黒豹拾いました


森で暮らし始めたオレは、ボロボロになった子猫を拾った。逞しく育ったその子は、どうやら黒豹の獣人だったようだ。

大人になって独り立ちしていくんだなぁ、と父親のような気持ちで送り出そうとしたのだが…

「大好きだよ。だから、俺の側にずっと居てくれるよね?」

そう迫ってくる。おかしいな…?

育て方間違ったか…。でも、美形に育ったし、可愛い息子だ。拒否も出来ないままに流される。



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