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番外編
チャイルド・プレイ 8
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さっきまでこの場にいるのをさも嫌そうにして、早く帰りたいと言わんばかりだったレニ様が突然浮かべた年相応の笑顔と私に見せる気安い態度に周りの反応は様々だ。
ようやく殿下が関心を持つ少女が現れたのかと期待の目を向ける侍従さん達や、笑顔を見せたレニ様に見惚れている子たち、それからこれは主にあのピンクブロンドの子たちのグループだけど・・・まるで親の仇のような顔で私を見つめている子たち。
そんな色んな思惑が絡んだ視線に注目されて、元から目立つのがイヤな私は落ち着かない。
だけどレニ様はそんな視線をものともせずに、平然として私に接している。さすが、小さい頃から注目されるのに慣れている王子様だ。そういえばリオン様もそんなところがある。
「お前みたいなチビの足を踏むなんて酷いヤツもいるもんだ。だからこんな集まりはイヤなんだ。そもそもお前みたいなチビまで集めてくるなんていうのもどうかしているし、こんなチビに意地悪をするような奴らの中から誰か選べって言うのもおかしいだろ。」
ぶつぶつと文句を言いながらレニ様はそっと私の頭を撫でた。
レニ様に頭を撫でられるのは初めてだ。きょとんとして見上げれば、
叔父上みたいに一度こうしてユーリの頭も撫でてみたかったな、とほのかに頬を染めて呟いたのが聞こえた。
私がその本人だとは思わず、よく似た幼児を撫でて満足した結果思わず出た独り言らしい。
なんだか知らないけど尊敬していて大好きな叔父のリオン様と同じような事をして嬉しそうなのは結構だけど、撫でながら何度もチビって言うとはどんだけ人のことをチビ扱いしてるのか。
独り言の中で三回も人のことをチビって言った。
人のことを簡単にチビって言うなって前にも注意したのに忘れてるのかな?まさかフレイヤちゃんにもそんな失礼なこと言ってないよね?
これは教育的指導が必要だ。
「ひとのこと、チビってゆうのはめっ!でしょ。ほかの人にもきらわれるでしゅよ‼︎」
確か前もこんな風に注意した気がすると思いながらそう言ったら、まるで猫の子に触れるみたいにそろそろとまだ私の頭を撫でていた手がピタリと止まる。
近くではあのピンクブロンドの子が、「殿下になんて失礼な口をきくの⁉︎」と怒っている声がした。
だけどレニ様はそんな私の言葉に怒るでもなく・・・むしろさっきよりも頬を染めて
「なっ・・・!だからお前、なんでそうユーリみたいな物の言い方をするんだ・・・⁉︎」
と言っている。お、どうやら前に私が注意したことは忘れていなかったらしい。
猫耳とか顔とかユーリに似てるのに、言ってることまで似てるとか・・・!と赤くなりながら文句を言っていたレニ様だったけど、ふとそこで何かに気付いたかのようにじっと私の首元を見つめてきた。
「レニしゃま?」
一体どうしたのかと小首を傾げる。
私達の近くであのピンクブロンドの子が
「お名前を呼ぶ許しなんて出ていないでしょう⁉︎殿下ってお呼びしなさいよ‼︎」
とまた怒っている。だけどそんな声を無視してレニ様はなおも食い入るように私の首元を見つめたままだ。
しかもさらに段々と頬を赤く染めながら、
「お前・・・その叔父上の魔力を感じる魔石のネックレスに、魔導士団長の魔力がべったり張り付いた特徴のある鈴型の結界石・・・!それを身に付けられるのはこの国でユーリだけだぞ⁉︎」
お前、一体誰なんだ?と指摘された。
あ、そっか。ノイエ領の最上級の魔石から作られた結界石・・・それもシグウェルさんが作った物なんてのを身に付けているのは私くらいなものだ。
それにリオン様からプレゼントされたネックレスも、元々はリオン様が大声殿下の即位を記念してシグウェルさんに取りに行かせた魔石から作られている。
それは確か大声殿下には指輪にして贈り、私にはネックレス、リオン様はピアスにした。
だから私達とも関係が深いレニ様も当然見覚えがあるはずだ。思わぬところから謎の三歳児が私だとバレてしまった。
「あ、あのね・・・」
こそこそとレニ様の耳元で囁く。
「わたし、ユーリでしゅよ。ルーしゃんの魔法で小しゃいの。」
「はぁ⁉︎」
レニ様が大声殿下ばりの大声を上げた。うるさい。
「ていうかルーしゃん?誰だそれ!魔導士の誰かの嫌がらせか⁉︎」
ネックレスや結界石のおかげか、意外とすんなりレニ様は目の前の幼児が私だと信じてくれた。
「ルーしゃんは、シ、シギュリューしゃん!これくれた人‼︎」
私の短い舌ではやっぱりうまくシグウェルさんの名前を呼べない。舌を噛みそうになりながら鈴の形をした首元の結界石を指差す。
「魔導士団長のことか⁉︎あいつ、本当に厄介なことしかしないな・・・‼︎」
こちらもすんなりとシグウェルさんの薬のせいだと分かってくれて、騎士団の人達と同じようなことを言われた。
理解が早くて納得してくれるのも早いのは助かるけど、それは多分シグウェルさんの日頃の行いが悪いせいだ。
「どおりでユーリにそっくりだと思った。チビ・・・じゃなくて小さくてもちゃんと元の面影があるんだな。」
まだ膝をついて目線を合わせたまま、改めてまじまじと私を見つめてそう言ったレニ様は、最後にふいと視線を外して恥ずかしそうに
「その猫耳の髪型とかドレスとか・・・よく似合ってる。か、かわいいと思う・・・」
そう言ってくれた。あれっ?女子を褒めるとかレニ様、ちょっと成長したかも。
いい傾向だと喜んで、
「ありがとーごじゃいましゅ‼︎」
にっこり笑ってお礼を言えば
「べ、別に!お前を褒めたんじゃなくて髪とドレスがいいって言っただけだし!」
とツンツンされた。惜しいなあ、そこで照れて憎まれ口を言うあたりがまだ今一歩リオン様に及ばない。
これがリオン様なら「今度僕にもドレスを贈らせてね。もっと可愛くしてあげる。」くらいは言ってくる。
「レニしゃま、もっとリオンしゃま見習うでしゅ・・・」
「は?意味が分からない」
やれやれと首を振った私にレニ様が文句を言う。
そのやり取りはあくまでも私達二人にしか会話の中身が聞こえないようになっていたので、周りからは単純に楽しく打ち解けて話していたように見えていたらしい。
侍従さんの一人が
「殿下、いつまでもそのように地面に座り込んでおらずに席につかれてはどうですか。会場も整えましたので・・・」
と改めてテーブルについて会話を楽しむようにと勧めてきた。
するとそれに便乗してあのピンクブロンドの子も、
「ぜひこちらに。紅茶も新しく淹れ直しておりますし!」
とレニ様へ話しかけて礼を取る。
だけどレニ様は、ドレスをつまんで頭を下げているピンクブロンドの子やその取り巻き達をあの青い瞳でジロリと見た。
「どこの誰がこんなに幼い少女の足を踏むような意地の悪いことをしたのかはあえて問わないが、そのような事をする者がいる場で楽しく茶を飲めるか。ましてやそんな心の貧しい者も混じっている中から誰かを選ぶ?不快だ、俺を馬鹿にするな。」
誰が私に意地悪をしたのかは問わないと言いつつも、レニ様はあのピンクブロンドの子たちに向かってそんな話をしている辺り、犯人はちゃんと分かっていそうだ。
傲岸不遜な偉そうな物言いはわざとその子達を威圧しているみたいだった。
頭を下げたままのピンクブロンドの子の肩がびくりと震えたので、どうやら自分がレニ様に睨まれたのを感じ取ったらしい。
レニ様はそのままふいと私に視線を向けると、
「行こう。いつまでもここにいる必要はない、俺が送る。一人で来たのか?エルは一緒じゃないのか?」
そう言って手を引いてくれた。するとそれを見たレニ様の侍従さんが、
「殿下自らエスコートして王宮へ案内を・・・⁉︎す、すぐにイリヤ陛下へこの吉報を・・・!」
と感激している。これはあれだ、なんかシグウェルさんが私を初めて王都の館へ案内してくれた時のセディさんみたいだ。
いやいや、これでレニ様の婚約者候補だって大声殿下に報告されても困るから!
このままレニ様について行ったらなんか変な噂になるんでは、と躊躇して立ち止まったらレニ様が誤解して
「どうした?まさか踏まれた足が痛んで歩けないのか?それなら俺がレジナスみたいにお前をだ、抱っこして運んでも・・・」
と恥ずかしそうにしながらも縦抱っこ移動を提案してきた。
そんなまさか、いくら体格がいいからって小学校高学年くらいの年端もいかない少年・・・しかも王子様に私を抱っこさせて歩かせるなんて申し訳なさ過ぎる。
「しょれはちょっと・・・」
「遠慮しなくてもいい。お前程度持ち上げて歩いたって大変でもなんでもないし!」
うっすらと紅潮した頬でそう言ってレニ様は私を抱き上げてくれようとして両手を差し出してきた。
その時だ。
「うーん、ごめんねレニ。それは僕の役目かなぁ。」
ふいにリオン様の声がした。そしてその声のした方を見れば、にこやかにふんわりと微笑んだリオン様が後ろにレジナスさんを従えて立っていたのだった。
ようやく殿下が関心を持つ少女が現れたのかと期待の目を向ける侍従さん達や、笑顔を見せたレニ様に見惚れている子たち、それからこれは主にあのピンクブロンドの子たちのグループだけど・・・まるで親の仇のような顔で私を見つめている子たち。
そんな色んな思惑が絡んだ視線に注目されて、元から目立つのがイヤな私は落ち着かない。
だけどレニ様はそんな視線をものともせずに、平然として私に接している。さすが、小さい頃から注目されるのに慣れている王子様だ。そういえばリオン様もそんなところがある。
「お前みたいなチビの足を踏むなんて酷いヤツもいるもんだ。だからこんな集まりはイヤなんだ。そもそもお前みたいなチビまで集めてくるなんていうのもどうかしているし、こんなチビに意地悪をするような奴らの中から誰か選べって言うのもおかしいだろ。」
ぶつぶつと文句を言いながらレニ様はそっと私の頭を撫でた。
レニ様に頭を撫でられるのは初めてだ。きょとんとして見上げれば、
叔父上みたいに一度こうしてユーリの頭も撫でてみたかったな、とほのかに頬を染めて呟いたのが聞こえた。
私がその本人だとは思わず、よく似た幼児を撫でて満足した結果思わず出た独り言らしい。
なんだか知らないけど尊敬していて大好きな叔父のリオン様と同じような事をして嬉しそうなのは結構だけど、撫でながら何度もチビって言うとはどんだけ人のことをチビ扱いしてるのか。
独り言の中で三回も人のことをチビって言った。
人のことを簡単にチビって言うなって前にも注意したのに忘れてるのかな?まさかフレイヤちゃんにもそんな失礼なこと言ってないよね?
これは教育的指導が必要だ。
「ひとのこと、チビってゆうのはめっ!でしょ。ほかの人にもきらわれるでしゅよ‼︎」
確か前もこんな風に注意した気がすると思いながらそう言ったら、まるで猫の子に触れるみたいにそろそろとまだ私の頭を撫でていた手がピタリと止まる。
近くではあのピンクブロンドの子が、「殿下になんて失礼な口をきくの⁉︎」と怒っている声がした。
だけどレニ様はそんな私の言葉に怒るでもなく・・・むしろさっきよりも頬を染めて
「なっ・・・!だからお前、なんでそうユーリみたいな物の言い方をするんだ・・・⁉︎」
と言っている。お、どうやら前に私が注意したことは忘れていなかったらしい。
猫耳とか顔とかユーリに似てるのに、言ってることまで似てるとか・・・!と赤くなりながら文句を言っていたレニ様だったけど、ふとそこで何かに気付いたかのようにじっと私の首元を見つめてきた。
「レニしゃま?」
一体どうしたのかと小首を傾げる。
私達の近くであのピンクブロンドの子が
「お名前を呼ぶ許しなんて出ていないでしょう⁉︎殿下ってお呼びしなさいよ‼︎」
とまた怒っている。だけどそんな声を無視してレニ様はなおも食い入るように私の首元を見つめたままだ。
しかもさらに段々と頬を赤く染めながら、
「お前・・・その叔父上の魔力を感じる魔石のネックレスに、魔導士団長の魔力がべったり張り付いた特徴のある鈴型の結界石・・・!それを身に付けられるのはこの国でユーリだけだぞ⁉︎」
お前、一体誰なんだ?と指摘された。
あ、そっか。ノイエ領の最上級の魔石から作られた結界石・・・それもシグウェルさんが作った物なんてのを身に付けているのは私くらいなものだ。
それにリオン様からプレゼントされたネックレスも、元々はリオン様が大声殿下の即位を記念してシグウェルさんに取りに行かせた魔石から作られている。
それは確か大声殿下には指輪にして贈り、私にはネックレス、リオン様はピアスにした。
だから私達とも関係が深いレニ様も当然見覚えがあるはずだ。思わぬところから謎の三歳児が私だとバレてしまった。
「あ、あのね・・・」
こそこそとレニ様の耳元で囁く。
「わたし、ユーリでしゅよ。ルーしゃんの魔法で小しゃいの。」
「はぁ⁉︎」
レニ様が大声殿下ばりの大声を上げた。うるさい。
「ていうかルーしゃん?誰だそれ!魔導士の誰かの嫌がらせか⁉︎」
ネックレスや結界石のおかげか、意外とすんなりレニ様は目の前の幼児が私だと信じてくれた。
「ルーしゃんは、シ、シギュリューしゃん!これくれた人‼︎」
私の短い舌ではやっぱりうまくシグウェルさんの名前を呼べない。舌を噛みそうになりながら鈴の形をした首元の結界石を指差す。
「魔導士団長のことか⁉︎あいつ、本当に厄介なことしかしないな・・・‼︎」
こちらもすんなりとシグウェルさんの薬のせいだと分かってくれて、騎士団の人達と同じようなことを言われた。
理解が早くて納得してくれるのも早いのは助かるけど、それは多分シグウェルさんの日頃の行いが悪いせいだ。
「どおりでユーリにそっくりだと思った。チビ・・・じゃなくて小さくてもちゃんと元の面影があるんだな。」
まだ膝をついて目線を合わせたまま、改めてまじまじと私を見つめてそう言ったレニ様は、最後にふいと視線を外して恥ずかしそうに
「その猫耳の髪型とかドレスとか・・・よく似合ってる。か、かわいいと思う・・・」
そう言ってくれた。あれっ?女子を褒めるとかレニ様、ちょっと成長したかも。
いい傾向だと喜んで、
「ありがとーごじゃいましゅ‼︎」
にっこり笑ってお礼を言えば
「べ、別に!お前を褒めたんじゃなくて髪とドレスがいいって言っただけだし!」
とツンツンされた。惜しいなあ、そこで照れて憎まれ口を言うあたりがまだ今一歩リオン様に及ばない。
これがリオン様なら「今度僕にもドレスを贈らせてね。もっと可愛くしてあげる。」くらいは言ってくる。
「レニしゃま、もっとリオンしゃま見習うでしゅ・・・」
「は?意味が分からない」
やれやれと首を振った私にレニ様が文句を言う。
そのやり取りはあくまでも私達二人にしか会話の中身が聞こえないようになっていたので、周りからは単純に楽しく打ち解けて話していたように見えていたらしい。
侍従さんの一人が
「殿下、いつまでもそのように地面に座り込んでおらずに席につかれてはどうですか。会場も整えましたので・・・」
と改めてテーブルについて会話を楽しむようにと勧めてきた。
するとそれに便乗してあのピンクブロンドの子も、
「ぜひこちらに。紅茶も新しく淹れ直しておりますし!」
とレニ様へ話しかけて礼を取る。
だけどレニ様は、ドレスをつまんで頭を下げているピンクブロンドの子やその取り巻き達をあの青い瞳でジロリと見た。
「どこの誰がこんなに幼い少女の足を踏むような意地の悪いことをしたのかはあえて問わないが、そのような事をする者がいる場で楽しく茶を飲めるか。ましてやそんな心の貧しい者も混じっている中から誰かを選ぶ?不快だ、俺を馬鹿にするな。」
誰が私に意地悪をしたのかは問わないと言いつつも、レニ様はあのピンクブロンドの子たちに向かってそんな話をしている辺り、犯人はちゃんと分かっていそうだ。
傲岸不遜な偉そうな物言いはわざとその子達を威圧しているみたいだった。
頭を下げたままのピンクブロンドの子の肩がびくりと震えたので、どうやら自分がレニ様に睨まれたのを感じ取ったらしい。
レニ様はそのままふいと私に視線を向けると、
「行こう。いつまでもここにいる必要はない、俺が送る。一人で来たのか?エルは一緒じゃないのか?」
そう言って手を引いてくれた。するとそれを見たレニ様の侍従さんが、
「殿下自らエスコートして王宮へ案内を・・・⁉︎す、すぐにイリヤ陛下へこの吉報を・・・!」
と感激している。これはあれだ、なんかシグウェルさんが私を初めて王都の館へ案内してくれた時のセディさんみたいだ。
いやいや、これでレニ様の婚約者候補だって大声殿下に報告されても困るから!
このままレニ様について行ったらなんか変な噂になるんでは、と躊躇して立ち止まったらレニ様が誤解して
「どうした?まさか踏まれた足が痛んで歩けないのか?それなら俺がレジナスみたいにお前をだ、抱っこして運んでも・・・」
と恥ずかしそうにしながらも縦抱っこ移動を提案してきた。
そんなまさか、いくら体格がいいからって小学校高学年くらいの年端もいかない少年・・・しかも王子様に私を抱っこさせて歩かせるなんて申し訳なさ過ぎる。
「しょれはちょっと・・・」
「遠慮しなくてもいい。お前程度持ち上げて歩いたって大変でもなんでもないし!」
うっすらと紅潮した頬でそう言ってレニ様は私を抱き上げてくれようとして両手を差し出してきた。
その時だ。
「うーん、ごめんねレニ。それは僕の役目かなぁ。」
ふいにリオン様の声がした。そしてその声のした方を見れば、にこやかにふんわりと微笑んだリオン様が後ろにレジナスさんを従えて立っていたのだった。
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