お役御免となったらしいので、魔王側の聖女として再雇用してもらいました〜人はそれを裏ボスと呼ぶ〜

 あらぬ容疑で筆頭聖女の地位を追われたアレキサンドラ。
 魔族の王が住むという黒の谷にある「夕闇の塔」に幽閉されることになったが、実質それは処刑宣告だった。光の魔力を身に宿した聖女は、真っ先に魔物たちに狙われるのだから。
 普通ならば三日と持たずに食い殺されるその環境で、しかし彼女は今日も健やかに目を覚ます。

「おはよう小鳥(※魔物)さんたち。さて、まずはランニングね。素振りは…軽めに五千本にしておこうかしら。あらあら子猫ちゃん(※魔物)、今日も遊びにきたの?」

 バリバリ武闘派の辺境伯の愛娘であるアレキサンドラは、聖女であると同時に最強の戦士でもあったのである!
 ——数ヶ月後。
 筆頭聖女を失った王都が魔族の勢いを抑えられなくなる一方、元聖女は近所で就職活動を始めていた。

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・顔面オリハルコンで無表情、笑顔一つも見せないがド天然でお人好しの最強令嬢が、魔王と仲良くなんやかんやしていくお話です。
・別所でも連載する予定です。
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