覇道の神殺しーアルカディアー

東 将國

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第2章 神々の運命

第25話 勢力の代表

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 戦闘訓練を終えた優香と海乃は、汗を流し汚れた服を着替えてから食事をする大部屋へ向かった。

「今日の夕飯はなんだろう?イデトレアの食べ物は美味しいものばかりだから楽しみだなー」
「優香は食べるのが好きなんだな」
「うん!美味しいもの食べていると幸せな気持ちになるもん」
「そうかそうか……太るぞ?」
「うっ……そ、そんなことないよ!最近は戦ったりして痩せてきてるし!」

 優香はここ最近戦い続きだった。水鳥院での海乃と恵美との戦いに始まり、空実との決闘、海乃と何度か戦闘訓練も行なっていた。それはただの運動よりも圧倒的に体を動かす。相当な体力の消耗とともに体重が落ちるのも当然と言えた。

「ハッハッハッ!だからって食べすぎるなよ?太ったら神斗に嫌われるかもな……」
「そ、それだけはなんとしても避けなきゃ……」

 この日の戦闘訓練によって二人は、冗談を言い合えるほど打ち解けたようだった。
 優香と海乃は食事を楽しみにしつつも体重増加という恐怖の板挟みになりながら、大広間の扉を開いた。そこには大きな長机があり、既に豪華な食事が所狭しと並べられていた。

「おおー!今日も美味しそうー!」
「ああ、そうだな!……ん?」
「どうかしたの海乃?」

 豪華な料理を前に目を輝かせていた二人だったが、海乃はあることに気がついた。

「遅かったな二人とも。みんな待っていたぞ?」
「海乃との戦闘訓練、さぞかし疲れただろう優香よ。今日も美味い飯ばかりだ!たんと食え!」
「戦いばかりじゃなくて、勉強もしなさいよ?」
「お腹ペコペコデース……」
「姉御と訓練……羨ましいッ!」
「お腹空いたぞ!!早く食べさせろ!」
「もう少し待ってくださいクローム。おうさまがみんな揃うまで待つって言ったじゃないですか」

 ケインや千里、カレンも含め、イデトレアの幹部たちが勢揃いしていた。
 通常食事の際に幹部が揃うのは朝食の時だけ。昼食や夕食はその場に集まれるものは出来るだけこの大広間で食事をするが、ここまで揃うことは稀だった。これだけの人数が集まるには、朝食の時のように意図的に集まるしかないのだ。

「なぜ皆集まっているんだ?特に集まるとは聞いていないが……偶然とも思えんし」
「ああ、そのことなんだがな、二人が訓練に出てから色々あって、緊急で集めさせてもらった。話し合いたい事案があるんだ」

 一番奥に座っていた神斗が立ち上がり、海乃の質問に答えた。

「ほう?明日の朝ではダメなのか?」
「明日は早くからシャルルとケインが任務でいないんだ」
「つまり出来るだけ早く話し合いたいほど重要な事案ということか。で?なんなのだその事案とは」
「まあとにかく座れ。戦闘訓練を終えて疲れているだろう?食事をしながらで構わん」

 優香と海乃は神斗に促されるまま、食事の席についた。

「じゃあ本題に入る前に、どうだ?海乃との訓練は」
「うん、すごく充実した訓練ができてるよ。海乃もすごくわかりやすく教えてくれるし」
「ほう!海乃を呼び捨てにするようになったか!それほど仲が良くなっとるとは、若いってのはいいのうー」

 マーゼラはグラスに入った酒を煽りながら、優香の発言から二人の関係の発展を感じた。

「マーゼラの爺さんもまだまだ現役だぜ?俺も便乗して呼び捨てにしちゃおっかなー」
「殺すぞ、女たらし野郎」
「ヘラクレス、こんな奴に構うな。それにこいつは一応財務総長だ。上司に対してその物言いは改めろ」
「す、すんません姉御」
「い、一応って……そういえば神斗、あの取引上手くいったぜ」
「そうか、良くやってくれたケイン」

 幹部たちは机の上に並べられた料理に手を出しながら談笑を始めた。これはいつもの光景で、笑い話をしたり、時には反発や喧嘩をしながら楽しく食事をとっていた。
 しかしそんな楽しそうな場だが、時々幹部や王である神斗の口からとても大切な話や重要な報告が世間話をするかの如く発せられていた。そのため神斗と幹部たちは楽しく食事をしながらもしっかりと話を聞くようにしていた。
 これにはまだ優香は慣れておらず、楽しく食事をすることよりも会話を聞き漏らさないように集中しなければならなかった。

「よくこんな奴の訓練なんか受けられるわね。どーせ擬音語ばかりの馬鹿丸出しな説明なんでしょう?」
「何か言ったか貧弱娘?お前の方こそ理論やら知識ばかり重視して教えているんだろう?そんなもの知らずとも生きていけるんだよ」
「はぁ?何言ってんの脳筋?知識がなきゃ根本的なこともできないのよ?それに優香さんは頭も良いし、飲み込みも早い。彼女の持つ力を考えれば、戦闘よりも知識を活かした存在になるべきよ」
「お前の方こそ自慢のおつむがおかしくなったんじゃないか?神殺しとして戦闘力をつけるのは当たり前だ。こいつは勘が鋭いし、覚えも早い。優香の持つ強大な力は戦闘に身を投じてこそ本領を発揮するんだ。それに優香は……わ、私の友になってくれた!お前にはやらん!」
「なっ!と、友達ですって!?……ぐっ、だ、だからって……」

 海乃と空実、いつもの口喧嘩が始まった。
 優香は海乃の戦闘訓練を受けると共に、空実から勉強を教えてもらっていた。優香はまだこの世界に来てから日が浅く、知らないことだらけだった。そのため、イデトレアや神界の歴史、他神話についてなど、戦闘では知ることのできない知識を頭の良い空実に教わっているのだ。

「ま、まぁまぁ二人とも落ち着いて。それに海乃も空実さんも、すごくわかりやすく教えてくれてるよ?」
「そ、そうか?」
「ま、まぁ私なら当然よ!頭良いもん!」

 優香に褒められた二人は少しだけ頬を赤らめ、それを誤魔化すように料理を口に運んだ。

「空実は難しいこともわかりやすく説明することができるからな、俺も助けられてる。海乃も戦いに関してはかなり助かってる。俺の戦闘訓練の相手になるのは海乃かカレンかマーゼラぐらいだからな」
「か、神斗まで褒めないでよ!」
「べ、別に照れてなんかいないぞ!そんなことよりもほら、そろそろ本題を話してくれ!」
「そうそう!さっさと本題に入りましょ!」
「はは、わかったわかった」

 優香に褒められ、神斗にまで褒められた二人は耳まで真っ赤になり、どうやっても誤魔化す事が出来ないほど照れている様子だった。
 すると周りで楽しく談笑しながら食事をしていた幹部たちは、自然と口と手を止め、王の話を聞く姿勢をとった。

「緊急で話し合いたい事案なんだがな、もうすぐ行われる神王会議についてなんだ」
「む、そうか、もうそんな時期か」
「神王会議?」
「その会議はな、この神界で最も重要で大事な会議だ。数ある神話体系の中でも主要な神話体系で行うもので、それぞれの主神クラスが出席する。人間界でいう首脳会議のようなものだ」

 主要な神話体系が集まる会議となれば、この神界にとって最重要なものになる。幹部を緊急に集めるには十分な事案だった。

「その会議では神話間の盟約や条約を確認したり、新たな決まりを作ったりもするんじゃ。一昔前は争っている神話体系同士でのいざこざが多発しておったが、今はだいぶ落ち着きこの神界の平和に関して話し合うのだ」
「神王会議での話し合いが上手くいかず、勢力間の仲が悪くなって戦争に発展したなんて事例もあるわ。平和のための会議ではあるけど、一歩間違えれば戦争が起こってしまうわ。中には別の勢力同士で戦争をさせようと暗躍する勢力もいる。だからこそどの勢力も慎重に、穏便に進めようとする大事な会議ってわけ」

 その会議がもし荒れて勢力同士の戦争が起これば、神界全体にまで発展してしまうのだ。
 しかしそれでも、会議に出席するものは勢力を代表する者。自らの勢力にとって有利になるように会議を進めようとする。それぞれの勢力が利益を得ることばかり考えれば、いずれ衝突してしまう場合もある。さらにそれを別勢力同士に起こさせようとする者もいるとなれば、いくら強大な力を持つ神とはいえ慎重に話を進めなければならない。
 別勢力の思惑を察知しつつ、自らの勢力の利益をできるだけ大きくしようと画策する。神界の神々にとってこの会議は、勢力の命運がかかった会議なのだ。

「主要な神話体系で行う会議ってことは、私を襲った……」
「ああ、ロキのいる北欧神話も参加する。北欧神話は神界でも5本の指に入るほどの勢力だからな」
「それで?私たちを集めて話し合いたいことは、神王会議があるってことだけじゃないんだろう?」

 いくら重要な会議とはいえ、わざわざ幹部を緊急で集めて話すほどのことではなかった。会議があるってだけなら直接ではなく、連絡をするだけで良いからだ。
 海乃は会議の開催についてとは別に、話し合うべき事案があると思ったのだ。

「ああ。今回話し合いたいのは、その神王会議に俺と一緒に出席する者を誰にするかって話だ」
「神王会議は勢力の代表とそれを補佐する者が一人付いて行われる。例年は儂か外務総長であるシャルルが神斗と共に行っていたんだが、今回は別の者に行ってもらうことにした」
「マーゼラさんとシャルルさん以外の者と言いますと……」
「私しかおるまい」「私しかいないわね」

 マーゼラは元老院の総監、シャルルはイデトレアの外交面のトップだ。別勢力との会議にこの二人が王である神斗と出席するのは当然といえた。そんなマーゼラとシャルル以外の者が行くとなれば誰がふさわしいのかと千里が思案していると、海乃と空実が同時に名乗りを上げた。

「私は神斗の右腕だぞ?私が行くのは当然だろう!?」
「なに言ってんの!?あんたみたいな戦闘にしか脳がない奴に務まるわけないじゃない!」
「王と共に出席する者は王を護衛する役目もある。お前の方こそ、神々から神斗の身を守れるのか!?」
「昔はその側面が強かったけど、今は違うわ!腕っ節より交渉力や知識で王を支える必要がある。あんたにそれができるの!?」
「くっ……」

 空実の意見はもっともだった。神王会議は平和のための会議。となれば戦闘力よりも他勢力との交渉に必要な知識経験が不可欠だ。その点では軍務総長である海乃よりも、政務総長である空実の方が適していた。

「いや、俺と神王会議に行く者はもう決まっているんだ」
「なに!?だ、誰だ!?」
「も、もちろん私よね!?」

 神斗は王である自分と同伴する者は決まっているという。海乃と空実はそれが自分であることを願った。
 しかし、神斗は思いがけない人物の名を挙げた。

「今回の神王会議は、優香と行こうと思う」

 それは誰もが予想していなかった事だった。海乃でも空実でもなく、他の幹部ですらなかった。
 そんなまさかの出来事に最初に反対したのは、政務総長である空実だった。

「は!?神斗あんたなに言ってるのかわかってんの!?神王会議よ!?そんじょそこらの話し合いとはわけが違う!イデトレアの、神殺しの命運がかかってるのよ!?」
「神斗さん、私もそれはどうかと思いますわ……」
「すまんが俺も反対だ神斗。いくらなんでも、無茶だ」

 まさに猛反対だった。国だけでなく神殺しそのものに関わってくる重大な会議。そんな会議に、力に目覚めたばかりであり最近イデトレアに来た新参者に行かせる。国を支え先導する幹部たちにとってそれは、反対せざるを得ないものだった。
 マーゼラとシャルル、海乃、カレン以外の幹部たちは全員、神斗の発言に対して異を唱えていた。

「これはすでに神斗と儂、シャルルで話し合って決めた事だ。しかし神斗はお前たちの了承を得ないのはおかしいということで、話し合いの場を設けたのだ」
「そうデース!ちゃんと話し合いまシタ!!」

 本来行くはずだった二人は了承済み。しかし優香に行かせることになったとあれば、幹部たちは必ず反対する。神斗はそんな幹部たちをしっかりと納得させるべきと判断したのだ。

「だからって……あ、あんたはどうなのよ海乃」
「……私が行きたいという気持ちはある。だが、優香ならば問題ないとも思う。それに神斗が決めた事だ、私は従おう」
「なっ……それなら、カレンはどうなの!?さっきから黙ってるけど、あんたも反対よね!?」

 カレンはこの緊急の話し合いの中、幹部で唯一発言をしていなかった。幹部ではないヘラクレスやエンジェ、クロームも話し合いに参加していなかったが、幹部であるカレンが何も言わないのは変である。

「神王会議は国と国同士の話し合いです。イデトレア国内の治安を担当する私には関係のない話です。部外者の私が意見するのはおかしい事ですが、幹部としては優香さんが出席するのは無理があると思います」
「あ、相変わらず役目に忠実ね……でもほら、カレンも反対みたいだしやっぱりここは私が……」
「しかし無理があると思う反面、私個人は海乃と同様優香さんなら任せられるとも思います。それになにより、優香さんを選んだのにはしっかりとした理由があるんじゃないですか?神斗」

 カレンは国内の治安を担当する者だ。他勢力との問題は管轄外だったため、発言を控えていたのだ。
 しかしカレンは、神斗が優香を選んだのには正当な理由があると踏んでいた。

「ああ、優香を選んだのには理由がある。それを今から話そう……すまないが優香、少し席を外してもらえるかな」
「え?う、うん……」

 優香は自分が席を外す理由がわからなかったが、自分には話せないことなのだろうと思い、神斗の指示通りに席を立ち部屋の外に出た。
 知識人で国の政治を担う空実や神々と戦えるほどの力を持つ海乃ではなく、優香を選んだ理由。それは幹部たちを納得させるほどの理由だった。
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