行った冒険者パーティーがウルシュラを追い出した?
じゃあやはり、聖女に関わっているのはそいつらか。
「でも、そのおかげでルカスさんとお知り合いになりました。ですので、今はそのことはもう気にもしていないです」
「……助けられてパーティーを組んだわけかい。ふふん、惚れてるね? ウルシュラ」
「そ、そそそそ……そんなことは~」
ウルシュラが顔を真っ赤にしてうつむいている。
俺に好意を持ってくれてたのは意外だな。そんな気はあまりなかったのに。
「それで、話の続きだけど、ルカス・アルムグレーン。あんたの実力は?」
「俺のことはルカス……で構いません。実力というと魔術師としての意味ですか?」
冴眼の力なら俺の基本的な力が非力でも、戦士に負けることは無い。
だが能力を使わずに腕試しをするとなると、正直勝てる気がしないし挑むのは無謀だ。
「ああ、そのとおりだ。ウチじゃ、何かを頼むにしても実力を確かめさせてもらっている! 下にいる連中は荒々しい奴らばかりだが、腕はある。ウルシュラに絡んだ奴らは後でこらしめるとして……あたしと勝負をしてもらうよ!」
そう簡単に行かないと思っていた。
だけどまさか力比べをすることになるとは、やはり戦士の血が騒ぐ感じなんだろうか。
「能力を使ってもいいなら、勝負します」
「ルカスならそう言うだろうと思っていたよ!」
ウルシュラの姉と戦わないと終わりそうにないな。
「もちろんあんたの実力はその目も含めてのことだろうから、遠慮なく発揮してもらって構わない。ちょうどもうすぐ来る頃だし、外へ出てもらうよ!」
「ええ? 姉さま。もしかしてルカスさんとの勝負にアレを?」
「ああ。今日がその日さ。ちょうどいいだろう?」
一体何の話だろう。ウルシュラも知っているみたいだけど。
「えーと? 何の勝負を?」
「ルカス。今すぐ外に出な! 万が一の為にウチのモンを控えさせておくから、遠慮はいらないぞ!」
「外というと町の外ですか?」
「つべこべ言わずにさっさと行け!! あたしは野郎どもに話を通しておく! お前はウルシュラにでも話を聞いておくことだ」
有無を言わさず部屋を追い出されてしまった。
よく分からないけど、外ということは魔物退治で勝負するのだろうか。
「ルカスさんならきっと何も心配は無いと思いますけど、姉さまもすごいので頑張ってください」
「……何の勝負?」
「この町、キーリジアは周期的になんですけど、魔物が襲って来まして。それを討伐する役目があるからこそギルドの存在が大きいんです」
「えっ!? 魔物が?」
すると、
「あたしはキーリジアの戦士ギルドマスター、アルシノエ・バルトルだ! あんたは?」
姉御肌のギルドマスターは、名乗りながら俺に握手を求めてきた。
戦士ギルド? 冒険者ギルドはここだけじゃないという意味だろうか?
とりあえず握手を返しておく。
「ルカス・アルムグレーン。魔術師で、クランマスターをしてます」
「クラン? あぁ、冒険者ギルドのマスターじゃなくクランかい。なるほど」
アルシノエは、威厳と落ち着きを備えた低い声をしている。
ウルシュラと同じ小麦色の髪だが、ウルシュラよりも長い髪が肩先までかかっている女性だ。
戦士なだけあって筋肉質。それでいながら女性的な美しさも備わっている身体つきをしている。
しかし特に偉ぶるでも無い態度を見せていて、妙に親しみを感じてしまう。
「まぁ、立ち話もなんだ。その辺の椅子にかけなよ!」
アルシノエは近くの椅子に向かって手をかざす。
ウルシュラはもちろん、俺も妙に緊張して立ち尽くしていたが気を遣われたか。
「あ、あぁ、どうも」
「失礼しますです、マスターさま」
「ウルシュラ。ここには誰も入って来ないんだ。いない時くらい、名で呼んでくれないか?」
「そ、そうでした。アルシノエ姉さま」
なるほど。公私混同はきちんとしてるんだな。
どうりで姉という割にはよそよそしく感じたわけか。
もしかしてウルシュラは、実はどこかのお嬢様だったりして。
「あんた……ルカス・アルムグレーンは、クランマスターだったか? どうしてウチに来たのか説明してもらおうか? ウルシュラとパーティーを組んでいる理由も含めてな!」
ウルシュラへは優しそうな目で見ているが、俺に対しては警戒しているな。
彼女が座っている近くの剣立てに大剣が立て掛けられているし、怒らせるとやばそうだ。
「理由はただ一つ、ギルドにいる屈強な戦士をお借りしたいからです!」
「……へぇ? 何故だい?」
「ラトアーニに繋がるソニド洞門。そこが何者かの手によって崩落しました。その岩を取り除いてもらいたいのと、そこで出る魔物を片付けてもらいたいのです」
冴眼で転移するのは出来る。しかしラトアーニ側ではナビナたちが待っているままだ。
転移による移動をするにしても、まずはソニド洞門を開通させる必要がある。
ここが冒険者ギルドではなく、戦士ギルドだったのは予想外。
しかしむしろ戦士だけなら好都合だ。力が強いのは確かだろうし輩でも役に立つ。
「ソニド洞門が崩落? そいつは穏やかじゃないね。何者かと言ったけど、目星はついているんじゃないのかい?」
不確定だがこっちの人間も関わっているうえ、パーティーで動いているはず。
「アルシノエ姉さま。あの、私の前のパーティーの人たちは覚えていますか?」
「――忘れもしないさ! ウルシュラを追い出し、力を求めて帝国なんぞに顔を売りに行った連中は! あんな連中を所属させていたことに腹が立つよ!!」
「え? じゃあ、ここを戦士ギルドに変えたのは私のことがあってから?」
「完全じゃないが、キーリジアは戦士が多いからね。半端な冒険者ギルドにするよりも、戦士ギルドにした方がいいと思ったのさ!」
帝国に顔を売りに行った冒険者パーティーがウルシュラを追い出した?
じゃあやはり、聖女に関わっているのはそいつらか。
「でも、そのおかげでルカスさんとお知り合いになりました。ですので、今はそのことはもう気にもしていないです」
「……助けられてパーティーを組んだわけかい。ふふん、惚れてるね? ウルシュラ」
「そ、そそそそ……そんなことは~」
ウルシュラが顔を真っ赤にしてうつむいている。
俺に好意を持ってくれてたのは意外だな。そんな気はあまりなかったのに。
「それで、話の続きだけど、ルカス・アルムグレーン。あんたの実力は?」
「俺のことはルカス……で構いません。実力というと魔術師としての意味ですか?」
冴眼の力なら俺の基本的な力が非力でも、戦士に負けることは無い。
だが能力を使わずに腕試しをするとなると、正直勝てる気がしないし挑むのは無謀だ。
「ああ、そのとおりだ。ウチじゃ、何かを頼むにしても実力を確かめさせてもらっている! 下にいる連中は荒々しい奴らばかりだが、腕はある。ウルシュラに絡んだ奴らは後でこらしめるとして……あたしと勝負をしてもらうよ!」
そう簡単に行かないと思っていた。
だけどまさか力比べをすることになるとは、やはり戦士の血が騒ぐ感じなんだろうか。
「能力を使ってもいいなら、勝負します」
「ルカスならそう言うだろうと思っていたよ!」
ウルシュラの姉と戦わないと終わりそうにないな。
「もちろんあんたの実力はその目も含めてのことだろうから、遠慮なく発揮してもらって構わない。ちょうどもうすぐ来る頃だし、外へ出てもらうよ!」
「ええ? 姉さま。もしかしてルカスさんとの勝負にアレを?」
「ああ。今日がその日さ。ちょうどいいだろう?」
一体何の話だろう。ウルシュラも知っているみたいだけど。
「えーと? 何の勝負を?」
「ルカス。今すぐ外に出な! 万が一の為にウチのモンを控えさせておくから、遠慮はいらないぞ!」
「外というと町の外ですか?」
「つべこべ言わずにさっさと行け!! あたしは野郎どもに話を通しておく! お前はウルシュラにでも話を聞いておくことだ」
有無を言わさず部屋を追い出されてしまった。
よく分からないけど、外ということは魔物退治で勝負するのだろうか。
「ルカスさんならきっと何も心配は無いと思いますけど、姉さまもすごいので頑張ってください」
「……何の勝負?」
「この町、キーリジアは周期的になんですけど、魔物が襲って来まして。それを討伐する役目があるからこそギルドの存在が大きいんです」
「えっ!? 魔物が?」
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